スマホをゲームボーイ風にする専用ケース 任天堂が特許を取得

残念ながら製品化はないでしょう。
特許申請から公開までの時間は約1.5年と時間がかかります。これだけの時間があれば製品化は容易なので、普通は特許公開よりも先に製品が出ます。(もちろん、特許の申請は製品公開よりも前でなくてはなりません)

つまり、特許が先に公開されることは「製品化を断念した」「技術者が社内の特許ノルマを稼ぐためにアイディアレベルのものを申請した」事例と考えられます。

ただし、光学機器の場合は製品化に時間がかかるため、特許公開の後に製品が出ることはよくあります。なので、カメラ系の噂サイトではニコンやキヤノンの特許を調べて「こんなレンズか開発されている模様」と記事が出るのです。

ゆりこネットさん
なるほど。
あるいは、他社が似たものをださないようにするための牽制もあるのかも？

他社牽制は大いにありうるでしょうね。ただし、特許は「技術」を保護するものですから、違った仕組みによるゲームボーイケース (例えば本体とBluetoothで通信する) は保護されません。

逆に、きちんと特許使用料を払って他社が製品化する可能性はあるかもしれません。それを楽しみにされるとか…

これは、アメリカへの特許出願のようですね。
日本にも出願されているようですが（2017.3.22かな）、まだ公開されていませんね。他のどれだけの国に出願してるかわかりませんが、ノルマ特許をアメリカへ特許出願するかなぁ。

酷似したというか、
パロディグッズのような
製品はあるようですが…

https://item.rakuten.co.jp/fridstore/j0000141/

意匠特許の関係はどうなっているいるのか興味はあります(¯◇¯;)♪

特許がネックでゲーム業界衰退しないことを祈ります

過去に某ゲーム企業が自社ではなく、他社の権利に関わるような商標登録とか連発した事例がありましたが、そういうのでなければ、特許出願そのものはポジティブなものだとは思っています。

むしろ、いま米中で摩擦の１つである中国の知的侵害も話題ですが、その手の権利侵害の方が問題じゃないかな〜。