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ソフィアローレンの『アイーダ』

アイーダ.PNG


ソフィアローレンといえばイタリアのと言うより世界的大女優であるが彼女にも駆け出しの新米の頃はあった。
初めての映画出演は17歳の時の『クオバディス(1951)』であった。
万を超えるエキストラの一員で奴隷の役であった。
(「ローマ史劇」に興味があった私は中学生の頃観た覚えがある。)

その2年後の『アイーダ(1953)』が初めての主演映画であった。

『アイーダ』はヴェルディ作曲のオペラの実写版である。
舞台での通常の上演時間は160分ほどであるが映画版では90分と可成り短縮されている。
短縮された部分はナレーションと戦闘シーンで補填されている。
役者は全員口パクで音声は本職の声楽家の吹き替えである。
ソフィアローレンのアイーダは当時人気を誇っていたレナータ・テバルディが担っている。
カラスでなくてよかった。
(当初はテバルディ本人が出演する予定であったが都合で出演できなくなった。次にジーナ・ロロブリジーダに声が掛かったが彼女は吹き替えがテバルディであることを嫌って出演を断ったので最終的にソフィアローレンに決まった経緯がある。)

俳優も歌手も全てイタリア人であるから口パクのシンクロは見事である。

2幕後半の登場人物が夫々の思惑をもって歌う壮大なアンサンブルがカットされていたのは残念である。
3,4幕はアムネリスが主人公であるかのような扱いである。
アムネリス役はロイス・マクスウェルでこの映画を見る限り役者としては心理描写とかソフィアローレンよりも格段に上手い。
(彼女は後年007シリーズでミス・マネーペニーを長年演じていたというが余り記憶に残っていない。)

世界文化社から「決定盤オペラ名作鑑賞シリーズ」というシリーズ物の本が出ている。
その第1巻が『アイーダ』で付録として2枚のDVDがついている。
1枚は1985年 ロリン・マゼール指揮/ミラノ・スカラ座盤で全盛期のパヴァロッティ/マリア・キアーラ/ゲーナ・ディミトローバ出演の決定版というべき名盤。
もう1枚が今回紹介したソフィア・ローレン主演盤である。
20年程前書店に置いてあったが今でもあるかどうか分からない。

最近偶然にYouTubeで見つけたので共有した。




5 件のコメント
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hijiake
hijiakeさん・投稿者
ベテラン

>> たち! さん

アイ〜ンだ っふんだ
トスカニーニが若いころ、ブラジルへチェリストとして渡航した時に指揮者の代行としてアイーダを演奏した。その結果、世界的な指揮者への道筋をつかんだ。

そんな映画を見たことがあります。その時も、ソフィアローレンがアイーダ役で歌っていたかと。私の記憶違いでなければいいのですが。

ソフィアローレンは2度アイーダ役を演じたのかな。
hijiake
hijiakeさん・投稿者
ベテラン

>> sawa875 さん

その粗筋でしたら『トスカニーニ~愛と情熱の日々~』という映画でヒロインはエリザベス・テイラーのようです。

別の映画でしたら申し訳ありません。

>> hijiake さん

それです!訂正感謝します。

古いビデオでした。
エリザベステイラーでしたか。子供の頃のことです。名前は知っていましたが、区別はついていなかったと思います。
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