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スペインでの通信環境メモ(2019/6)

buchou
buchouさん
レギュラー

2019年6月の上旬から中旬にかけて、1週間程度スペインをドライブ旅行してきましたので、その際に使用したSIMの感想等、ちょっとしたメモを残します。
今回は個人旅行で、レンタカーを借りて、バルセロナから反時計回りにブルゴス、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、アルコス・デ・ラ・フロンテーラ、クエンカ、そしてバルセロナに戻るという7泊ではかなり強硬な日程を組みました。あまり時間をかけられないので、simカードは全て日本で購入した物を持ち込みました。

CMLink(グローバル)
HUAWEIのP10Plusにナビ用として挿入。
今回は何故か日本でSoftbankの電波を拾わず、スペインについても手動でキャリアを設定しないと繋がらなかったり、繋がっても頻繁に接続が切れるなど不安定な状況が3,4日続いた。その後何故か安定し、通常通り問題無く使用できた。ローミング先はMovistar、Orangeが確認できた。エリアに関しては、他のSIMと比べてもかなり有利な印象を受けた。EEと甲乙が付けがたい。
私はドライブの際、Googlemapをナビとして、地図では無く衛星写真表示にするのが好みなので、CMLinkの1日500Mはこの目的に調度良い容量です。

sim2fly(world wide 4Gbyte 15日)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B077NZRZLN
おなじみのAISのsim2flyです。去年購入してそろそろ期限が迫っているので、同行した友人のgalaxyS8(ドコモ版)に挿して使用。対応バンドがかなり厳しいですが、とりあえずは問題無く利用できました。やはりルーターが無い環境でも通信ができるのは便利。

Vodafone(UK)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07LBMH45C
なんとなく気になったのでAmazonで購入し、メインのHUAWEI P20Pro 香港版に挿して使用。毎日500Mが使用出来るというちょっと変わったプランのsim、vodafoneのページで調べてみたが、該当するプランがどれかは分からなかった。他のローミングSIMに比べるとキャリアが限定(VodafoneES)される分エリア的に不利になるかと思ったが、実際に使用してみると3Gの箇所が多くは感じるが問題は全く無かった。

EE
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B074HCC76G/
Huawei E5885に挿して使用。最初にEEのwebにアクセスしてアクティベーションを行う必要がある。APNが設定されていれば、アクティベーションページには自動的に繋がる。アクティベーション後の動作は極めて安定、エリアもCMLinkと並んでかなり広く感じた。確認できたローミング先は、Movistar、Orange。今回持ち込んだsimの中で最も安定し、エリアも広く思えたため、これが最もおすすめできるsimである。

Three
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B079XVFKV9
おなじみのThree.co.uk 12Gsimです。バックアップのつもりで購入して持ち込みました。が、後述するTransatelの問題から、利用頻度がかなり高くなりました。実際に使用してみると、4Gで繋がるエリアもかなり広く、実用上何の問題もありませんでした。値段もかなり安いため、節約したい場合はこれだけでも十分といった感。

transatel
https://www.transatel-datasim.com/
公式サイトからスペインの10Gsim(20ユーロ程度)を購入
Glocalme G3に挿して使おうと思ったが、transatelのユーザーサイト以外何故か全く繋がらない。仕方なくメールでサポートに問い合わせ。3日後に返信「simに問題は無いからFAQを読んで試して見ろ」との回答。設定は全く変更していないが、何故かそのメールの後、繋がるようになった。ただし、帰国前日。速度は20M前後と割と高速。帰りの機内用のコンテンツをダウンロードするためだけに10Gを使用した。


総評
スペインのネットワーク環境はかなり恵まれており、CMLinkの一部日程、transatelの問題を除けはどれを用いても問題無いレベルであった。
今回パラドールを中心に7泊ホテルに泊まったが、どのホテルにおいても数Mbps程度で安定的wifi接続を行う事ができた。速度は速く無いが、通常の使用であれば十分であった。
面白味に欠けるレポートで申しわけ無いが、どのsimでも、エリア・速度に不満が無く使用ができ、さらにwifiも充実しているので「お好きなsimをお好きな容量だけどうぞ」というのが結論である。

なお、スペインとは関係が無いが、目的地までの間でトランジットがある場合は、その空港で使えるsimが挿してあるかが、案外重要だと思えた。航空会社にもよるが、トランジットの際のゲート情報がメールやFBメッセンジャーで送られて来る場合がある。些細な事ではあるが、空港到着と同時に情報が手に入るのは心強い。simの選択はトランジットも考慮するのが良いと思う。


7 件のコメント
1 - 7 / 7
ThreeのSIMはUK以外は3Gと思っていたのですが、USではAT&Tで4Gでした。が、ブラジルはVivoで3Gでした。残念。
我家での直近のSIM2Flyは、UKではEEで4G、アルゼンチンではCLARO ARで3Gでした。
SIM2Flyの追加です。
USではT-mobileで4G、メキシコではTELCELで4Gでした。
>その空港で使えるsimが挿してあるかが、案外重要だと思えた

私が利用した空港の場合は、大体どこもWIFiが使えたような記憶がありますが、使えない空港もあるかもしれないですね。
楽しく読ませていただきました!
どうしても、頭の中では「水曜どうでしょう」の、
ヨーロッパ横断リベンジ編の映像が流れ、楽しそうだなぁ…
という印象しか残りませんでした。
いい旅行だったんですね。いきたいですねぇ…
buchou
buchouさん・投稿者
レギュラー
>Dark Side of the Moonさん

空港には大体wifiがありますが、案外設定が面倒なwifiも多かったりします。
sms認証が必要だったり・・・(例:タシュケントの空港)
そこで、機内モードを解除しただけで使えるようになるsimは、トランジット等で時間が無い場所では心強いです。
buchou
buchouさん・投稿者
レギュラー
>docoaさん

どうでしょうのヨーロッパ20カ国、スペインに大分フォーカスしていましたよね。
今回2回目のスペインだったのですが、前回はあまり良い宿に泊まれなかったので、今回はパラドールを中心に泊まりました。
どうでしょうに出てきた場所としては、クエンカとアルコス・デ・ラ・フロンテーラのパラドールに泊まりましたがどちらもかなり良かったですよ。
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