良いの？悪いの？★日米間の相互関税が15％で決着！

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日米、相互関税・自動車15％で合意：識者はこうみる
https://jp.reuters.com/opinion/forex-forum/RKND26NQ7ZKTFF7WDLS56FC7JA-2025-07-23/
「◎車関税15％は全体でプラス、石破政権続投か
＜野村総研　エグゼクティブ・エコノミスト　木内登英氏＞
相互関税１５％であれば経済のマイナス影響が軽減されることは確か。２５％の場合は０．８５％ＧＤＰ（国内総生産）が押し下げられるが、１５％だと経済へのマイナス影響は０．６６％に軽減される。ただ、自動車関税が１５％で、さらに０．１％程度は下がるだろう。日本は自動車関税の撤廃求めていたが譲歩したということ。自動車も下げたということで、トータルで見るとプラスだと思う。
日本がどのような譲歩案を示したのか、従来の姿勢が変わっていないか、コメを含む農産品の大幅な輸入拡大等を約束していないのか、今回相互関税は合意としても、自動車関税の撤廃を引き続き求めていくのであれば、国内での評価は高まり、石破茂政権続投の可能性はかなり高まるだろう。トランプ政権にとって、より大事なことは米国の貿易収支改善なので日本が投資拡大を約束しても評価はされるかもしれないが、満足は得られないだろう。
日本側の譲歩と相互関税以外の自動車、この２点が今後の交渉のポイント。石破政権への国内評価も考えた上での今日の合意だったのだろう。相互関税で二国間合意はしても、今後、医薬品・半導体等で新たな関税をかけてくる可能性はある。農産品もこれまで通りトウモロコシや大豆の輸入拡大であれば国内での反発も出ないと思うが、さらに大幅な輸入関税率の引き下げ、特にコメが絡んでくると、国内で批判が高まり石破政権の求心力が下がってしまう。今回の合意を私は評価している。」

　野村総研の予測は、相互関税25%の場合、日本のGDPを0.85%押し下げ。今回の合意で、0.76%押し下げに「軽減」

　伊藤忠総研【画像】の予測は、合意後も、「ＧＤＰ0.6％下押しの予測変わらず」

　両研究所の見解の相違は、合意前の予測が、野村総研は より悲観的、伊藤忠総研は より楽観的 だったことが原因と感じます
(野村総研の場合、合意前の予想より、まだマシだった という捉え方 と思われます)

関税分を政府が補填するためという理由でアメリカ国債の売却をちらつかせるべきでした･･･

・歴史上、最大の貿易合意
・相互に利益があるパートナーシップ
・日米の新たな黄金時代に向けた輝かしいディール
・今の所はポジティブな発言が多いようです
・最大輸出額の品目の税率が、当初約2割upで厳しかったが、約1割upに
・10% 30% 35% 25% と色々出て交渉し
15% (12.5%+2.5%) に歩み寄り
・株価がドンと上がっててびっくり📈
・ほんのちょっとだけ売りました💰💰

続報）　あれこれ影響を考えてみましょう。

◎　日本、米ボーイング機100機購入や米産コメ輸入増で合意＝ホワイトハウス

”　日本は２２日に締結した米国との貿易協定の一環として、米ボーイング社製航空機１００機を購入し、米国産コメの輸入量を７５％増やすことで合意したと、ホワイトハウス当局者が２３日明らかにした。　・・・”

https://news.yahoo.co.jp/articles/04502265e02877e2d6d00f7b060cbdb145d58bb7

https://jp.reuters.com/markets/commodities/LS3NFPV7WZNG7IGG4BLBRO5I6I-2025-07-23/

よくこんなので「合意」なんてしたもんだ。

昔はよくＷＢＳにも出演していた木内氏ですら「１５％に低下してＧＤＰへの影響が軽減した」などとつまらぬことを言っているが、よく考えたら「０％→１５％」ですからね。
あまり核心を突くと干されるのでしょうか？

しかも８０兆円の巨額投資。
さらにその投資で得た利益の９割はアメリカのものということらしい。
（大統領本人のＳＮＳより）
つまり投資したお金のほとんどは日本には戻ってこない。
アメリカの企業に多額の献金をするようなもの。
ヤバ過ぎでしょ。

８０兆円もあれば能登の復興も福島の復興も、さらには国内の老朽化したインフラの再構築も進むだろうに。

この交渉で日本が得たものは何ですか？
これ本当に「交渉」ですか？
相手のペースに巻き込まれ、言われるがまま。
日本国民からすればこの合意自体が売国行為にしか見えないのですが。
現政権と財務省による売国行為。