ChromeOS Flexでシンクライアント端末
久しぶりにファンレス端末をセットアップしました
今までラズベリーパイ2やJetson NanoにLinuxを乗せてChromiumブラウザで使っていました
ChromiumでもGoogleの同期が使えてたのですがセキュリティ強化されたのか同期機能が使えなくて不便になってPCに戻っていました
入手した端末はHP T420というシンクライアント端末でAMDのCPUを搭載したPC互換機です
https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/713798.html
魅力はファンレスである点、x86互換CPUだから本物のChromeが動く点です
欠点は、メモリが2GBしかないところ、CPUが1GHz x 2コアと足りないところかな
購入したものの2GBでは使い道がないかとも思っていましたがChromeOSはそこそこ使えます
Jetsonでは4GBないとパフォーマンス的に厳しかった印象があるのですが、流石はブラウザの動作だけに特化したOSという感想です(それでも難しいと思うのですが)
しばらくは24H動作のメイン端末として使っていこうと思います
8 件のコメント
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>> リックン220109 さん
本当、軽くて驚きました一度、軽いlubuntuも入れたのですが思ったより重くて、やはり2GBはもう使えないかと思ってたところです
>> マレーシアのケイスケ @kmlovesmineo さん
ID連携をしてないので試せませんが、CPUは少し重いページを見てるだけで100%に張り付くので思いと評判のところは難しいでしょう(^^)GPUはちょっといいものを積んでますが、CPUのクロック周波数、メモリ共に、ギリギリのものなので、軽いブラウジングまでですね

シェルの開き方がわかったのでコマンド一覧とメモリ状況を表示もうshellとして使う基本のコマンドもないほど削減されています
ChromeOSはzramを用いてswapを吐き出すことでフラッシュにアクセスしない構造です
物理ディスクに優しいOSです
zramは圧縮ramディスクなので、メモリを圧縮することでメモリ不足を少し緩和します

Linux環境も試してみましたChromeOSは、AndroidアプリとLinuxアプリに対応していますが、無料であるFlexではGoogle playのフレームワークが提供されないのでAndroidアプリは動きません
ですがLinuxは動くようです
Linuxを動かすにはCPUが仮想マシン命令をサポートしている必要があってBIOSから有効にしたらスクリーンショットのLinux開発環境の設定ボタンが有効化します
ChromeOSではLinuxは本体のOSから分離した仮想環境で実行を行う構造でセキュリティが保たれるような賢い仕組みです
動画再生のmpv、音楽再生のaudaciousなど、aptコマンドで正常にインストール動作。加えて、Sikiという5chブラウザの野良debファイルもインストール動作しました
ですが、どうもChromeがもっさり動作するようになったので、環境ごとアンインストールしました
おそらく今の環境だとメモリ不足かと思う

キーボードのキー変更は画像の範囲に限られます私は、CAPS⇔CTRLの変更と、キーボードによっては半角/全角⇔ESCの変更を行ってます
ChromOSでは前者だけ対応できるようです
ただctrlをcapsに変更すると右のctrlもcapsになっちゃうようです
日本語入力はインストール時に日本語を選ぶと自動で入ります
ただ、キーのカスタマイズは、標準、ATOK、MS-IME、ことえり、から選ぶのみです
英語⇔日本語の変更も変えられないようです
私は、ATOK形式で日英の切り替えも合っていたので支障はありませんでした

動作に関してですが、Xが非常に重くて埋め込みの動画の再生に苦労するようなパフォーマンスですyoutubeに関してはページの描画に苦労しますが動画の再生は安定したらできるってところです
これに業を煮やしたってわけではなく、実は、後継機種と思われる、t530も買ってしまいました
こちらの方の記事を参考にしました
https://x68000.blog.fc2.com/blog-entry-764.html
おそらく入手した経路も同じじゃないかと思う
私が購入したときはt530は3000円でした。値上がったんじゃないかなあ
大きさは、t420は8インチのタブレットより少し短いぐらいの小さな筐体でしたが、t530は二周りほどで想像より大きかった
紹介ページの方に基板写真がありますが、ヒートパイプ使った冷却機構も私の萌えポイント!
今はパフォーマンスの画面の温度が0℃のままで読めなくなってますが、chromeosのお試しのときは読めていて、ストレステストをかけても38℃にとどまってました
t420のときにやったLinux開発環境もインストールしてみましたが、思った通りメモリを1GBも持っていかれたので今回もアンインストールしました