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株式相場の先行指標を選定する

ロボアド投資は最小分散投資か最適資産配分投資のいずれかで、どれも似たような成績だと思っていました。しかも、オルカン投資の成績と同じか劣後している場合が多いように思えます。
ただ、ひとつだけリターンが優れているものがあります。それは40の先行指標を使って相場を予測するというのです。

私も似たようなことができないかと思いました。そこで、株価指数に先行する指標を選定し、どれくらい関連があるかを調べてみたいと思っています。

まずは、先行指標の候補と思われるものを選定します。
その指標候補と株価の相関を計算します。関連が強いほどその指標は株価に先行して、その方向をつかむのに役立つわけです。

経済関連の先行指標:
* 製造業PMI (購買担当者景気指数): 製造業の景況感を示す。
* 非製造業PMI: サービス業の景況感を示す。
* 消費者信頼感指数: 消費者の将来の経済に対する見通しを示す。
* 新規失業保険申請件数: 労働市場の健全性を示す。
* 住宅着工件数: 建設活動の先行指標。
* 小売売上高: 消費支出の動向を示す。
* 景気先行指数 (CLI - Composite Leading Indicator): 複数の経済指標を組み合わせた先行指数。
* OECD景気先行指数: OECD加盟国の景気動向を示す。
* 貨物輸送量: 経済活動の活発さを示す。
* マネーサプライ (M2など): 金融市場の流動性を示す。

市場関連の先行指標:
* 国債利回り曲線 (イールドカーブ): 長短金利差から景気後退の兆候を読み取る。
* VIX指数 (恐怖指数): 市場のボラティリティと投資家の恐怖感を示す。
* 商品価格 (原油、銅など): グローバル経済の需要を示す。
* 金価格: 安全資産への需要を示す。
* 為替レート: 国際的な資金の流れや経済力学を示す。
* 出来高: 市場参加者の活動度合いを示す。
* プット/コールレシオ: オプション市場から投資家のセンチメントを測る。
* 空売り比率: 個別銘柄や市場全体の弱気センチメントを示す。

企業・産業関連の先行指標:
* 企業設備投資計画: 将来の生産能力拡大への期待。
* 在庫水準の変動: 企業の生産調整や需要予測の動向。
* 受注残高: 将来の売上高の先行指標。
* 企業の採用計画: 景気や事業拡大への自信を示す。
* 特許出願数: 企業のR&D活動やイノベーションの指標。
* 特定セクターの売上トレンド (例: 半導体出荷額): 関連産業の先行指標。
* 求人情報サイトのデータ (特定のスキルを求める求人件数): 将来の産業構造や技術トレンド。

次にこれらの指標が株価指数とどの程度関連があるかを調べます。


 続く


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