プトラジャヤでの記念撮影
マレーシアの新しい行政の中心地、プトラジャヤを訪れました。整然と並ぶ官庁の建物が美しい人工湖に影を落とす、広々とした静かな町です。
湖のほとりの公園を散策していると、突然、楽しげな話し声が近づいてきました。振り返ると、清楚な制服を身にまとい、色とりどりのヒジャブを優雅にまとった十人ほどの少女たちが、好奇心いっぱいの瞳をこちらに向けていました。どうやら、隣国インドネシアからの修学旅行生たちのようです。
彼女たちは、私が日本人だとわかると、とても興奮した様子で、私の周りをぱっと囲みました。そして、携帯電話を手にした一人の少女が、一生懸命にジェスチャーを交えて話しかけてきます。拙い英語とインドネシア語が入り混じり、なかなか意図が伝わりません。私自身の語彙力不足もあり、少しばたばたしてしまいました。
しかし、彼女たちの笑顔と「フォト?トゥゲザー?」という言葉で、一緒に記念写真を撮ってほしいというお願いだとわかりました。ヒジャブの隙間からこぼれる笑顔は、輝いていました。
何人もの子たちと、何枚も写真に収まりました。スマートフォンの画面越しに、彼女たちの嬉しそうな笑顔を見ていると、とても温かい気持ちになりました。
短い会話の中から、どうやら彼女たちは日本のアニメや文化が大好きで、いつか必ず日本に行ってみたいという夢を持っているようでした。言葉は十分に通じ合わなくても、その憧れの眼差しと、未来への希望に満ちた様子は、ひしひしと伝わってきました。
彼女たちとの別れ際、強く思いました。
どうか、この輝くような笑顔を忘れずに、いつか夢を叶えて日本に来てください。桜の下でも、神社の前でも、またこんな風に、色とりどりのヒジャブを風になびかせながら、楽しい時間を過ごせますように。
ほんの少しの時間でしたが、プトラジャヤの青い湖と緑の公園は、国境を越えたほのかな温もりを感じさせる場所となりました。彼女たちに会えたことを、とても幸せに感じられました。


海外の若者たちが抱く日本の作品群に対する憧憬は、国内の一般人が思うより深く、そしてアツいです。
以前にインドネシアに天皇皇后両陛下がご訪問されたとき、現地の若者の一人が「NARUTO」という作品についての質問を陛下にお聞きするというエピソードがありました。
この作品は見かけによらず「日本神話」と深く関わりのある作品なので、きっとその若者は神代の頃から今につながる「天皇」ということもあって「NARUTO」のことが頭に浮かんだのでしょう。
でもこれは作品をしっかり鑑賞しないとわからないことです。
だからこのトピックを扱った当時のマスコミは、陛下がおっしゃった「私はナルヒトです」という返答を「陛下渾身のギャグ」などと言って報道するようなレベルでした。
国内の一般人向けにはその程度でいいだろう、というわけです。
でもこの話の裏にある、海外の若者たちは真剣に作品と向き合い、そして好きになっているんだという事実を伝えることこそが、本当は重要なのです。
(マンガやアニメが好きな人たちならきっと、この若者の行動に共感を覚えるはずです)
「NARUTO」から日本神話にまで思いをはせるような国内の一般人、特にテレビなどのオールドメディアの報道しか見ない人たちだったら、おそらく誰もいないでしょう。
もっと言えば、今の日本政府でさえうわべの経済的事情でしかこれらの作品群を見ていないフシがあります。
最近話題になっている文化庁のアニメやマンガの制作現場に言及した「広告炎上事件」をみても、言わずもがなです。
<100年後も、漫画やアニメはぼくらを救う?」動画公開 SNSで批判殺到:ITmedia NEWS>
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2601/22/news118.html
海外の若者たちが将来この国にやってきた時、落胆することのないように、今を生きる我々が選挙でこの国の未来をつくっていくしかありません。
さあ、選挙に行こう!
それらを産んだ日本を思う心をいつまでも持ち続け、
母国が日本と友好な関係なら、観光であれば私は大歓迎です。
郷に入っては郷に従うに習って、いつでもお越しください。
彼女達が羨望の眼差しで仰いでいるのは今の日本。
それを尊重し守って頂ければ構いません。
日本人が生を受けた故郷、日本を愛するように、
少女達も結局のところ母国が 1 番のはず。
観光で日本を満喫したら、
母国で穏やかな生活を送れるよう頑張ってください。
私達も、日本のアイデンティティを守るべく一票を投じます。