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携帯料金の”4割下げ”、競争が進めばMVNOはかえって苦境に…?


AbemaTIMES「携帯電話料金の”4割引き下げ論”、競争が進めばMVNOはかえって苦境に…?小林史明前総務政務官に聞く」
http://blogos.com/article/333672/

…小林議員(NTTドコモから政治家に転身)は「3社が下げてきたら、回線を借りてビジネスをやっているMVNOとしては勝機がなくなる。さらに料金の水準を下げざるを得なくなれば経営がきつくなっていく。自分たちではこれ以上回線レンタル料を下げられないので、ここをまず見直していく。IoTサービスや決済回り、観光などを含めて、そういうところで特徴を出していこうというのはそもそもMVNOに期待されているところなので、そろそろ次のステージにいきませんか、という段階だ」と訴えた。

→それができれば世話ないですが…


…一方、三上氏(ITジャーナリスト)は「小手先だけで全然安くならないと思っている。大手3社は儲かっていて、お客さんもいる状態なので、実際は下げないと思う。まずユーザー自身が料金を見直してほしい。家計の固定費の中で、通信費は最も大きいと思う。これを格安スマホに切り替えるだけで、月に数千円は安くなる。この際、"大手3社は高い、値下げしろ"と騒ぐのではなく、"大手3社はやめよう"と、みんなが移動すればいい。そうすれば3社はビビって"うちも下げなきゃ"となるはずだ。夕方と昼間は通信が遅くなることさえ承知していれば問題ないし、私もメインは格安スマホだ」。

→これが現実的な感覚でしょうね。
→大手3社がやるとしても、使いにくい格安プランを追加するだけで、優良長期契約者の料金をまるまる安くしたり、競争相手であるMVNOへの回線レンタル料を大きく引き下げるなんてことはまずしないでしょう。



(追記)
眉唾だけど、面白い記事が見つかりました。

「来年10月に携帯料金値下げ 5Gめぐるまことしやかな“密約”」
https://news.nifty.com/article/domestic/gendai/12136-110873/

…菅長官は携帯料金を「4割程度下げられる」としている。「4割」の値下げが実現すると、一般家庭は、消費税増税の負担分を、ほぼカバーできる計算だ。2018年版の「情報通信白書」によると、1世帯当たりの年間の消費支出は約290万円で、そのうち移動電話通信料は約10万円だ。携帯料金が4割下がれば4万円が浮く。それに対し、消費税率2%アップによる一般家庭の負担額は約6万円と試算されている。

…すっかり菅長官は、ぼったくり企業にメスを入れる“庶民の味方”を演じている。携帯会社は、安倍政権の越権行為にカンカンに怒ってもよさそうだが、なぜかおとなしい。

…携帯会社の関係者がこっそりと話す。
「携帯会社は5Gのビジネスを念頭に、いま官邸に恩を売っているのです」

…5G(第5世代移動通信システム)は、超大容量のデータを瞬時に送受信できる次世代の通信規格。IoTの普及や自動運転には不可欠だ。携帯会社も5Gを主戦場と捉えている。実用化は2020年だ。

…「もともと携帯会社は、5Gへの移行に伴い、遅くとも20年には、現行4Gの携帯料金を大幅に下げることを検討していました。だから、菅長官の『1年後、4割』は、『想定よりやや大幅で、時期が早まる』程度の受け止めですよ。4G携帯の値下げで官邸に協力しておけば、5Gの電波割り当てもスムーズに認められ、5G携帯の価格設定も自主的にできる。実際、菅長官は『今の携帯料金は高い』と言っていて、5Gには言及していません」


→さて、どうなることやら。





23 件のコメント
1 - 23 / 23
一番懸念されるのは、ドコモ・KDDI・ソフトバンクが自分たちの料金を値下げする一方で、利益を維持するため回線接続料を値上げもしくは販売単位を引き下げる(10MBあたり→例えば5MBあたりに)ことではないでしょうか。

回線接続料の値上げもしくは販売単位の引き下げはmineoを含むMVNO事業者は大打撃になってしまいます。
こうなってくると、大手キャリア傘下のUQ(...は微妙ですが)・BIGLOBE・LINE MOBILEが圧倒的有利で、力のあるmineo・OCN・IIJすらピンチ!となりかねませんね。
〉三上氏(ITジャーナリスト)は「小手先だけで全然安くならないと思っている。大手3社は儲かっていて、お客さんもいる状態なので、実際は下げないと思う。

俺もこの感覚です。
通信キャリアだけでなく、皆さんお勤めの民間企業も法律というルールの範囲内で利益を出すためにプレイしているはず。
だからルール内でプレイしているのを審判がプレイヤーにアレコレ言う点に違和感があるんですよね。

もちろん、スポーツでは危険プレイでイエローカードを出すケースはあるけど、自由競争でキャリアに人が集まっているのだから、イエローカードを出すレベルなのかな〜という。
(経済ニュースみてる感じ、イエローカードのヤバイ企業活動はこんなんじゃありませんしw)

もし、キャリアに問題があるとするなら、合理的な理由を挙げた上でルール側を改善するのが妥当だと思っています。

過去にも書いたけど、政府が進めたMVNOを更に推せば、結果的に世帯支出に占める通信費の割合も減って、政府の懸念は払拭されるはずなんだし。
携帯料金が高いと総務省が言うのは、格安 SIM はもちろん、MNPを利用できない多くの利用者にとって高いということです。
その人たちの料金を下げれば、そうではない人のケイタイに使う支出が増えるのは当然だと思います。

つまりマイネ王に関係のない人の料金を下げたいということでしょう。
wzjmさん

それはMVNOにとっては最悪のシナリオですね。
現状の大手3社体制では素直に値下げすると思えないですが、楽天の出方次第では動く可能性もあり…か?
トッチンさん

>政府が進めたMVNOを更に推せば

政府が特定の業種(MVNO)を露骨に推奨することができないから、こんな全方位的なやり方になってしまうんでしょうね。
月の虹さん

>つまりマイネ王に関係のない人の料金を下げたいということでしょう

それはそうなんですが、こんな掛け声で本当に下がるのかということと、逆に下がったら下がったで今度はMVNOの経営が厳しくなる(つまりmineoの経営も厳しくなる)ということです。
政府に期待しても無理な可能性が高いでしょう。
理屈としてはテレビ局と同じでしょう。国民の財産である限られた電波を占有すると、結局は金もうけが主たる目的である民間企業は既得権である独占体制に胡坐をかかざるをえない、あくまでも既得権益をベースに競争を展開する。下手に政府が介入すると、金の使い道に困っているようなNHKが利権を持った政治家や役人の立場を利用して、さらに自分の立場を強くしようとする動きを初めて目的を達成してしまう。
テレビが衰退したのがネットであったように、ダイレクトにそこに働きかけるよりも別の切り口で競争相手が生まれたほうが早いのではないでしょうか。オリンピックでWiFiの普及も進むでしょうから、simはおまけ程度でMVNOで十分だと私は思っています。弱弱しいとはいえMVNOの普及があるからこそ、キャリアが対抗上ワイモバイルやUQで仕掛けている面も強い気がします。

IMG_7378.PNG

Dさん
〉政府が特定の業種(MVNO)を露骨に推奨することができないから

う〜ん…
政府が特定の業種(キャリア)を露骨に非難するのは許されるけど、推奨が許されるというのはちょっと疑問がでちゃいますけどね(^^;

しかも、経産省は特定の企業を讃えたりもしてますし。(写真)

あと、個人的には(キャリアを)非難して解決を図るより、(MVNOを)褒めて伸ばすやり方もあって良いんじゃないか?と思ったりもします(o^^o)
小林政務官、この間ラジオ日経の石川温さんのスマホno.1メディアに出てた人ですね。普通のお役所の人より、この業界の事情に詳しいですねやっぱり。個人的にはMVNO業界が盛り上がるよう応援したいですね、キャリアの通信サービスは自由度が少なく(節約モードなど)使いにくいですので。未来でもしキャリアしか選択肢がなくなってしまったら、また戻るしかないですがそんな日が来ませんように…。
基地局幹線設備を既存大手キャリア3社から切り離して一つの新会社にまとめ直し、既存大手キャリア3社もその新会社から回線を借りるMVNOにしてしまえ〜〜〜、という意見がそのうち出てきそう。
ダータンスヒルビリーさん
NHKは競争原理が働かず、選択肢のなさに対して私は否定的です。
分社して競争させるか、オプション(娯楽番組など)がないパターンの契約料も設けてくれればいいのに…。
理屈としては、MNOが値下げした割合とほぼ同率で、MVNOに対する回線接続料金も下げなければおかしな話で、小売り料金だけ下げて大口料金を維持するなんて、おかしな話かと。

料金下げる前にMNOが簡単に出来る事、契約の縛り期間の撤廃(明日からでも実施可能な話)があるのではなかろうか。
変に値下げして格安潰した後にしれっと値上げされても困るので悪どく儲けてもらってたほうがありがたいです。
「携帯料金が高くて困っている方はMVNOに移りましょう。政府が皆様の移行を全面的にバックアップいたします。」なんて広報を打ったら大移動が始まるでしょうね。

と同時に、「遅いぞ〜」というクレームの嵐になるかも…
ユーザー側が料金プランに関する勉強すれば、現状でも安くなる可能性は十分にあります。
料金プランよりも、知らない高齢者を騙すような代理店のやり口をなんとかすべきだと感じます。
高いとボヤくだけの人は、料金プランの見直しすらしないですので…。(滝汗)
ムーアの法則的な話で
通信の流動性の向上や利用量の増加に伴って
1.5年で今の1.5~2倍程度の最低限の通信利用が増えるとする。
景気は向上せず、料金据え置きで、通信量が1.5~2倍になると
ざくっと4割ほど費用が下がる。
固定費があるので今の料金体系から下がるとは思えないが
値段そのまま容量○○倍なんてそろそろ始まってません?

上記を加味すれば、料金が4割さがらずとも、
4割高いと言われた料金が諸外国並み、なんて表現は自在に可能
まぁ、国民のご機嫌取り(票集め)だろうから引き際はこんなんじゃないでしょうか?


全体を下方に集約したら最下方は圧死しちゃうし選択の余地があればあとは自由でいいと思うのですがね~。政府の方針はよくわからん。
眉唾だけど、面白い記事が見つかったので、追記しておきました。

「来年10月に携帯料金値下げ 5Gめぐるまことしやかな“密約”」
https://news.nifty.com/article/domestic/gendai/12136-110873/

…「もともと携帯会社は、5Gへの移行に伴い、遅くとも20年には、現行4Gの携帯料金を大幅に下げることを検討していました。だから、菅長官の『1年後、4割』は、『想定よりやや大幅で、時期が早まる』程度の受け止めですよ。4G携帯の値下げで官邸に協力しておけば、5Gの電波割り当てもスムーズに認められ、5G携帯の価格設定も自主的にできる。実際、菅長官は『今の携帯料金は高い』と言っていて、5Gには言及していません」
ちょっと前の記事ですが…

「ドコモ、5G化で値上げしない方針 100GBの料金、現行の10GBを参考に」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1807/12/news059.html

…5Gは通信速度が現行の主流規格の4Gの10倍以上になるため、データ通信量も速度に比例して飛躍的に増加する見通し。ただ、通信料金をデータの使用量に比例して増やせば、利用料金が大幅に高くなる。吉沢氏は「速度が10倍なら料金を10分の1、速度が20倍なら20分の1にできるように通信ネットワークの技術を高め、コストを削減しなければいけない」と強調した。

…現在、ドコモは個人向けにデータ通信量10ギガバイトのプランを6千円で提供しているが、5Gの場合は通信量が10倍の100ギガバイトのプランで、この水準を参考に料金設定するとみられる。
かくいちさん
〉値段そのまま容量○○倍なんてそろそろ始まってません?

キャリアは不明ですけど、サブブランド(YとUQ)はやってますね。
なので、値段に不満があるMNOユーザーはサブブランド使えばいいのに〜と思ったりします。

妻にはサブブランドをオススメして件薬して戴いてますが、特にトラブルなく使えているようです。
かくいちさん

>値段そのまま容量○○倍なんてそろそろ始まってません?

「分離プラン『ウルトラギガモンスター+』は『4割値下げ』に対するソフトバンクの回答か」
https://japanese.engadget.com/2018/08/29/4/

…とはいえ、「こんなにデータ容量はいらない」「カウントフリーである必要はないからもっと安いプランを」と思うソフトバンクユーザーも多いはずだ。今回、ソフトバンクは旧プランを廃止し、新料金プランに一本化していくだけに、安価に使いたい人が置き去りにされる可能性もあるよう思える。

→こうした流れは加速していくのかもしれないですね。
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
総務省の調査では
・トップシェア事業者(docomo)の料金は最高値の水準
・但しMNOの料金には国際的に中位のものもある(※ワイモバイル)
といった流れがあったように記憶しています。
なので、もし私がキャリアの社員だったらこんな対応での逃げ切りを考えます。
・docomo、auもどこかのMVNOを吸収して自らサブブランドを保有(docomo→OCNモバイルoneか経営の苦しい会社、au→UQモバイルかJ-COMモバイル?)
・来年9月にsimロック解除義務化予定
・来年10月~年内一杯位の経過措置で自社サブブランドへの契約移転に限り解除手数料無料(※端末の残債は払う)
別にmineoをはじめとするMVNOの今の料金体系がキャリアと比べて高いとは思わないし企業努力の結果の価格帯だと思います。

自分が唯一MVNOに対して不満なのは、料金よりも、ピーク時の回線接続の際に生じるMVNOが使えなくなる遅さを何とかして欲しい。その一点だけです。

こっちは期間縛りやショップのフルサービス望んでいないかから予備機等は自分で予め用意してMVNO選んでいる訳だし‥。

MVNO自身も顧客誘引の為にショップ設立や端末販売に手を出してキャリアと同様の高コスト体質になっているのも気になります。

僻地在住だとショップ云々の恩恵とは常に無縁なので、至れり尽くせりが度を越すと結局そのコストは顧客に跳ね返るので、今のMVNOの路線は結局MNOの路線の踏襲でしかないようにも映ります。
>MVNO自身も顧客誘引の為にショップ設立や端末販売に手を出し
>てキャリアと同様の高コスト体質になっているのも気になります

さらには、赤字覚悟の大盤振る舞いキャンペーンを打ってまでして回線数を拡大することが本当に黒字化に繋がるのか、というのも気になりますね。
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