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負債管理取引(LMT)の嵐に備える

投資家として、以下のキーワードが米国企業のニュースやIRに出始めたら退避のサインでしょう。

コベナンツ・ライトローン
制約が緩いローンが多い企業ほど、経営陣が債権者に無断で資産を子会社に移したり、担保を差し替えたりする法的抜け穴を使いやすくなります。

協力協定の締結:
一部の債権者グループが、自分たちだけは守られるように団結し始めたサインです。これに加われないマイノリティ債権者(および株主)は、資産を抜かれる側に回るリスクが高まります。

Deal-away Financing
既存のメインバンクや債権者を無視して、全く別のヘッジファンドなどから高利で救済融資を受ける動きです。これは既存の権利が大幅に希釈される前触れです。

こレと並行して、信用収縮は CCC格以下のハイイールド債 や レバレッジド・ローン 市場で顕在化し、次にそれらを保有する米国地方銀行やプライベート・クレジット・ファンドを直撃することでしょう。

個別銘柄のCDSが 500bps を超えてきたら、その企業の株式はオプション価値すら失う可能性があります。

異論はあるのですが、個別企業では以下の指標を監視すべきと思っています。

CDSスプレッド(Credit Default Swap)
債券の額面割れ(Distressed Trading)
レバレッジ比率
一般的に6.0xを超えると、既存の財務制限条に抵触しやすくなり、企業は裏口からの資金調達を模索し始めます。

なお、市場全体をみると、

マクロハイイールド債のオプション調整スプレッドは絶対監視すべきです。

市場全体のオプション調整スプレッドが急拡大する局面では、LMTが個別案件から業界全体のトレンドへと波及します。
こうなれば、暴落は免れないでしょう。

LMTの嵐は突然起きるのではなく、今までの経緯を見ると数週間にわたる水面下の交渉を経て実行されます。
CDSの動きこそ、その交渉に参加しているインサイダーたちの思惑が漏れ出した貴重なサインなのです。

恐らくは2026年の後半、米国の少なからずの企業が借り換えの困難さに直面するとみています。

2026年〜2028年に満期を迎える債務の合計額が、時価総額やEBITDAに対して過大な銘柄をリストアップすることから始めたいと思います。pythonで自動化できたらいいのですが、よく分かりません。


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