いつまで相場は高騰が続く

日本の株式市場は高値で終わりました。私は、相場の先行きは悲観的に見ています。日米とも財政規律は緩む一方で、国の債務は膨大に積み上がっています。

将来のいつか債務が返しきれなくなり、財政破綻から、株式市場も暴落するとの見通しは変えていません。

しかし、この様子だと市場はさらなる高値を更新する勢いです。
特に米国は9月に利下げすれば、市場は大暴騰するのではと思うようになりました。あふれ出た資金が市場になだれ込むでしょうから。

特にテック株は、連日の高値更新は確実なのかもしれません。
直近のNASDAQの時価総額はマネーサプライの1.45倍になったとRedditに書かれていました。これは、00年のドット・コムバブル超えです。ある種のレバレッジ効果ですね。

しかし、08年には
NASDAQの時価総額/マネーサプライ
が0.25にまで低下しました。

このように、レバレッジが逆流すれば、大暴落が起きると見ています。それがいつなのか…。米国長期金利は低下傾向の兆しさえでているので、当面はないとは思うのですが。

それまでは、宴を享受したほうが良いのかもしれません。