食管法は廃止して良かったのか?
「食糧管理法(食管法)廃止の主な理由は、**国際情勢の変化(ガット・ウルグアイ・ラウンド農業合意による米市場開放と整合性の確保)**と、**国内の経済状況の変化(米の流通における自主流通米の比率増加、在庫の増大、生産調整の行き詰まり)**です。これらの要因から、政府による全量管理が実情に合わなくなり、自由な流通や市場原理を導入する「食糧法」に移行することで、国民生活の安定と農業の合理化を図る目的がありました。」
結果として 今日の米騒動につながっている。
8 件のコメント
コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。


マリオネット小泉を 操る農水省は 職務を放棄してます。
食糧管理法についてはネットでの要約しか知らないので、間違っているかもしれませんが、そもそも日本人が米を食わなくなってきたのに、無駄な税金を毎年投入する意味はなかったのではないか。
それに、良い米を作って売りたいという意欲的な農家にとっても食糧管理法は困った存在だったのではないか。というようなことが気になりますね。
もし仮に、食糧管理法を今やったとして、生産者は高く買ってもらい、消費者にとっては安く買えて単純には一見良さそうですが、結局、多大な税金の投入になってくるので、一般国民にとっていいことなのかどうか。
(財源が~~という声が、財務省のあたりから聞こえてきそう)
戦後に米国の戦略により、小麦粉、とうもろこしなどを大量に買わせる事にした。
牛は放牧し、草を食べさせていた。豚は残飯。鶏は草。
牛にとうもろこしなど配合飼料を食べさせるようになって、栄養が偏った。そこで、飼料にビタミン、成長剤などを添加。急速成長はするけど、常時飼料を米国から買わなければならなくなった。戦略通り。牧草は国内でも生産できるけど、配合飼料は輸入。
小麦も同じ戦略で、給食に提供して、子供の時からパン食に馴染ませた。結果としてご飯の消費が減った。
長期間の戦略通り、現在があり。
>> nak-tek さん
>小麦も同じ戦略で、給食に提供して、子供の時からパン食に馴染ませた。結果としてご飯の消費が減った。よく言われる説ですが、確かにアメリカから小麦を大量に輸入したことは間違いないですが、アメリカ政府としても戦略と思ったかもしれませんが、大多数の日本人からしてみれば、食の選択肢が増えて一定の支持を得ただけのこと。自動車のようにいくらアメリカの戦略と言っても、まったく成功していない例もありますし。日本人が好むかどうか。
ちなみに小麦の消費量が増えたから米の消費量が減ったのかどうか。
このグラフは年間摂取量の推移ですが、1960年辺りから小麦は確かに少し増えていますが、それとは逆に大きく減っているのは米で半分以下になっている。少なくとも米の消費量の低下に小麦はほとんど影響していないことがわかります。
#864 小麦粉消費量の推移と食生活の変化
https://www.flour.co.jp/news/article/864/
>> ジョニー23k さん
他の輸入穀物もグラフに入りませんか?>> nak-tek さん
輸入穀物のグラフでありませんが、先程の同じサイトにあったグラフです。一人あたりの供給熱量の推移。昭和35年頃からと比べると、小麦は米の消費量の減少にはあまり関係ないです。それよりもむしろ畜産物や油脂類ですね。(畜産物といっても、牛、豚、鶏などの総和)これをすべてアメリカのせいにするのは簡単ですが、普通に考えれば、国民がこういう食生活を望んでいるんですよ。世の中を動かしているのは大衆。(きっかけはアメリカのせいかもしれないけど、それを言い出すと今の日本人が肉食を普通にやりだしたきっかけは明治政府の責任となりますね)
しかし、私が言いたいのは米の消費量が減ってきた原因を言いたいのではなくて、結局は需給バランスでしょってことで。
それと食糧管理法の廃止が今の米騒動につながっているかというのは、少し無理があるのではないかと。廃止したのは30年前ですよ。「食糧管理法をやめてなかったらこういうことは起こるはずない」という考え方かと思いますが、もしやめていなかったらいろいろ矛盾がより大きくなってきて別の問題点が起こっているかもしれませんね。(実際に、食糧管理法を辞める前にかかわらず米不足による米騒動が起こっている)
そういう色々矛盾点が出てきたから、辞めたんじゃなかったのではないでしょうか。