ZenFone Max Pro (M2) (ZB631KL)のバッテリーはどれだけもつか
- モバイル・IT端末
- その他
ZenFone Max Pro (M2) (ZB631KL)の製造不良による交換品が到着したので、バッテリーの持続時間テストをしてみました。
今回、対応Bandが本来よりも少なかったというのが問題でした。
画像は、交換前の不良品の電波受信状態を表示しています。Signal Check(携帯電波確認)というアプリを使っています。
真ん中に今現在通信を行っているBand、その下にNeighbor Cellとして通信は行っていないが電波が受信できているBandが表示されています。
画像左がドコモsimで、Band1のみ、
画像真ん中がau simでBand1のみ、
画像右がソフトバンクsimでBand1、3、8が表示されています。
交換品では、
画像左がドコモsimで、Band1、19(あとW-CDMAのBand6)、
画像真ん中がau simでBand1、18、41、
画像右がソフトバンクsimでBand1、3、8、41が表示されています。
ソフトバンクsimはmineoのSプランなので、Band41は実際には使えないです。
あとスマホ自体はBand28にも対応しているのですが、電波が弱いせいか、アプリでは表示されませんでした。
さて、ZenFone Max Pro (M2) (ZB631KL)の最大の特徴は、バッテリーに大容量5000mAhを搭載していることです。この大容量5000mAhというのがどの程度の能力なのか試してみることにしました。
dTVアプリで映画を再生して、何時間動画を見ることができるか試してみようということです。
①バック・トゥ・ザ・フューチャー 上映時間 1時間56分
②バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2 上映時間 1時間48分
③バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3 上映時間 1時間58分
これを順番に連続して再生していって、どこまで見られるのかやってみました。
使ったsimは、CMLink japanのドコモsimです。
https://mobile.cmlink.com/jp/plans/
このsimは外国人旅行者向けで1カ月有効、クレジットカードで利用料金を払えば1カ月ごとに有効期間を更新できるというものです。このsimの特徴は、3GBなら3GBという契約容量を使い切った後は384kbpsでずっと通信ができるところにあります。映画を何本も見ていたらたちまちパケットデータを大量に消費してしまうので、無駄にお金を使わないようにこのsimを使うことにしました。
画像は上下に2枚張り合わせてありますが、画像の上側、映画を再生して1~2分の間はどうしても円形カーソルがくるくる回っています。その後落ち着くと、画像の下側のようにずっと安定して再生できるようになります。
バッテリーは最初93%ありました。
SIMは一応2枚入れてあります。
前の画像にあるように、実際の使用状況に近くなるよう、イヤホンで普通に聞こえる程度にボリュームを上げてあります。
①バック・トゥ・ザ・フューチャー 上映時間 1時間56分 を再生し終わったときの状況です。
バッテリーは80%にまで減りました。
スピードテストをやると下り0.55Mbpsです。
一応384kbpsということになっているのですが、それよりはいつも高く出て、大体500kbps前後となります。
CMLink japanはOCNモバイルONEから回線を買っているようです。OCNモバイルONEはバースト転送が有効になっていて、低速時でも150KBまでは通常と同じような速度が出ます。グラフを見ると、最初ポンと高くなって、そこから速度が落ちていっているのがわかります。こういう点は、動画再生に多少有利に働くことになるかもしれません。
次、②バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2 上映時間 1時間48分 を再生しました。
バッテリーは66%まで減少しました。
今回もスピードテストを行ってみましたが、下り0.51Mbpsでした。
今度は、③バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3 上映時間 1時間58分 を再生しました。
バッテリーは43%にまで減りました。
今回のスピードテストの結果は、下り0.47Mbpsでした。
最初に戻って、①バック・トゥ・ザ・フューチャー 上映時間 1時間56分 を再生しました。
バッテリーは23%にまで減りました。
今回のスピードテストの結果は、下り0.49Mbpsでした。
バッテリー残量が23%、あと約2時間38分とか表示されているので、まだいけるかと思い、実はこの後、
②バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2 上映時間 1時間48分
を再生しようとしたのですが、最後まで再生できず、1時間40分くらいのところで電池切れになってしまいました。
普通は電池が完全に切れるまでスマホを使う人はいないわけで、これはちょっとやり過ぎたかなという感じです。
結局、2時間弱の映画を4本連続して再生してもまだ20%くらいはバッテリーが残っているということで、新幹線なんかでどこかへ旅行するときでも安心して動画を見ていられることが確認できました。
朝から晩までどこかへ遠出するときなんかにうってつけのスマホだと思います。
ほかの性能は試していないのでよくわかりませんが、発売価格が通常で3万5,000円前後ですので、価格相応なのではないかと思います。
この端末は持っていないので、主題の内容にはあまり興味が無いのですが、Signal Checkについてちょっと気になり、インストールしてみました。
これは、SIMを2枚刺せるDSDS、DSDVの場合、どのように表示されるのですかね?
SIM2側を指定するスイッチらしきものは探し出せませんでした。
もしわかれば教えてください。
アプリの話ですが、画像を見てください。
現在スマホにはドコモsimとソフトバンクsimが入っています。
Band1でEarfcnが276のものと475のものの2つが表示されています。
また、ドコモのBand19とソフトバンクのBand41が表示されています。
このアプリでは、どうやらごっちゃになって表示されてしまうようです。
それで、しょうがないので、各simごとに調べるときには、スマホ本体の設定で片っ方のsimを無効にして調べています。
面白そうなので、私もいろいろとテストしてみようと思います。
やはりバッテリーは魅力ですね!