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レイ・ダリオの警告 The World Order Has Broken Downから

13日から15日にかけて、ドイツのミュンヘンで第62回ミュンヘン安全保障会議(MSC 2026)が開催されました。

ブリッジウォータ・アソシエイツのレイ・ダリオ氏は15日、公式な見解:世界秩序は崩壊したと投稿しました。冒頭で、ミュンヘン安全保障会議において触れ、多くの指導者が1945年以降の世界秩序の終焉を宣言したと述べています。

レイ・ダリオが示す世界秩序の崩壊という警告は、単なる悲観論ではなく、歴史の周期性に基づいた冷静な分析であると感じます。

彼は、現在の国際社会が第二次世界大戦後に築かれた秩序の終焉期に入り、力がルールを上回る危険な段階にあると指摘します。
各国が自国の利益を最優先し、協調よりも対立が前面に出る状況は、確かに世界各地で顕著になっています。

特に、米中対立の深刻化は、ダリオが述べる大国同士の衝突が避けがたい段階に近づいていることを示しています。
台湾問題はその象徴であり、両国が妥協しにくい核心的利益を抱えている以上、緊張は今後も高まる可能性があります。

経済、技術、資本、地政学といった複数の領域で競争が激化している現状は、軍事衝突の前段階として歴史的にも典型的です。

また、ダリオが強調するように、世界秩序の崩壊は外部要因だけでなく、各国の内部の不安定さとも連動します。
格差拡大、政治的分断、ポピュリズムの台頭など、国内の秩序が揺らぐと、国家は外部に敵を求めやすくなり、国際対立がさらに悪化します。これは1930年代の世界恐慌から戦争へ至った過程と驚くほど似ています。

ダリオの警告が重要なのは、彼が単に危機を語るのではなく、いかに戦争を避けるかという視点を持っている点です。
相手の立場を理解し、互いの譲れない線を明確にし、可能な限りウィンウィンの関係を築くことが、破局を避ける唯一の道だと説きます。これは国家だけでなく、個人や組織にも通じる普遍的な知恵です。

世界が不確実性を増す今、私たちはダリオの警告を単なる未来予測としてではなく、行動を促すメッセージとして受け止めるべきでしょう。

歴史の周期を理解し、対立の構造を冷静に見つめることが、混乱の時代を生き抜くための第一歩になるのではないでしょうか。


2 件のコメント
1 - 2 / 2
「現代の国際情勢はヤルタ会談で構築された枠組みの崩壊ではないだろうか」という論調を見かけたことがあります。

スレ主さんが今回取り上げた「1945年以降の世界秩序の終焉を宣言…」というくだりと符合する内容。

思えば、聖書の一節を抜き出して「今は戦いの時である」と血気盛んに叫ぶイスラエルのネタニヤフ。
それを後押しするかのように中東に集結するアメリカの空母打撃群。

また崩壊の可能性も見えてきた習近平率いる中共は、日本政府に対して敗戦国の「敵国条項」を振りかざし、ヤルタ会議直後の連合軍の威厳を誇示している。

現代においてこの「敵国条項」は有名無実化しているのにもかかわらず、である。
共産党という理念から逸脱し、単なる権威主義国家と成り果てた中共にとって威厳を誇示することは金科玉条のごとく重要。
だからもはや化石といってもよい「敵国条項」であってもそれを振りかざすことを厭わない。
しかし皮肉なことにその行動自体がヤルタ会談が目指した「秩序」の崩壊につながっているのである。

ヤルタ会談により構築された秩序の終焉。
そしてそれはまた同時に「国際連合の終焉」とも言える。

トランプ大統領による国際連合各機関からの脱退により、国連へのカネの流れが大きく変わろうとしている。
中共による経済的支援によって支配されていることがあからさまになったWHOをはじめ、国際連合という隠れ蓑の中でさまざまな利権が横行していることが露呈しはじめている。
国際連合はいずれ崩壊し、トランプ大統領によって進められている新たな枠組みが一つの答えになるというのも、あながち否定できない。

話を元に戻そう。
果たしてここで論じられているように「世界秩序は崩壊」するのか?
スレ主さんが取り上げたミュンヘン安全保障会議。
それはまさにNATOの拠点。
つまりはEU中心の目線で語られていることに気をつける必要がある。

トランプ大統領の発破によって、ようやく重い腰をあげてグリーンランドを中共やロシアの脅威から守ることを決断したEU、そしてNATO軍。

残念ながら彼らには決定的な盲点がある。
それは極東すなわち我が国、日本。

世界秩序の崩壊を彼らが思いつきもしない秘策で解決する力を持っているのがこの日本国だということを私は信じ続けていきたい。
sawa875
初心者マークsawa875さん・投稿者
マスター
前の投稿で言及した西洋の没落から、西洋の敗北が近いのかもしれません。

また、別投稿で言及しましたが、シーナは崩壊するかは不明ながらも、静かにその地位が揺らいで行くのでしょう。
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