iPhone17で3キャリア対応のeSIMを試してみる
eSIMflyの1GB/7日プランが4キャリア対応なのを確認してみたまではよかったのですが、4キャリア対応が終わってしまって、IIJmioのドコモ回線のみになってしまいました。
そこで、trip.comのeSIMでほかに代わるものがないか探してみた結果、3キャリア対応のものがあったので、今回はそれを紹介してみたいと思います。
iPhone17はeSIMのみ対応ですが、mineoでソフトバンク回線を契約していた人がiPhone17を使おうと思った場合、au回線かドコモ回線に変更するしかないですよね。
また、引っ越しをしたらそれまで使っていた回線ではあまり電波をつかまなくなってしまった場合、他の回線に変えざるを得ないわけですが、どの回線にするかどうやって決めたらよいかと迷ったときは、今回紹介するようなtrip.comの3キャリア対応のeSIMを使ってみたらよいと思います。1日のみの利用であれば、100円前後しかかかりません。
画像はtrip.comのホームページでeSIMの検索をしてみた結果を示しています。なぜかメニュー画面には全くeSIMの項目が出てこないので、検索窓で「日本 eSIM」と入力して検索をかけます。そうすると、28件の結果が表示されます。
1つ目は、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線に対応したeSIMです。
「日本 | 5G eSIM | 高速データ| デイバッグ| 1~14日間 | ナチュラルデイ| クイックインストール| QRコード」
https://jp.trip.com/things-to-do/detail/97731298/?locale=ja-JP&curr=JPY
画像は分かりやすいようにスマホで撮りましたが、実際に注文する際にはパソコンでやったほうがよいようです。
利用日数と利用GB数を選択します。
こちらのSIMは、1日当たり1GBのプランしかないようです。
料金は1日、1GBで118円となっています。利用日数が増えた場合にどうなるかですが、日数が増えるに従って90円~70円程度と割安になっていくようです。
注文を確定させてクレジットカードで支払いします。
そうすると、ホームページ上に契約内容が表示され、登録メールアドレスに契約成立の連絡があります。eSIMインストールのQRコードは、メールの中に表示箇所がありますので、そこをクリックして表示させます。
実際にQRコードを読み込んでインストールしてみると、eSIM名は「旅行-Hutchson HK」となっています。
自動的に選択された通信キャリアはソフトバンクでした。
スピードテストをしてみると、下り21.9Mbpsでした。
次は、ネットワーク選択の自動のチェックを外して手動での選択にします。真っ先に表示されたのがドコモでしたので、ドコモ回線で試してみました。
SIMを作動させるには「データローミング」をオンにします。その時点から利用がスタートします。
また、APN構成プロファイルがインストールされていると圏外のままになってしまいますので、mineoのAPN構成プロファイルが入っているときは必ずそれを削除してください。
このSIMの場合は、1日をカレンダー通りに計算します。GMT+8 時間で、23:59で1日が終了です。香港のプロバイダだからGMT+8 時間ですが、日本はGMT+9時間だから、恐らく午前0:59に終了となるのかな?実際に試してないので分かりませんが、多分そうだと思います。
このときはたまたまドコモの5Gのn78をつかんだので、下り123Mbpsも出ました。5Gの電波をつかむとデータ量も当然多く消費するので、仮にテストのためだとしても1GBくらい契約しておかないと、3キャリア目になると足りなくなってしまうかもしれません。このSIMは最初から1GBだからよいですが。
最後はau回線です。下り43.5Mbpsです。
以上のとおり、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線を
テストしてみることができました。
次は、「日本 5G eSIM | 三網カバレッジ | 日用パッケージ/データパッケージ | 1-30日 | カレンダー日課金 | QRコード」
https://jp.trip.com/things-to-do/detail/57469493/
です。
こちらは、3キャリアは3キャリアでも、ソフトバンク、ドコモ、楽天モバイルとなります。
こちらは、0.5GBから契約できますが、一応1GBを選択しました。1日1GBで102円です。こちらも日数が増えると1GB当たりの単価は少しずつ安くなっていきます。
こちらのSIMも、日数のカウントはカレンダーどおりです。GMT+8の23:59まで有効です。
eSIM名が同じく「旅行-Hutchson HK」となっていたので、自分で「三網」と文字を追加して区別できるようにしました。
最初につかんだキャリアは楽天モバイルです。
先のSIMと同様にデータローミングをオンにして利用開始します。
スピードテストの結果は下り38.3Mbpsでした。
ネットワーク選択の自動のチェックを外して、ドコモを選択します。
今回は5Gのn78はつかめなかったようで、下り29.4Mbpsでした。表示が5Gとなっていても、必ずしもSub6のBandをつかんでいるとは限りません。













最後はau回線です。こちらは下り43.5Mbps出ています。
以上、こちらのSIMでも3キャリア利用することができました。
今回紹介したeSIMのほかにも3キャリア対応をうたったものがあったのですが、実際にやってみたら楽天モバイルの回線がつかめなかったので、そちらは紹介は省かせていただきました。
ソフトバンク回線とau回線の両方に対応したSIMもたくさんあり、料金はそちらのほうが若干安いようです。今現在ドコモ回線で、au回線の通信状況だけ知りたい方の場合はそちらのeSIMを選択したほうが安くつくかもしれません。