若さと野心の落とし穴——ある女性起業家のバズを巡って
二十五歳で起業し、外資系企業をわずか一年足らずで飛び出して自分の会社を興した——そのバイタリティだけは、賞賛に値します。ただ、彼女の会社BuzzSellのウェブサイトを見ると、なんだか胸の中にぽっかり穴が開いたような気分になってしまいます。
「Z世代マーケティング」「インフルエンサーの力で」「共感と購買意欲を喚起」——言葉は踊るけれど、具体的に何をしてきた会社なのか、輪郭がぼやけて見えます。
150以上の学生団体と提携しているというけれど、その提携で何を生み出してきたのか。シニアインフルエンサー「きょうかのばあば」をプロデュースしているというけれど、そのおばあちゃんはどんな思いで発信しているのでしょうか。会社の実績のページがないのは、まだ若い会社だから仕方ないのかもしれないけれど、それにしても内容は希薄です。
インスタグラムも、自慢だらけの投稿からは、もしかしたら自分は特別だと思わずにはいられない、若さゆえの不安の裏返しが見える気がするのです。
外資系で揉まれて、自分にはもっと大きなことができると信じて飛び出した。その自信が、SNSというショーウィンドウに華やかな商品を並べるように、自分の人生を飾り立てさせているのかもしれません。
ただ、今回の事件はそのバズのつけが回ってきたようです。選挙運動に学生を動員し、報酬を払った——それは彼女のビジネスそのものだったのかもしれません。
学生のネットワークを活かし、若者を動かすことが彼女の商売です。政治の世界もまた、マーケティングの対象だったのでしょう。
彼女は何が目的で起業したのか——それはおそらく、本人にも完全にはわかっていないとおもえます。
注目されたい、成功したい、社会に影響を与えたい。それらが混ざり合って、猪突猛進させる原動力になったのでしょう。けれど、社会には破ってはいけないルールがあって、その線引きはSNSのいいねよりずっと厳しいのです。
二十五歳で起業する若者は、野心のかたまりです。それは悪いことではありません。ただ、その野心が法律という岩場にぶつかって砕けた時、彼女は何を思っているのでしょうか。
自慢の連続だったインスタの投稿が、これからどんな色に変わっていくのか——それは、私にとっても他人事ではない問いです。


※悪く言えばブレーキ役
アメリカはその辺ちゃんとしていると思うんですよね。別のたとえでいうと「新進気鋭の若手スターが主演し、実力派ベテラン俳優が脇を固める作品」とか。
ホンダだって、本田宗一郎氏の行動力&藤沢武夫氏の財務・経営・営業の分業体制があってこそと思うのです。
ものづくりがやりたいとカシオを飛び出して起業して最初注目された例としてはUPQがあると思います。
決断力と行動力は買いますが、結局のところ「すべて一人」だったのが問題だったんじゃないかなぁ? という気がしています。
(多分)最後の製品も目標金額未達成で終わったんですよね
https://greenfunding.jp/lab/projects/2637
>> pasorin さん
>日本のベンチャーの場合、財務等をきちんとこなすパートナーこれは確かに必要でしょう。起業自体は、経理、人事等のアウトソースでかなり簡単になったと思います。しかし、
>ブレーキ役
がなかなか見つかりません。
会社名の通り、バズるを人為的に作って企業に売る、会社を作ったのでしょう
大学のイベントサークルみたいな活動のように見えます
>> pmaker さん
ググれば一発でわかりますが、国民民主の選挙関係で公職選挙法違反をやらかしています。法律を知らないという擁護もあったようですが口止めがバレて終了。
ここも登記上一人会社のようですな。
>> pasorin さん
なるほど、以下の記事をさらっと読むとわかりやすかったhttps://www.zakzak.co.jp/article/20260221-HMEOQXKKU5AQFM5CKIOXDJAHIE/3/
なんで、ベテラン候補者がこんな初歩的なミスをしたのか!って切り口で面白い(ぶっちゃけ25歳がやらかしたのは、そんな不思議じゃない)
年齢的にSNSがーってのがついていけないから若い人の口車に乗って丸投げしたら、選挙期間に直接現金をバレそうなところに迂闊に流すア◯だったってことだろうなあ(^^)
>> pmaker さん
東京で落選した候補の運動員にお金を渡したのです。