中国の天然ガス増産と資源自給力への驚き
中国が天然ガスの国内生産を急速に増やし、さらにロシア産LNGを安価に調達することで輸入量を大幅に減らしています。
レアアースに限らず、石炭、鉄鉱石、太陽光パネル素材、そして天然ガスまでも自国で賄える体制を整えつつある姿は、まさに資源大国としての底力を示しているように感じられます。
これほど多様な資源を自給できる国は世界でも稀であり、中国が長期的に強大な経済力を維持する理由の一端が分かるようで驚きます。
一方で、日本企業が米国のLNG事業に多額の投資を続けている現状には、採算面での懸念も生じます。米国は増産を続け、世界の供給量は過去最高を更新しています。一方、アジアの需要は低迷し、中国は安価なロシア産LNGへシフトしています。
このような環境下では、米国産LNGの販売価格が想定よりも低くなり、日本企業が参画するプロジェクトの収益性が圧迫される可能性があります。
さらに、米国の政権交代による政策変更や、地政学リスクの高まりも無視できません。
日本企業が長期契約に基づき多額の資金を投じている以上、価格低迷が続けば投資回収が遅れ、最悪の場合は採算割れに陥るリスクもでてきます。
中国が資源自給力を高める一方、日本は海外依存を続けながら高コスト構造に直面しているという対比は、エネルギー安全保障の観点からも深く考えさせられます。
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