iOS 12.1で eSIM関連 の話題が急増中… 11/01追記 IIJ eUICC対応トライ
にわかに脚光を浴びてきた IIJmioフルMVNOのeSIM対応。↑ (音声未対応?… だと思うけど…) Twitter.com で { IIJ eSIM } で検索すると…皆さんの期待が色々と出てきています。
一方で、キャリアのeSIM対応はイマイチ霧の中。 例えば Appleのお膝下、米国の AT&T でも四苦八苦している模様~ ↓
日本国キャリア3社はどうなっているのでしょうかね~
eSIM対応に一年も掛かるとしたら、次のモデルが出てきちゃうでしょ…(笑)
そんな今、IIJの技術イベント「11月22日…IIJのフルMVNOによるeSIMの対応に向けた取り組みについてもご紹介します」…だって。。。↓
年内は無理としても、どんな形になるか分かりませんが、「 IIJmio eSIM対応します~」な~んて発表が 来年春先? くらいにあるとすれば、MVNOも 大幅割引き&バラ撒き 競争とは違う楽しみになってるんですけどね~
さて、どう流れていきますかね。。。
11/01 追記 : IIJ eUICC対応トライ
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↑ さと さんから、Twitterの最新記事ご紹介がありましたので、IIJmio の最新ツイートを追記します。 上の写真は docomo(本家キャリア契約)と IIJmio-D (PLMN=44003フルMVNO)が共存している状態ですね。
現時点のこの状態は、docomo(本家キャリア契約)はキャリアSIMとして物理スロットに、IIJmio(PLMN=44003)は SM-DP+経由でeSIMロードされている状態かと想像しています。もし間違っていたらご容赦下さいね !
さと さん、ありがとうございます。
ソフトバンクの出方次第では国内初のiPhone eSIM対応も出来そうです。(^^
iPhone XS/XS MAX/XRを使用している訪日外国人向けにこのサービスを展開
すると面白いかもしれません。
その点、フルMVNO版のIIJはAPNプロファイル不要なので、サービス化の障壁が低そうです。
mineoもフルMVNO化してeSIM対応すると他MVNOに先ずることができますね。
IIJmioをeSIM、UQ mobileをSIMスロットに入れてのデュアル使いが夢じゃなくなりそうです
ただ、iPhone買わなきゃなりませんが(^^;
| eSIMの対応に向けた取り組みについても
| ご紹介します」…だって。
スピーカーは、大内さんのようです。
参加エントリしたので懇親会でも直接お話しできる事を期待しています。
iPhoneでもデュアルスタンバイが可能になれば、2台持ちの煩わしさから解放されそうです。
IIJがeSIM始めたら結構増えそうですね。
でも私も2台持ちですが、電話しながらスマホで書類確認したりスケジュールチェックするので、やっぱり2台の方が都合いいです^^
だけど、上のツイートにある「auのVoLTE」が使えているというのが謎。
IIJmioのフルMVNO SIMってドコモだけじゃなかったんでしたっけ?
au網も使えるんですかね?
ここの人はいそうですよね。私も周りに見せびらかしたいだけで買いたくなりますね^^
それでもやっぱり手が出ませんが^^;
>IIJがeSIMでauVoLTEがnanoSIMということではないのですか?
なるほどー!理解しました。
そういえば、フルMVNOってデータ通信のみで音声無しでしたね。
>ここの人はいそうですよね。
あ、コメント消しちゃいました。下記書いていました。前後してごめんなさい。
IIJmioがeSIMサービス開始したら、eSIM使いたさにiPhoneXR買って乗り換える!
>Kanon好き さん
はい、IIJmio-eSIM対応は、現行 Japan Travel SIM (PLMN=44003)のSM-DP+対応が第一ステップで、当面のアプローとかと思っています。
>ゆりこネット さん
>APNプロファイルをSIMごとに指定できないのが難点…
はい、その通りで、現行の日本のMVNOサービスが xxx.mobileconfigを必須とする限りeSIM利用は非常に限定されてしまいます。その点、海外SIMサービスの多くは xxx.mobileconfigファイルを使わないので、eSIMとの不都合は発生しないと思われます。
>BENPHONE さん
>IIJmioをeSIM、UQ mobileをSIMスロットに入れて…
はい、IIJmio が将来的に IIJmio-DサービスのeSIM対応出来た暁には、UQmobile-SIM(APNプロファイル不要)とのデュアルは現実性のある組み合わせですね。 ただ、IIJのeSIM対応の第一ステップは、Kanon好きさんへのレスにも書きましたが、Japan Travel SIM (PLMN=44003)サービスのSM-DP+対応(eUICC対応)だと想像しています。
>参加エントリしたので…
おおお、公開MTGでは出てこない、突っ込んだ裏話のフィードバックを是非お願いします(笑)
>所沢条司 さん
>iPhoneでもデュアルスタンバイが可能になれば…
Appleの思惑としては、
① メイン(キャリア契約)SIM の eUICC対応 (各キャリア)
② グローバル・プリペイドサービスSIM の eUICC対応 (Gigsky, Truphoneサービス)
③ ローカル・プリペイドSIMサービス のeUICC対応
これらに加えて、
④ 物理スロットを試用した追加オプション・サービス (何でもあり)
というキャリア優先の順位かと思います。MVNOサービスx2の組み合わせとしては、BENPHONEさんの、IIJ+UQmobileくらいが当面の選択肢ではないでしょうかね。
>minnin80s さん
>IIJがeSIM始めたら結構増えそうですね…
はい、期待は大きいですが、暫くの間は自由度の少ない、制約ばかりが目立つサービスになってしまうのではないでしょうか。
>音声丸ごと格安契約は賛成できません…
格安SIM(MVNO)で音声サービスの eUICC対応は、現時点ではIIJでもまったく予想の立たない領域かと思います。 b-Mobileの社長さんが「音声を含めたフルMVNO一番乗り…」をめざしているようなので、まずはその辺りがクリアーされないと。。。
>さと さん
> IIJ eSIM 試行の写真
おおお、いい写真ですね~ 2キャリア, IIJ (PLMN-44003)サービス と docomo(本家)サービスが並んで表示され、アンテナ・バーがスプリット表示されるのが特徴ですね。
>やまだしろう さん
>ソフトバンク+LINEモバイルでデュアルみたいな夢のあるプランを…
これはあながち無理な組み合わせでもなさそうです。LINEモバイルが現行のLINEmob-Sサービスのxxx.mobileconfigファイル・インストを止めて、ソフトバンクのキャリアバンドルの中で設定するように変更したら済です完了です。SBのキャリア部分の eUICC対応が出来れば、この実現は案外早いかもですね。
だから、使えるnano SIMはキャリアかサブブランドになってしまうんだ…
えー。欲しい気持ちが半減。
> APN構成プロファイルを入れると、両方のSIMに効いてしまうんですね?
>だから、使えるnano SIMはキャリアかサブブランドになってしまうんだ…
はい、たぶん現時点では。。。そうなるかと思います。
例えばですけれど、IIJmio-D(PLMN=44003)をeSIM領域で利用できたとした場合、物理nanoスロットで利用できるのは、(現時点では)
① 日本国内、海外・キャリア契約SIM (キャリアバンドルでOK)
② xxx.mobileconfig不要の、APN自動設定のSIM : 例えば、UQmobile SIM(の一部?), タイ系ローミングSIM(SIM2Fly等)、香港系ローミングSIM、EU系ローミングSIM(EE等)…等
③ xxx.mobileconfig不要の、APN手動設定のSIM : 例えば, 香港系ローミングSIM(MB等)、EU系ローミングSIM(Lycamobile等)
こんな感じなのかと想像するわけです。
海外で入手できるプリペイドSIMは、多くが「APN自動設定」、または 「APN手動設定」のSIMです。iPhoneはそれらのAPN情報を個別/独立して何処かに保存してくれているらしいので、複数のAPN設定が可能になっている感じです。
どうやらAPN設定に「xxx.mobileconfig」ファイルをインストールすると、それがオールマイティーかのように全てのSIM設定に優先して適用されてしまうらしく、その結果、問題を起こすことになるような感じですかね。 iPhoneのeSIM利用者に関しては、国内MVNOは当面のところチョット辛い立場に立たされるかもです。
あ、ご連絡が遅くなりましたが、IIJの最新ツイートと石野氏の記事、お知らせ頂きありがとうございました。本文に追記させて頂きました。
iPhoneでのDSDSももうすぐ? IIJがeSIMの実験に成功
http://simdojo.jp/archives/77472096.html
eSIM と言われる仕組みは簡単に言うと 「書き換えできるSIM」という表現で置き換えられると思いますが、この「書き換えられる…」という中身には幾つか異なる仕組みがあります。
① 「マルチ IMSI SIM」方式と言って、
1つのSIMの中に複数のをIMSI(接続プラン)を保存していて、必要に応じて(例えば海外に出た時)、IMSI一覧より適当などれかを選んで利用するもの。 言い換えれば、「スマホのSIMに既に保存しているIMSIを切替えて」 利用する方式。 ( 例えば、以前の iPadのみで利用で来た Apple-SIM のようなもの)
② 「クラウドSIM形式」方式と言って、
利用するIMSI(接続プラン)がスマートフォンやSIMではなくクラウド上に存在し、必要に応じてスマートフォンに都度ダウンロードして利用する方式。 この場合のダウンロードされるIMSI(接続プラン)は、クラウド上に事前設定されている所定のプランから事前に選択購入することになります。( 例えば、GlocalMe、AIRsim のタイプ) GlocalMeの場合、このクラウド上にあるIMSIプランを「SIMバンク」と呼んでいます。
③ 「GSMA標準のeSIM」方式と言って、
eSIMに所定の規格に則った情報のセットである「eUICCプロファイル」をインターネットを経由してダウンロードして利用します。 「eUICCプロファイル」はeSIM内に複数保存することが出来て、一旦保存されると、切り換えによって選択利用できます。
なので「クラウドSIM」と「GSMA標準のeSIM」の違いとは、前者がクラウドに事前設定保存されているIMSI(接続プラン・SIMバンク)から選択ダウンロードして利用するのに対して、後者はGSMA規格に則った「eUICCプロファイル」を提供されることにより、ユーザーは接続プラン内容を自由に決められることにあります。
誰がこのGSMA規格に則った「eUICCプロファイル」を提供出来る…??? 現在、国内で可能なのは、キャリア各社と IIJ-(44003)くらいかと予想されています。
↑【参考】ITmedia : MVNOの深イイ話:
新iPhoneも対応した「eSIM」とは何か メリットと課題を解説
http://www.itmedia.co.jp/mobile/spv/1811/15/news050.html