スーパーにて
スーパーでの出来事です。ヒジャブをかぶった母親が、五、六歳ほどの娘を連れて買い物をしていました。レジの間際で、娘がヨーグルトをかごに入れましたが、母親はそれをレジで返品し、そのまま会計を済ませました。
母親がエコバッグに商品を詰めていると、娘がレジに駆け寄り、担当の女性に小さな手を差し出しました。
おそらく、返品したヨーグルトを求めたのでしょう。レジ担当者は困惑した様子でしたが、母親は振り返りません。
見かねてお子さんを連れて帰ってくださいと声をかけましたが、日本語も英語も通じませんでした。やがて娘は泣き出し、私は急いでいたため、後ろ髪を引かれる思いでその場を後にしました。
あの後、どうなったのか。気がかりでなりません。
これを育児放棄と捉えるのは簡単です。しかし、それは短絡的な気もします。
私には、あの母親の文化や習慣がわかりません。もしかすると、彼女の国では、子どもが自ら欲しいものを伝え、交渉することを重視するのかもしれません。
あるいは、あの場での冷静な態度は、困ったときにすぐに親が介入しないという、彼女なりの教育方針だった可能性もあります。
ただ、一つ言えるのは、あの母親は、日本という異国で言語も習慣も異なる中、手探りで子育てをしているのでしょう。私には、その背景にある事情や思いを想像することしかできません。
異なる文化を持つ人々が共に暮らす社会では、一つの出来事の表面だけを見て判断するのではなく、そこにある多様な価値観に想像力を働かせることが大切だと感じます。
スーパーの光景は、私にそんなことを問いかけている気がします。
5 件のコメント
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給食でガラス瓶入りのヨーグルトが出た時、牛乳が出てこないと思いました😭
もう都会では働きたくありません
特にサービス業など、まっぴらごめん😣
(変な外国人対応で苦労されてる方…本当に、お疲れ様です。)
それが社会人の振る舞いだと思います
これって国や宗教で違うのですかね?
>> pmaker さん
日本人の感覚では、やや迷惑な出来事でしょう。指摘のとおり、宗教観の違いなのかもしれません。
薄情かもしれませんが、私はあの後どうなったのか気になりません。というか気にする余裕がありません…