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馬酔木(あしび)の花

IMG_0492.JPG

馬酔木(あしび)の花です。
4月頃咲いてました。

私は草花は、詳しくないのですが、本に出てくると気になるのです。
この花も、季節になるとみていましたが、名前を知りませんでした。
万葉集の歌を読んでいて、この花はどういう花?と思い、
写真を見ましたところ、ああ、あの花だったのかとわかりました。

磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど見すべき君が在りと言はなくに

この花は殺虫剤に使われるようで、この花を馬が食べると、
酔ったようになるので、馬酔木という名前がついたそうです。

古くは万葉集に出てくるくらいですから、悪い花ではないと思いますが、
室町あたりから、悪しき花(発音、ごろあわせが悪いのか)ということで、
嫌われるようです。


13 件のコメント
1 - 13 / 13
やはり、この花は、奈良でよく見かけますね。
こちらの写真は、大神神社だったと思いますがちょっとうる覚えです。
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
「nemui99さん」「この花を馬が食べると、
酔ったようになるので、馬酔木という名前がついたそうです。」と
言う話は知っていましたが、どんな花かは知りませんでした。どんな
花かわかりありがとうございました。!! 😁😁🐼(^▽^)
☆たけちゃん2さんへ
わ~お^^
でも、こういうことはよくありますね。
ああ、あれでしたか・・・みたいな。
音とか、香りでも。
モノが見えなくても、いつも聞いてる近所のネコの声とかw
10月になったことがわかるキンモクセイの香りとか^^
粋な感じがする花ですね。(^O^)
素朴で凛としているように見えます
住む所 場所で呼名が違うの
ですね?
私の所は「あせび」と呼びますね。
花には毒が有り庭の近辺に植えたら
池の魚がコロリに逝ってしまう
そうだと聞いてます。😇😇😇😇
☆マーママーさんへ
☆レギュラー33さんへ

結構小さくて、かわいいお花です。
香りはあまりないかな・・・
ベル(鈴)みたいです。
白いのとピンクのを見たことがあります。
そうですね。素朴な感じです。

☆71ちゃいさんへ
あせびというのですか。
場所が違うとすこしだけ呼び方が違うのですね^^
ええ?魚が死ぬなんてギョギョッです。
しかもスマイルにわっかがついてるwww

☆71ちゃいさんへ
私のことではないとわかっているのですが、
かわいいなんて言われると、ウレシイ^^;

かわいい花ですが、奈良公園のシカは食べようとしません。
やはり、毒があるのわかってるのかな・・・
シカたち、桜は食べるんですよ。だから、
奈良公園の桜は、おかっぱなんです。
(シカの背の届く高さは食べられてしまって、きれいなおかっぱ刈りになってるwwディアラインともいうようです。)
どうして「馬酔木」なんだろう。
って思っちゃいますよね。

磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど
見すべき君が在りと言はなくに

万葉の歌人達には特別な意味を持つ花(木?)であったようですけど、しかしそう聞いても、やっぱりどうもピンと来ません。

思う所あれども言うに言われず。人も口をつぐむ様な形で弟を失った、その思いを託す花が「馬酔木」であった必然。万葉の時代に「馬酔木」が喚起したであろう諸々のミーニング。
そこに何かがあるに違いないのに。

この歌の背景にあるのは何なのか?何を臭わせ、何を印象付けたかったのか。

そこに潜ませていたのは、
惜別か、諦念か、憎悪か、復讐か。

「馬酔木」がそのキーになるんでしょうけど。きっと豊かな情報がそこには含まれてたんでしょうけど。平安と共に失われてしまったそれを、私達が知る術は最早ありません。

字面通りの解釈しか出来なくて、大伯皇女の表情が見えてこないのが、どうにも口惜しい歌ですね。

奈良公園に行って馬酔木を見たら、何か見えるでしょうかね?
☆wagamiさんへ

おお・・・深い、深い解釈です^^
こちらのコメントを読んで、私もそう思いました。

>惜別か、諦念か、憎悪か、復讐か。

私は今まで、あまり深く考えてませんでしたが、
改めて思いました。
ああ、そうですよ。そうに決まってます・・・
だから馬酔木を選んだのか・・・深いです。

>字面通りの解釈しか出来なくて、大伯皇女の表情が見えてこない
うーん、表現が的確でないかもしれませんが、
「わかる人にしかわからない^^;」、というのが、
スーパーハイレベルな嫌味で、文化の深さを感じました。
ダイレクトに誰にでもわかってしまうと、持統天皇に怒られますよね^^;
(女帝ですし、怒らせたらこわそうwww)

『天上の虹』を読んでみようかな(まだ読んだことがない^^;)??
あのマンガには、大津皇子と馬酔木の花も出てきますか?
>あのマンガには、大津皇子と馬酔木の花も出てきますか?

えーと…。
私、問いかけられているんでしょうか?

ごめんなさい。その漫画を存じ上げません。
というか、この歌も。

そういやそんな歌あった様な…程度でして。とりあえず「馬酔木」をウィキペディアで確認した程度の浅さです。

この歌を詠むに至った、その経緯を考えると、結構な連続ドラマくらいはありそうで。三十一文字に込められた情報を、読む者がどれだけ取り出せるか、って思うんですけど。

当時の様子を知るヒントが現代に残されてれば、少しは違うんでしょうけどねえ。
コンニチハ。馬酔木、素敵です。ふと思い出しました。滋賀県の石山寺に参拝に行った時、馬酔木の開花の時節でお寺の訪問と馬酔木が紐付けです。また昨日、私のページで交流いたしました折、喫茶店の名前で馬酔木というお店があったという事で馬酔木は人を魅せん惹きつける花木なのですね。馬酔木、響きが良いです。
☆wagamiさんへ

あ、スミマセン。
ちょうど、私の読みたい本リストにアップしていた本でしたので、
勝手に紐づけてしまいました。
ひとり歩きですね^^;
余白があるほうが好きだな。
自由に解釈できるから・・・

☆mami7323さんへ

私も自分の中に、そういう特別なものがありますね。
たいていは、それだけで特別になるわけじゃなくて、
記憶と紐づけられています。
その時、そこにいたときに、咲いていた花とか、
季節や音が、全部記憶の中に練りこまれていて、
それを見ただけで、いい印象や悪い印象がついてしまっています。
お店の名前に馬酔木をつけたということは、
きっといい記憶と結びついていたのでしょうね。
名前にはきっと込められた意味がありますね^^
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