ペイ祭りに、乗らなかった!。~BS4K放送チューナーを買う?!の巻
12月31日をもっていったん終息したペイ祭り。今回、あれこれ手を出してみましたが、筆者的にペイ祭りの「本命」だったのは、昨年12月から本放送が始まったBS4K放送を受信するためのチューナー。20%バックがもらえるペイペイ祭りからずっと狙っていたが、結局これには手を出すことなく終わってしまった。
ちなみに、わが家の4Kテレビ、マイネオの紹介キャンペーンでためたamazonギフト券で買いました。乗り換えの顛末をとあるキュレーションサイト(現在は閉鎖)に投稿したところ、アクセスが集まり、かなりまとまった金額を手にすることができた。
なんで結局手を出さなかったという理由は、ひとつはペイペイ祭りが予想外に早く終わってしまったということがあるが、ほかにもいくつかある。それを説明する前に、まず、BS4K放送チューナーが現状どうなっているのかというのをまとめてみたい。
現在、商品自体は8社から発売されているが、パナソニック・ピクセラ・フナイのグループ、およびシャープ・IOデータ・マスプロ電工の商品は現物を店頭で見ればわかるが、それぞれブランドステッカー以外は全く同じで、モデルとしては4種類である。ただしリモコンの形はちょっと違い、ピクセラはテンキーがないのでちょっと落ちる。
この4種類、中身はちょっとずつ違っていて、一番リッチなのはソニーである。4K放送がダブルチューナーで、裏番組録画ができる唯一のモデルである。ただ、お値段もそれなりに高く、1月3日現在だいたい5万円台から。一方、最もシンプルなのはシャープのグループで、4K放送シングルチューナーのみ搭載、従来放送3波(地デジ・BS・CS)はテレビ側のチューナーで受信するという構成である。東芝製は4Kシングル+3波ダブルチューナーつき。録画を目いっぱいする人にはいいかもしれないが、メリットになるかならないかは、手持ちのテレビの仕様によるだろう。お値段的にはシャープ製2万円台前半から、東芝製3万円台から。
お得感があるのはパナソニックのグループで、android TV内蔵で、これはいわゆる「スマートテレビ」機能で、ネットにつなげば動画ストリーミングサービスの視聴などができるようになるというものである。4Kテレビの場合、本放送が始まるまでは、4Kコンテンツは「スマートテレビ」以外ではほとんど視聴のしようがなかったので、この機能はだいたいの4Kテレビにはもともとついているが、規格が乱立しており、規格によっては対応しているサービスが少ないという場合もある。android TVはいまのところ一番対応しているサービスが多く、アップデートも頻繁に行われているので、けっこう使い道はありそうな感じがする。
微妙な点は、3波含めてシングルチューナーなので、録画するつもりの人はテレビ側とチューナー側両方にHDDが要りそう、また本体にアンテナスルー端子がないので、配線がごちゃごちゃしそう…とか挙げられる(表では録画出力が▲になっているが、18年12月25日からアップデータで対応)。
というわけで、手持ちのテレビとメーカーを合わせたいという場合もあるだろうが、筆者の場合、手持ちの4KテレビはLG製、スマートテレビ機能は独自OSでいまいちなので、パナソニックのグループに狙いを定めていた。が、結局手を出さなかった理由。ひとつは、値段が下落傾向にあること。特に、シャープのグループはペイペイ祭りの時点と比較して1万円近く下がっており、20%バックがパーになる勢いである。転売市場での価格はさらに下がっている感じがする。そもそも、物を見た感じ、2、3万もするデバイスにはとても見えず、適正価格は実質価格で15,000円、本音を言えば9,980円くらいが妥当じゃないの?…。
もうひとつは、かなり根源的な問題であるのだが、BS4K放送に、魅力的なコンテンツが非常に少ないということ。スポーツ中継とかはほとんどなくて、テレビショッピングばっかり。半分くらい占めてるんじゃない?。というわけで、長期戦で狙ってみたいと思う。
スポーツなどは沢山のカメラを持ち込むから、まだ遅れてるのでしょう
ですが、スポーツは高解像度の需要が高いコンテンツですから、比較的早く実現すると思いますよ
#東京オリンピックまでに一通り機材を揃えるんじゃないかな
でも、チューナーが4種類に集約される話、面白いですね
第一グループはピクセラの設計で、第二グループはIOデータの設計ですかね(^^)
m(_ _)m
ウチはメインTVがテレパソなので、ピクセラのPIX-DT510の単体販売を待っています。