今年の年末、おもちが高い!
年末になると切り餅を購入し、お正月のお雑煮、焼き餅で頂きます。
今年の年末、スーパー等で売られている切り餅が高いです。
1kg入りで昨年よりも200円くらい上がってます。
お餅大好きなのに残念です。
11月下旬の新聞で報道されてましたが、コメ不足で、もち米から主食用の米に転換したのが原因のようです。
■鏡餅も切り餅も値上げ…もち米急騰、どうなる「正月の味」 うるち米に転作増加で価格2倍に(中日新聞)
https://www.chunichi.co.jp/article/1168377
あられや餅などの原料となるもち米の価格が昨年の約2倍に急騰し、米菓や餅を扱う業者の経営を圧迫している。主食用のうるち米の価格が上がり、もち米からうるち米に転作する農家が増加。もち米の作付面積が減っているためだ。正月に向けて餅の需要が増える中、もち米のさらなる価格高騰も懸念され、業者からは「日本の文化が消えかねない」と嘆く声が出ている。
1964年の創業で、従業員26人の「菊一あられ」(愛知県一宮市)の工場には、あられを味付けるしょうゆの香ばしい匂いが漂っていた。
しょうゆやエビなど、多彩な24種類の味のあられは一つ160~千円ほど。地元のスーパーなどが主な取引先だが、近年は台湾やフィリピンなどへの輸出にも力を入れ、売り上げを伸ばしてきた。
もち米の高騰で、状況は一変した。主に使うのは代表的な銘柄である佐賀県産の「ヒヨクモチ」。2025年の基準価格(契約栽培、60キロ当たり)は、前年比2・08倍の3万3960円にはね上がった。菊一あられでは4月に商品を値上げしたが、11月にも一部で20~30%分の再値上げに踏み切った。
・29%、鏡餅で11~20%の値上げとなる。
もち米にはうるち米のような国による備蓄制度はなく、新たに安価な国産もち米を手に入れる方法は少ない。米菓事業者の間では、国産のもち米と同じ品質として知られる米カリフォルニア産のもち米の輸入を国に求める声も上がる。菊一あられの渡辺代表は「主食用のコメも大事だが、もち米にも需要があることを認識してほしい」と、国にもち米の流通を安定させるよう求めている。
生産 全体の4% 輸入も少量
うるち米に比べ粘り気が強く、餅やあられといった米菓やみりんなどの原料となるもち米。高騰の背景には、高値の主食用のうるち米に転作する農家が増えたことがある。
主力産地の一つ、佐賀県の県農業協同組合(JAさが)によると、県内の2025年産もち米の作付面積は前年比9%ほど減少した。主食用のうるち米の高騰を踏まえ、もち米の生産意欲を維持するためにもち米農家に支払う概算金を前年より60キロ当たり1万円以上引き上げた。担当者は「ここまで引き上げたのは初めて」と話す。
他の産地ではさらに生産が減っているといい、「付き合いのなかった仕入れ業者などからの(もち米の有無を尋ねる)問い合わせも多い」と明かす。秋田県では主に作られている加工用のもち米の生産量が、前年比40%減少するとみられている。
農林水産省や米穀安定供給確保支援機構の集計によると、23年産のもち米の生産量はコメの生産全体の4・2%に当たる30万トン。14年産以降の生産量は年間30万トン前後で推移してきたが、25年産分は減少する見通しだ。
主な産地は佐賀県のほか、北海道や新潟県、秋田県などで、この4道県で全国の作付けの約4割を占める。輸入も少量で、無関税のミニマムアクセス(最低輸入量)米のうち、加工用タイ産もち米の24年度の成約数量は約7800トンにとどまる。(真子弘之助)



いつ頃からか1kgも入ってない物も多数💧700gとか800gなのを見た時凄くショックでした😭
雑煮が作れなくなる&食べられなくなる?!......になりかねないですねぇ😰
短い秋の間に一袋キープしていて良かった😊