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顧客は囲い込まれる対象か

JR西日本が関西みらい銀行と提携し、金融サービスに本格的に関わるというニュースがありました。阪急阪神ホールディングスもネット銀行の立ち上げを検討しており、鉄道会社が銀行業へ進出する動きが広がっています。

背景には、沿線人口の減少や鉄道収益の伸び悩みがあり、企業が自社の経済圏を強化しようとする流れがあると報じられています。こうした動きを、報道では「顧客の囲い込み」と表現することが多いようです。

ただ、この「囲い込み」という言葉には、どうしても否定的な印象がつきまといます。歴史の授業で学んだU.K.の囲い込み運動を思い出す方もおられるでしょう。

土地を囲い、農民を排除したというイメージが強く、現代の企業活動にそのまま当てはめると、顧客を閉じ込めるような印象を与えてしまいます。

言葉の選び方ひとつで、企業の取り組みが不必要に攻撃的に見えてしまうことは、社会的なコミュニケーションの観点からも注意が必要だと感じます。

実際には、JR西日本や阪急が目指しているのは、鉄道、商業施設、ポイント、金融サービスを組み合わせ、利用者にとって便利で一貫した体験を提供することだと説明されています。

これは、顧客を縛りつけるというより、企業と顧客が長く安定した関係を築くための取り組みと理解する方が適切です。

その意味では、「囲い込み」という言葉よりも、「企業と顧客の間で長期的な信頼関係を構築する戦略」といった表現の方が、実態に近く、誤解も生みにくいのではないでしょうか。

報道や解説の場でも、こうした丁寧な言葉選びが求められているように思います。


11 件のコメント
1 - 11 / 11
囲い込み≒依存状態にする と捉えると、消費者(囲い込まれる側)としては不愉快な表現かもですね。
(ベンダー)ロックインを連想したりもして😩
極め付けは、某牛丼の🔥
前向きな囲い込みの手段として「ストーリー性」を上手く活用しているのが、ラグジュアリーブランド商品や、F社やP社に代表される一部の自動車メーカー?
上手い代替表現は思い付きませんが…
楽天経済圏とかよく聞きますね。
sawa875
初心者マークsawa875さん・投稿者
マスター

>> p928gts さん

ご指摘のとおり、短い表現が見当たりませんね。
ロイヤルカスタマー化というのは言い過ぎです。

F P社が思いつきません。
sawa875
初心者マークsawa875さん・投稿者
マスター

>> 藍詰草 さん

楽天も囲い込みという言葉を使いますね。
 モバイル業界やクレカ支払いも関係してポイント経済圏の話はよくある。
 明確なメリットが有る商品で無ければ、ポイントに紐付けられた商品やサービスが有利。
 個別の差は小さくても、件数がまとまれば大きな差が生まれる。

・・・ 自分が利用しているクレカや商品にどの程度のこだわりが有りますか。?
 考え方が固くならないように頭の体操を兼ねて、モバイル回線だけでなく現金やクレカなども二股や三股の付き合い方を考えてみませんか。
 GWは大手量販店を覗いて、モバイル販売の市場変化をチェックしてみましょう。
 条件が良ければ乗り換え加入する事も考えて、普段の心構えとしてPOVOとか楽天モバイルなどのMNP弾も準備しておきましょう。
 

>> sawa875 さん

> ロイヤルカスタマー化というのは言い過ぎです。

囲い込む側の意識・狙い・理想はロイヤルカスタマー化かもしれませんが、実態は遥かに緩やかですから、仰る通りですね。それゆえの客観視したニュートラルな表現として、「囲い込み」と表現されるのかもしれません。だから上手い代替表現も見つからない。熱◯的なロイヤルカスタマーは「信者」とも呼ばれる?
sawa875
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マスター

>> p928gts さん

信者・・・企業内では使えそうです。報道で使うには、さて。

本当、適切な言葉がありませんね。囲い込みという言葉はずっと、続きそうですね。

啓蒙という言葉は啓発という言葉に代りましたが。
現場ではリテンションマーケティング。メディアは幅広い層を相手にし、どの層にもイメージしやすいワードを当てるので、語意のズレはやむなし
sawa875
初心者マークsawa875さん・投稿者
マスター

>> gavotte@新型NISAウイルス さん

リテンションマーケティングというのですか。
これは短くないし、一般的ではなさそう。しかし、報道ではともかく顧客に向かって、囲い込むというのは不快に。
どのようなメディアで「囲い込み」のようなある意味権威主義的な言葉を使って報道したのかは知りませんが、私が聴いていたラジオ放送ではそのような言い方はしていませんでした。

(以下はradikoタイムフリー聴取エリアの方向けのURLです)
おはよう寺ちゃん 7時~8時 | 文化放送 | 2026/04/29/水 07:00-08:00 https://radiko.jp/share/?sid=QRR&t=20260429071005

「BaaS(バンキング・アズ・ア・サービス)」という言葉でこの資本業務提携構想の背景を説明し、顧客との関係については「顧客との新たな接点を増やす」という表現を使っていました。

この表現だと「囲い込み」といった一方的に搾取するようなダーティーなイメージとは違った印象に感じられます。

今回のことで各メディアが一元的に報道しているわけではなく、背景にある思想や圧力、企業の倫理的判断によって大きく違ってくるものだという認識を新たにしました。

そういえば沖縄で発生した例の修学旅行中の転覆事故についても、TVではこの事件の中核でもある基地建設反対を唱える政治活動家が、遺族に対して頑なに謝罪しない、見舞いにすら来ないという事実について一切報道していないらしいですね。
この事実を報道することでTV局は何か不都合でもあるのでしょうか?
新聞でもこの件について報道していたのは産経新聞のみだったとか。

事実を報道せず、言葉を捻じ曲げるようないわゆる「オールドメディア」の存在意義って何なんでしょうか?
sawa875
初心者マークsawa875さん・投稿者
マスター

>> Nul さん

N*Kですよ。聴いた瞬間違和感を感じました。供給側の視点からはよく囲い込みという用語が出てきますが、一般向けに使う言葉なのかなと思いました。

>顧客との新たな接点を増やす
なかなかいい表現ですね。

あの悲惨な事件があっても、その支持者は船の運航者は被害者だとする立場に立っているようです。
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