透明人間
目を閉じても閉じてなくてもいい
深く呼吸をしてると自分の身体の
重量を意識しなくなる
こんな感覚を知ったのは最近
一心に花を見つめたり
一心に空の雲の行方を見つめたり
そうした時に自分が
どんなベクトルの事も受容して
悲しみ色も、怒り色も、迷い色も
どんな色も近付かない
どの色にもならない
自分の身体・心と出逢える
こんな三次元密度の日常に居ても
…………………
濁りなき透明で生きれる
比喩すると其れは 透明な身体に透明な心という事
透明は無でもガラス細工でもない
きっと柳の様な「しなり」がある
深く深く呼吸をする時
「人は透明人間の始めの一歩」に気付く
自分の重量を抜けた気体の様な
そんな優しさに包まれ
心身の透明に気付く
人は皆、透明な身体と心の持ち主
透明人間になろうと思わなくても
人は生れながら透明人間
優しい存在
人は皆、優しい存在
10 件のコメント
コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。


人は生まれたときは「透明」かもしれません。
ただ、年を重ねていくうちに、少しずつ「色」が
付いていきます。これは避けられないことと思います。
でも、近頃は、少しずつでもいいから付いた「色」が
どんな「色」であるかを確かめていきたいと思っていました。
そんな心情の時にmami7323さんの「透明人間」の詩、
心が洗われる思いがしました。
いつも、ありがとうございます。
いつも素晴らしい
お言葉ありがとうございます。
ちなみにモルディブの海は水色の入浴剤をイタズラして大量に入れちゃったような冗談みたいな色でした٩( 'ω' )و