掲示板

LNG安値で電気代が下がるが、電力・ガス会社の利益に懸念

冬場にもかかわらずLNG価格が大きく下落しています。さらに、電力先物価格も下がっていることは、家計にとって確かに朗報です。

暖房需要が高まる季節に電気料金が抑えられることは、生活費の負担軽減につながります。
特に昨今の物価上昇が続く環境下では、エネルギー価格の低下は心理的にも大きな救いとなるはずです。

しかし、その裏側で電力会社やガス会社の収益が圧迫される可能性が高まっている点には注意が必要です。

日本のLNG調達は長期契約が中心です。スポット価格が下がっても即座に燃料費が低下するわけではありません。
一方で、電力市場価格は先に下がるため、販売価格だけが先行して低下し、仕入れコストとの乖離が生じる恐れがあるのです。

これにより、電力・ガス会社の利益率が低下し、設備投資や保守費用に影響が及ぶ可能性も否定できません。
また、電力自由化以降、競争が激化した小売電力会社の中には、燃料価格の変動に十分対応できない企業もあります。

市場価格が過度に低下した場合、経営基盤の弱い事業者が淘汰されます。結果として消費者の選択肢が狭まる懸念もでてきます。

LNG安値は短期的には家計に恩恵をもたらします。一方、電力・ガス会社の収益構造に歪みを生じさせる可能性があります。
長期的なエネルギー供給の安定性を考える上では慎重な見極めが求められるでしょう。


3 件のコメント
1 - 3 / 3
戦後最悪な経済危機が来る予兆だろうね。
春は、かなりヤバくなるかもね?
おっしゃっているのは、新電力の事でしょうか。
そもそも自社で電源を持っている会社はごく一部で、ほとんどは電力市場から仕入れています。
その意味では新電力の多くは利ザヤが増加します。
困るのは電力市場のスポット価格が急騰した時です。

大手電力の場合、電気料金はその時の燃料価格には連動せず、燃料費調整制度に基づき
過去3か月間の平均価格で料金が調整されます。
つまり、燃料価格が下落している時には差益が出る構造。(逆の場合は差損が出る)

> 日本のLNG調達は長期契約が中心です。

最近は市場の動向によってスポットも増えてます。
むしろ、調達力と価格交渉力が問題で、JERA(東京電力・中部電力合弁)とかが有名ですね。
あとは、LNG だけでなく石炭もまだ30%位の比率があります。
LNGより安いという面もありますが、LNGと違って保管が効くという利点もあります。
sawa875
初心者マークsawa875さん・投稿者
マスター

>> Itedogawa さん

新電力は確かに市場から電気を仕入れていますね。

LNGは確かにスポット購入もあります。長期契約の割合は7割前後かと思っていますが、どうなのですか。最近は統計を見ていませんが、スポットの割合はまだそれほど高くはないと見ていますが。

業界のことにかなりお詳しいようですね。
コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。