毎月あるって当然か 女性の体を解放する新しい選択肢
先日、エレベーターで乗り合わせたお母さんと中学生くらいのお嬢さんの会話が、心に残りました。お嬢さんが「毎月お腹が痛くなるのは嫌だ、何とかならないの」と訴えると、お母さんは「女性だから仕方ないでしょ」とたしなめていました。
このやり取りこそ、女性なら毎月生理があるのは当たり前という、長らく当たり前とされてきた常識の奥にある負担と、それに疑問を抱く新しい世代の声を象徴しているように感じました。
現代を生きる女性にとって、毎月の生理は、時に身体的・精神的な大きな負担となり、社会生活の大きな足かせとなっているのが現実ではないでしょうか。
生理があること自体は、女性の生殖能力を示す自然な現象です。しかし、毎月必ずあるべきという常識は、実は歴史やライフスタイルの変化によって生まれた側面が大きいのです。
かつての女性は、現代に比べて多産であり、妊娠中や授乳中は生理が止まる期間が長く、生涯の生理回数は少なかったと考えられています。初潮が遅く、閉経が早かったこともあり、生理がない期間の方が、女性の生涯の中で長かったのが自然な状態だったとも言えるでしょう。
これに対し、現代の女性は、出産回数の減少、初潮の早期化、閉経の晩期化により、生涯で経験する生理の回数が増大しています。
この生理回数の増加こそが、生理痛、PMS(月経前症候群)、貧血、子宮内膜症といった婦人科系のトラブルの一因となっている可能性が、医学的にも指摘されています。
毎月の生理がもたらす負担は計り知れません。激しい生理痛で仕事や学業に集中できない、PMSによる精神的な不調で人間関係に影響が出る、貧血で常にだるさを感じるなど、その影響は多岐にわたります。こうした症状が我慢するもの、女性だから仕方ないとされてきたことで、女性のパフォーマンスが低下し、生活の質(QOL)が著しく損なわれている現状は見過ごせません。
これは個人の問題にとどまらず、社会全体で見ても、女性が最大限の能力を発揮しにくい環境を作り出していると言えるでしょう。
ここで注目したいのが、生理を遅らせるためのピル(連続投与型の低用量ピル、LEPなど)の存在です。これらは、月経困難症や子宮内膜症の治療、そして月経回数を減らして上記のような負担を軽減する目的で広く使われています。
このピルを積極的に検討することには、大きなメリットがあります。QOLの向上、貧血や一部の婦人科疾患リスクの低減、そして生理による制約が減ることで、仕事、学業、スポーツ、趣味など、あらゆる活動をより自由に、中断することなく続けられるようになるのです。
もちろん、ピルの使用には副作用や注意点があり、適切な医療機関での診察と指導のもと、服用前に十分に説明を受け、管理される必要があります。
しかし、生理は毎月あるのが当然という古い常識に縛られず、現代の医学の力を借りて、女性がより自分らしく、快適に生きる選択肢を選べるようにすべきでしょう。
生理が女性にとっての足かせではなく、生き方を選ぶ上での自由なオプションとなるよう、社会全体で理解を広げていくことが求められます。



完全義体化が始まれば、完全に解決します!押井版の映画冒頭で草薙少佐が「生理中なの」と、ジョークっぽいことを言ってましたが…
>> スパイシーニョ@旧しっかり八兵衛 さん
首のUSB端子、何個にするか…今から考えておきましょ🤭せめて、最初の1回は処方箋でも、2度目以降は薬局で買えるなどの制度を作るべき。法律を作るのは男性だし、婦人科が儲からなくなるから反対されてしまうけど、毎度、毎度、婦人科へ行ってられない。
>> mikecat さん
その点は意見が分かれる点です>> スパイシーニョ@旧しっかり八兵衛 さん
その人は女性ですか。押井版映画とはアンドロイド関連の映画ですか。
>> sawa875 さん
攻殻機動隊の、草薙素子(もとこ)さんです。押井守の草薙素子が一番、義体っぽいけど…個人的には神山健治の攻殻機動隊の方が好きですね😌
>> スパイシーニョ@旧しっかり八兵衛 さん
エヴァンゲリオンだろうと思っていました。初めて聞くアニメですが、パトレイバー…でしたか…のようなものですかね。>> sawa875 さん
パトレイバーですか😅まあ…ある意味ではパトレイバーは、攻殻機動隊(押井版)の原点といえるかもしれません。
パトレイバー(漫画)は少年サンデーコミックスで、ゆうきまさみによって連載されていたので、彼を原作者と思い込んでる人もいるかもしれませんが…
パトレイバーの原作者は「ヘッドギア」というグループで、その中に漫画家のゆうきまさみ、脚本家の伊藤和典、デザイナーの出渕裕(メカ)と高田明美(キャラ)、そして押井守がいたわけですね…
その5人によってパトレイバー(の世界観)は作られたようですが、とりわけ押井さんの発言力が強かったそうで…パトレイバー ≒ 押井守の作品と言ってもいいのかもしれません。たぶんSFアニメファンには常識?
ちなみに攻殻機動隊は原作は士郎正宗ですが、押井版の攻殻は押井色が出まくってます😅
攻殻機動隊はAI搭載したロボットがそこら辺を普通に歩いてて、しかし生身の人間もいれば、欠損した肉体を義体で補う人もいるし、草薙素子のように完全義体(生身は脳だけ)もいる世界観です。
特に押井版は哲学的な感じですね。川井憲次の音楽も素晴らしいです。個人的には東京オリンピックはこういうの(動画)、やってほしかった…欧米人も望んでる日本像でしょう。
コーネリアス(僕が観てない攻殻の音楽担当…皮肉にも)にやらせようとか、間違ってますよね。しかもスキャンダルで降ろされて…😔
攻殻機動隊、興味をお持ちでしたら一度、観てください!30年くらい前だけど色褪せてません!
>> sawa875 さん
sawa875さんの意見は?