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大阪音楽大学 楽器資料館

大阪府豊中市にある大阪音楽大学に行って来ました。
目的は構内にある楽器資料館の見学です。
一般公開は年に数回で見学時間は3時間限定です。
さぞかし人で一杯だろうなと思っていましたがなんと来場者は私だけでした。
最初挨拶した時「ツィンクの実物を見るのが楽しみで来ました」と言ったので暇潰しや冷やかしの客ではないと判断されたようで学芸員さんに付きっ切りで説明して貰えました。
ケースの鍵を開けて手に取っていろいろな角度から見たり鼻笛など実際に演奏して頂いたりもしました。
又、私の低次元で的外れな質問にも丁寧に答えて頂き博物館でこのような厚遇を受けたことはなかったので大感激でした。
ちょっと時間を過ぎるまでいましたが来場者は結局私一人だけで学芸員さんも暇を持て余して付き合ってくれたのかもしれません。


大阪音大入口.jpg

音大正門

大阪音大オペラハウス.jpg

自前のオペラハウスもあります。
建物はまだ左右に拡がっています。

大阪音大資料室1.PNG

楽器資料館内部
今回は世界各地の民族楽器の展示室です。
日本やオーケストラで使う古楽器を展示する別館もありますがこちらは他日見学の予定です。

大阪音大ツゥィンク.jpg

中央の楽器がツィンク
バロック時代の笛で発音はマウスピースで運指は音孔と金管楽器と木管楽器のハイブリッド仕様です。
角笛起源で通常は弓状に湾曲したものが多いです。

大阪音大イギリスギター.jpg

中央は18世紀のイギリスギターで胴中央部に鍵盤が付いています。
鍵盤を押すとハンマーが下り弦を叩きます。
貴族階級のご婦人が弾く時爪や指を痛めないように付けてあるそうです。
取り外し出来ます。
上部にはペグがなくボルトを回しナットを動かして調弦するようになっています。
バイオリンの弓を張るのと同じ構造です。
指板にはカポタストも取り付けてあります。

大阪音大ハープ.jpg

ビルマの竪琴
後ろの壁に吊るしてあるのはアフリカの物

大阪音大弦.jpg

インドの弦楽器
いずれも共鳴弦が多く調弦に時間が掛かりそうです。

この後箕面公園に行きました(既出)。


1 件のコメント
1 - 1 / 1
近くだったら見学に行きたいです。
羨ましい〜

最近、大正琴を手に入れました。
箏を弾いていたからか、大正琴は難しい😅
弦の調律がみな同じ音と言うのに衝撃を受けました💦
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