尊厳vs差別〜人には身分に差があるの?差別は許されるの?野放図なの?
「世界人権宣言」は、1948年12月10日に国連総会で採択された、すべての人間が持つべき基本的な権利を宣言した文書です。
世界人権宣言の内容を具現化した「国際人権規約」は1976年に発効され、日本も1979年に批准し、国内法としての効力を持つようになりました。
また、日本国憲法も世界人権宣言の理念を反映しており、基本的人権を尊重することを定めています。
日本国憲法第98条2項は、「日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする」と規定しています。これは、日本が締結した条約と確立された国際法規は、国内法と同様に遵守されなければならないことを意味します。
人権の保障
日本国憲法は、法の下の平等、自由、生存権を保障しています。具体的には、第14条で法の下の平等を、第11条、第13条、第18条、第22条、第23条、第29条などで自由を、そして第25条で生存権を定めています。
法の下の平等
第14条では、人種、信条、性別、社会的身分、門地によって差別されないことを明記しています。
人権侵害の反省
憲法は、戦前や戦時中の人権侵害の反省に基づいて、人権を侵すことのできない永久の権利として定めています。
今年は「治安維持法」ができて、百年にあたります。
治安維持法は、国体(天皇を中心とする国家体制)の変革や私有財産制度の否認を目的とする結社の活動を取り締まることを目的としていました。
しかし、実際には思想統制や人権侵害に使われ、戦後GHQによって廃止されました。
法相、排外主義に懸念 参院選演説での外国人差別(共同通信) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/9602660db94ce72157aa8d12f1709aa427a05137
世の中のどんより加減、空気の淀み具合のフェーズ(phase)が変わってきていますが、それでも未来を諦めない。危険な未来がやってくるのを防ぐ。
教室は鉛のように重い空気。
「なぁ、高橋っていつもひとりじゃね?」
男子生徒のひとりが薄笑いを浮かべた。
「なんか暗いよな。制服、ボロボロじゃん」「貧乏らしいよ」「うわっ、うつったら最悪だわ」
軽蔑の笑い声が響くが、聞こえないふりをする。
そんな灰色の毎日を過ごしていた、ある日の帰り道。
お金を盗まれたお爺さんに全財産1000円を渡した貧乏な女子学生。次の日、学校の前に黒塗りの高級車が現れて...



一時期、なぜかマイネ王で正義の定義について盛り上がってましたが…正義というのは集団生活を維持する為にあるんだと思うんですよね。
なので人類が読み書きをするようになるよりも前から、正義はあったと思うのですが、人権はその後から生まれた概念だと思います。
まどろっこしいので極端に例えます。
犯罪者に対して寛容にその人権を認めてしまうと社会正義は揺らぐ。
社会正義を厳しく守ろうとすると人権が揺らぐ。
そのようになるかと思います。
社会がダメになるかもしれなくても人権を尊重するべきか。古代はそうしてこなかったと思うんですが、これからの人類は?
上手くまとめられませんが…ふとした隙間時間に、そうした倫理の線引について考えています。
誰もが平等差別なしを心で思うのは普通のことですが、その先にある現実をどう受け入れるかで短い人間の人生の豊かさが変わってきます。
これ、全ての国民は、という主語がついています
どこかの記事の転載かも知れませんが、こういう事をすると信用されません
ということ。
彼女は、自身の体調不良を訴え続けていたにもかかわらず、適切な治療を施されないまま亡くなったため、出入国在留管理庁の体制そのものが問題視される事態となった。
ウィシュマ・サンダマリさんは、2017年6月に留学の在留資格で日本に入国した。
日本語学校に入学するも、同居していたスリランカ人男性(以下、同居人)から暴力をふるわれ学校は休みがちになった。
また、母国からの仕送りが途絶えたことで学費の支払いも滞り、除籍処分を受けて不法滞在の状態になった。
2020年8月、同居人からの暴力に耐えきれず交番に駆け込むも、名古屋出入国在留管理局に収容された。
入管は彼女がDV被害者であることを認識していたが、それに取り合わず収容したことは「DV被害者本人の意志に配慮しながら、人道上適切に対応しなければならない」「DV被害者が配偶者からの暴力に起因して旅券を所持していない時は、在留資格を交付する」などの内規に反していた疑いがある。
ウィシュマさんは当初スリランカへの帰国を希望していたが、出入国在留管理庁によれば所持金は乏しく航空機代金などを工面できない状態だった。
引用元
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ウィシュマさん死亡事件