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車両系建設機械(ユンボ)の資格

建設土木業界の雇用促進のため各種の資格免許取得費用を助成する制度がある。

その内の一つである車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の運転技能講習を受けに行った。
この資格はブルドーザー、ユンボ等6種の重機を運転できるお得な資格である。

普通は講習料の一部が助成されるが私の場合講習料全額だけでなく教習所近くのビジネスホテル4泊の宿泊料金も出て更に講習終了後安全靴のお土産もありで至れり尽くせりであった。

講習は京都山崎にある日立建機の工場敷地内で行われ最初の2日は法令や構造等の座学、後の2日は実技教習である。
夫々の後に試験がある。
そもそも技術を手につけさせようとの趣旨であるから基本的に不合格者はいない。

さて教習所を出て初めて現場のユンボに乗ったが大いに戸惑った。
操作方法が教習所で習ったものと違うのである。
教習所で習うのは世界標準のJIS方式であるが現場では昔ながらのメーカー(殆どコマツ)独自の操作方法を使っているからである。

ベテランのオペレーターは昔からのコマツ方式に馴染んでいるため今更JIS方式を学び直そうとしない。
新人オペは1時間程JIS方式を齧っただけであるからコマツ方式を覚えるのに抵抗はない。
このような事情があるため国がJIS方式を推奨しても中々浸透しない。

バックホー操作の違い.PNG

上図はJIS方式(左側)とコマツ方式(右側)のレバーの操作法である。

体の左右にレバーがあるが右手の操作法は同じである。
左手の操作が縦横逆である。
JIS方式は旋回の方向とレバーの動きが同じで直感的に分かり易いがアームの操作には微妙な加減が必要なためコマツ方式は敢えてアームの微調整が出来る横方向を採用したと言われている。

バックホー各部名称.PNG

アーム、ブーム等の名称は上図の通り


今まで通称であるユンボの名で呼んでいたが公的機関に関わる場合は「バックホー」が正式呼称である。
現場では学校出たての現場監督が朝礼の時使うくらいであるが彼らにしても2,3ヶ月もすればユンボと呼ぶようになる。
ユンボ主体の会社では単に重機と呼ぶことも多い。

ユンボは元々フランスの会社が付けた商品名であるが1961年三菱重工が製造したバックホーもユンボの名前で
売り出しその性能が優れていたためユンボの呼称が広まっていったと言われている。

又、経済成長期のスポーツ新聞等の3行求人広告で「バックホーオペレーター募集」では字数が多くなるので簡潔な「ユンボオペ募集」が多用されユンボの呼称が一般的になったと聞いたこともある。


14 件のコメント
1 - 14 / 14
前の方がコマツレバーにしてあっても今日日のバックホウは
レバー一つでコマツ・キャタピラー・JISレバーに簡単に切替出来ますよ。教官に相談してみれば良いかも
hijiake
hijiakeさん・投稿者
ベテラン

>> よっちおじさん さん

切替え装置は10数年前からあったと記憶しています。
運転後元に戻すのを忘れたり、切り替わったのを知らずにいきなり操作しての事故やヒヤリハットを目撃したことがありました。
私のいた所ではコマツ方式一択でした。

コメントありがとうございました。
取りたいなとは思うけど、建設関係の事故が不安です。
通称『ユンボ』は、正式名称は『バックホー』なんですね😃

小型移動式クレーンでも、通称『ユニック』と呼ばれる事が多い気がしますが、実際には半分位はTADANOの気がします😅
hijiake
hijiakeさん・投稿者
ベテラン

>> Z5 premium さん

ユンボの多くはキャビンで守られていますから剝き身で働くとび職、大工、鉄筋工、電工等よりは事故に会う確率は低いです。
又、ブームとアームの長さ分離れて作業しますので危険度も低いと思われます。

コメントありがとうございました。
hijiake
hijiakeさん・投稿者
ベテラン

>> mineo先生@初心者 さん

どの分野でも法律上の堅苦しい呼称よりもシェアの多い物、認知度の高い物、言いやすい物の商品名が通称として定着するようですね。
小型移動式クレーンではユニックの方が先行していたので通称の座を勝ち取ったのだと思います。

コメントありがとうございました。
ガス屋さんが操作していたIHIの0.1は右レバーの左右が旋回だった記憶あり😳😳😳

縦旋回に慣れてる人が…「コレは無理!」と言ってました(笑)
免許取ったからってすぐ運転につながるわけではないのですね😱
気をつけて〰️頑張ってくださいませ🍀
私も高校や前職での作業関係で取得していますが、
ペーパーの甚だしいので、動かすなら再履行したいですね。
周りに人がいないとはいえ、操作するときは怖かったなぁ…
hijiake
hijiakeさん・投稿者
ベテラン

>> KZ改TOUFU さん

極端に言えば各社毎独自の操作法があったのですが利便性やシェアや提携等で段々と統一されてきました。
それでも譲れない部分はあったようで今でも4種類の異なる操作法がありますね。
右レバーの左右が旋回など10秒ほど固まってしまいそうです。

コメントありがとうございました。
hijiake
hijiakeさん・投稿者
ベテラン

>> ksksssss さん

今でも資格取り立てで自信満々の若者が実車して呆然としている光景をよく見ます。
はい頑張ります。

コメントありがとうございました。
hijiake
hijiakeさん・投稿者
ベテラン

>> docoa@プロフ画像は変更不可 さん

私も最初は現場の片隅の人気のない場所や畑の中にある小屋とかで積み込みや分別を専門にしていました。
慣れるまでは大変でした。

コメントありがとうございました。
https://www.kobelco-kenki.co.jp/dx/kdive.html
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遠隔重機で、ケーキを作っている。

シュミレータがあるみたい。
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hijiake
hijiakeさん・投稿者
ベテラン

>> YASUHID さん

重機の遠隔操作はニュース等で偶に見ることがあります。実用化も時間の問題かと思います。
只こちら(コントロール室)から向こう(重機)への一方通行でなく向こうからこちらへの情報(例えば地中の埋設物に触れた時の感触とか硬い岩を削るときのガリガリ感とか木の根を全力で抜いた時の反動とか)も伝えられたらより安全確実に作業出来ると思います。

興味ある情報ありがとうございました。
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