【和歌山旅】足をのばして御坊市へ
和歌山城のあとは和歌山市駅へ戻り、和歌山市駅からJR紀勢線に乗車して、JR和歌山駅へ。
JR和歌山駅から特急くろしお号に乗車します。
特急くろしおは、JR西日本のポイントを使用することで大幅割引になる、チケットレス特急券で乗車しました。
本日は9両編成、車内は帰省客が多かったです。
特急くろしおは御坊駅まで乗車します。
御坊駅に到着。
気になっている紀州鉄道に乗車しました。
紀州鉄道、本業は不動産業・リゾートホテルですが、事業をするうえで「鉄道会社」の冠があると有利なため、50年ほど前に当時廃線が検討されていた御坊臨港鉄道を買収し、鉄道業に参入しました。
本業で鉄道の赤字を補てんしてましたが、紀州鉄道が中国系企業の完全子会社になったことで、鉄道の赤字は認めないこととなり、買収先が無ければ、2026年中に廃線やむなしになります。年明けからは減便が実施されます。
踏切装置のトラブルが相次いだことで、当分の間、御坊駅〜紀伊御坊駅の運行になってます。
紀州鉄道への乗車は、学生時代に紀伊半島一周旅行をしていた時に乗車して以来40年ぶりです。
■大ピンチ「紀州鉄道」2026年中に廃線の可能性も 中国系企業に買収され方針変更、値上げもできず(東洋経済オンライン)
https://toyokeizai.net/articles/-/915252?page=5
紀州鉄道、ディーゼルカーの車内。
クリスマスツリーとイルミネーション装飾になってます。
暗くなれば点灯するのでしょう。
紀伊御坊駅。
紀州鉄道では唯一の有人駅、車両基地、鉄道の事務所があります。
このあたりが御坊市の中心地になっています。
紀伊御坊駅近くに、かつて紀州鉄道で使われていたキハ603が保存されてます。
私が40年前に紀州鉄道に乗車した際に乗った車両です。
車内の床は油を敷いた木製で、首からカバンをかけた車掌が乗務し、車内で乗車券を販売していたのを記憶してます。
紀伊御坊駅で販売している乗車券は昔ながらの硬券です。
紀州鉄道各駅の硬券入場券も販売しています。
中でも、御坊駅と紀伊御坊駅の間にある「学門駅」の入場券は、受験生への縁起きっぷとして人気があります。
他に紀州鉄道グッズも販売してます。
紀州鉄道グッズは、紀州鉄道ホームページ(紀鉄ショップ)から通販で買うことも出来ます。
■紀鉄ショップ
https://kitetsu.shop/
紀伊御坊駅構内には、かつて使われていたいた「レールバス」が置かれています。
紀伊御坊駅近くで、みかんの無人販売。
規格外のみかんが一袋100円で売られてました。
一袋購入しました。
帰り、紀伊御坊駅→御坊駅への乗車した際の前面展望動画です。
御坊市内をのんびり走ってます。
途中に警報機や遮断機のない踏切が何箇所かあります。
紀州鉄道の廃線表明で、地元の和歌山県や御坊市は動いてますが、どうなるのか?わかりません。
紀伊半島ののんびりとしたミニ私鉄、乗るのは今のうちです。
紀州鉄道に乗ったあとは、御坊→和歌山→和歌山市へ普通列車へ移動し、和歌山市から南海特急サザン(一般席)で難波に戻り、難波から近鉄で三重へ帰宅しました。











できれば何とか回避してほしい。
微力ながら応援の意味を込めて、ご紹介いただいた紀鉄ショップで関連グッズを購入しました。
鉄道むすめ「日高かすみ」がんばれーっ!