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梅田。ウメだ!

夏前の話ですが、職場に実家が梅農家の人がおり、毎年段ボールで持ってきてくれる。
みんなで “わけわけ” するのだが、みんな何にするのか聞いてみた。
「梅酒にする。」「梅ジュースにする。」 ・・・へ! みんな月並みだな。面白くない。

生産農家の彼にも聞いた。
「普通ですよ。」

「普通」って何やねん。そんな答えあるかい!
もういい!自分で考える。


ネットで調べると山形のお土産お菓子に「のし梅」というものが出てきた。
ごく簡単に言うと、梅肉を寒天で固めたものの様だ。

「よし。これ作ってみよう。」
しかし素人が寒天を使うのは難しい。
よし、ゼラチンで行こう。

梅肉を取り出し・・て・・・。
梅肉が種から取れない。ぐちゃぐちゃになった。
どうやったら梅肉だけ取り出せるんや?

お!ザルや。
がんばって手でこそいだ梅肉と皮をザルの網にすりこんだ。
うまくいった。

その6個分の梅肉を水で溶いて500ccにし、ハチミツ大さじ2~3杯投入、60℃まで加熱。
(鍋底を1秒触ってられるのが50℃。それに+チョイ加熱すればいいところだ。)

鍋を火から下ろし、ゼライス14gを投入。
ダマができない様に、全体を素早くしっかり混ぜる。
これを紙コップ数個に入れてラップ。そのまま冷蔵庫に。

数時間後、できあがったモノを食ってみた。
あれ?美味い。でもちょっと薄味かな?
500ccなら10個ぐらい入れてちょうど良かったかな。

できあがったものは、確かに「のし梅」ではなく「梅ゼリー」である。
だが果汁100%。その辺の果汁1%や10%とは味が違う。芳醇で贅沢だ。(ほんま)

事前に福島女子から「うまくできたら持ってきて。食べたい。失敗したらいらない。」と言われていたので、1個会社に持って行った。(ひどい女や。)
でも食べたら「おいしい。」と好評であった。


これに味をしめて、すでに来年のメニューを考案した。

=準備作業=
完熟ならあまり神経質になる必要はないが、青梅を使うならまず青酸を飛ばす作業を要する。(60度まで加熱して30分位か? 知らんけど。)

=メニュー=
● 梅風味の酢めし。
梅肉は1回分ずつに冷凍保存しておく。製氷皿で固めて、ラップで包むとか?
すし酢に混ぜるだけの簡単料理。ちらし寿司に合うのではないか?
● 梅風味の焼き魚。
魚の缶詰(水煮)をフライパンで焼いて梅肉を載せる。骨を取らなくていいので◎だと思う。
● なんちゃって梅ヨーグルト。
梅のクエン酸で牛乳が固まる。特濃牛乳使用が良さそう。
● 梅カッテージチーズ(梅ッテージチーズ)
これも特濃牛乳を沸騰寸前まで温め、少量の水で溶いた梅肉を投入・攪拌し、ろ過。
新感覚「梅風味のチーズ」はイケそうな気がする。
●ウメポン
冷蔵庫でポン酢を見た。「梅でもいいんじゃないか?」
ただ、普通は柚子・酢・みりん・かつを・醤油 となるが、柚子と酢を梅に置き換えるので、みりん・かつをが梅の風味を消してしまうだろうか?
一旦ヌキで試してから考えよう。


来年は忙しくなりそうだ。
しかし、楽に梅肉を取る方法ないやろか?
だれか教えて!


2 件のコメント
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 ネット検索すれば、それなりの活用方法が見つかると思う。
 成功例と失敗例のチェックが必要。

 情報を参考にした、自分なりの創作料理も面白そうだ。
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