バグパイプという楽器
バグパイプと言えば今ではスコットランドを代表する楽器と思いがちであるが起源を辿れば西アジアに端を発し世界の各地に広まっていったものである。
羊等の皮袋(bag)に管(pipe)を差し込んで作られたいるのでbagpipeと呼ぶ。
バグパイプと言っても色々な形態があるので大阪音楽大学所蔵のもので紹介したい。
上図はドローン管のない最も原初的なものである。
これもブロー管とチャンターは直結していない。
ドローン管1本付いたもの
今回はこの形のものを作る予定である。
ドローン3本付いた典型的なバグパイプ
口から息を吹きこむ代わりにふいごを使って空気を注入する仕組みになったものもある。
画像で分かるようにパイプの数は2~5本である。
これらの内、息を吹き込むブローパイプと旋律を奏でるチャンターは必須である。
残りのパイプはドローン管といって通奏低音を奏で続けるパイプである。
全てが同じ音を出すので必ず複数本ある必要はない。
バグパイプが他の楽器と違うところ
旋律を奏でるチャンターは唇に咥えて演奏するのではなく袋に貯まった空気を加圧することで音を出す。
管楽器は通常は口に咥え唇の力加減で高音域の音を出すがそれができないのでバグパイプの音域は1オクターブ+1音と極めて狭い音域しか出せない。
オプションとして音の高い方に音孔を新たに開ければ高い音も出せるがせいぜい2穴程でコスパが良いとは言えない。
更に音出しの際タンギングが出来きず曲全体にスラーが掛かっている状態であるので音の出だしが分かりにくい。
そのために装飾音を多用して演奏することになる。
ドローン管は吹き始めたら同じ音を出し続けるためコード進行によっては不協和音になることがある。
以上を踏まえて模式的なバグパイプを製作中であるがその一端をチラ見せする。
詳しい制作過程は次回に譲る。







肺活量がヤバすぎる
>> pmaker さん
演奏する前に袋がパンパンになるまで口から息を吹き込みます。すると動画の初めのように何もしなくてもピーと音が鳴りますのでそこから演奏を始めます。
後は外に出た空気の分だけ補充すればいいだけです。
添付動画の場合パイプ1本だけ鳴らすので大したことはないですが伴奏のドローン管が3本とか付いていたら4倍の空気を消耗しますので肺活量マックスで大変だと思います。
コメントありがとうございました。