【SIM道楽】Ubigi eSIMが 新機能「IPロケーション機能」の提供開始しました( β版 )

　本日 Ubigi-eSIMから届いた新機能「IPロケーション機能」のお知らせです。

　これまで日本国内で、国内ネットワークを使った海外SIMサービスを利用した場合に、各種ローカルサービス、例えば「銀行サイト」や「キャッシュレス決済」サービスの利用に際し しばしば「接続拒否」されるケース(エラー)が発生していました。↓画 (以前 経験したエラーの例 Yahoo系サイト、PayPayキャッシュレス決済 )

　これは「ジオブロック」と言って、セキュリティー確保のためや、自国限定サービスにアクセスする場合には、自国IPロケーションからのみ接続を許可するという仕組み(制限)の為です。
　通常、海外SIMサービスを利用した場合には、発信元が海外のIPロケーション(アドレス)となるため、この制限を受けることになり、また一方で、日本国内SIMサービス(日本IP)を利用するユーザーが海外に出た場合には、現地限定のウェブサイト等へのアクセスが制限されることになります。

　今回の Ubigi eSIMが 新機能「IPロケーション機能」は、Ubigiアプリ上で必要に応じて…
・「旅行先国(地域)のIPアドレスを使用」または
・「居住国(日本/私の場合)のIPアドレスを使用」
　のどちらかを選択可能にした機能です。↑ 画 は実際に当方のUbigiアプリで体験してみたものです。

　結果として、この Ubigi eSIMの「IPロケーション機能」を利用することで、「ジオブロック」の回避、「不正アクセス疑惑」の回避、さらに、代替回避策としてVPNを介した場合の回線アクセス遅延の回避等は、ユーザーにとって有り難い改善になります。

　この機能の搭載によって、Ubigi eSIMは国内/海外で特定サービスを利用する度に課されていた不本意な利用制限が大幅に改善されることが見込まれます。また、この機能が一般化されていくようであれば、より競争力の高い海外SIM/eSIMサービスの国内利用の機会も増加してい行くのかもしれません。

　以上、Ubigi eSIM新機能「IPロケーション機能」のご紹介でした。