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民主主義国家において国民は自らの程度に応じた政治しか持つことができない?

kaji
kajiさん
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日本では第27回参議院選挙が7月3日公示され、7月20日の投開票に向けて選挙戦が始まりました。

「民主主義国家において国民は自らの程度に応じた政治しか持つことができない」
これはパナソニックホールディングスの創業者、松下幸之助の言葉ですが・・

あなたは
日本の国民の程度=日本の政治(家)の程度
だと思いますか?
それともどちらかが優れている?
どう思いますか?

民主主義国家において国民は自らの程度に応じた政治しか持つことができない?
13件の回答
日本国民の程度=日本政治(家)の程度(両方が同レベルである)
69% 9件
日本国民の程度>日本政治(家)の程度(国民は優れているが政治家がダメ)
15% 2件
日本国民の程度<日本政治(家)の程度(政治家は優れているが国民がダメ)
8% 1件
その他
8% 1件

27 件のコメント
1 - 27 / 27

政治の程度=政治家の程度
と言うのは違いますね。

人の心は揺れ動いていますし、その中で決断を繰り返しています。
相手の状態に合わせて臨機応変に使い分けながら行動しているだけです。
ネコやネズミでさえ。
民主主義の問題でもありますが、政治家は国民の程度に合わせて政治を行っていると言ったほうが良いかも?
官僚(政治)>>>平均的政治家>>国民の7割を占める愚民
自己主張しない日本人に民主主義はあってないかも。まわりを気にして行動し決定するし。
なんでも政治家のせいにする人がいますが、その政治家を選んだ国民も悪いんですよね。
トーマス・カーライル(Thomas Carlyle, 1795-1881)
の「この国民にしてこの政府あり」ってのは知ってるけど、
マネシタ(笑)も言ってたんだw

トヨタの新郷重夫だとか大野耐一には勉強させてもらったけど
アソコはなあ。
ちょっと考えると「違うでしょう」と
「そんなことないでしょう」と思ったんだけど・・・

例えば優れた人物が選ばれても、
国民の理解が追いつかないと
結局その人は外されて、
ダメな人を選んでしまうのかも・・・

・・・自分たちの程度に応じた人を・・・

まあ、運とか流れとかあるから、
波があると思うけど。
☝️
あ、私のその他は、「だいたいそうなると
思うんだけど、必ずしもそうなるとは限らないと思う」です。
kaji
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>> ダータンスヒルビリー さん

民主主義は最悪の政治体制だ。
ただし、これまでに試された全ての政治体制を除けばの話だが。

ウィンストン・チャーチル(イギリスの政治家、首相)
kaji
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>> hageten さん

民主主義は、役人どもの手による抑圧と略奪から社会の構成員を守ることを特色的な目的と主旨にしている。

ジェレミ・ベンサム(イギリスの哲学者)
kaji
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>> gavotte@新型NISAウイルス さん

自分の顔が曲がっているのに、鏡を責めて何になる。

ニコライ・ゴーゴリ(ウクライナの作家)
著作「検察官」より
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>> _カブ さん

人間とは、自分のふところが痛まないかぎり国家や個人の提供する見世物や娯楽スポーツを喜んで受け入れ、それを提供した人の支持を惜しまないが、いったん自分のふところの痛手になるとわかるやいなや、それまでの支持を一変させてしまうという現実。

塩野七生著「ローマ人の物語」より
kaji
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>> 与作のラーメン さん

多数意見こそが民主主義の唯一の君主だ。
多数意見を否定する者は、必然的に無政府主義か専制政治に陥る。

エイブラハム・リンカーン(アメリカの政治家、大統領)
kaji
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>> まさと6668 さん

民主主義は一言でいえば責任です。
リーダーが責任を持つと同時に国民も責任を持つ。
一方だけが責任を持つということはあり得ません。

アウンサンスーチー(ミャンマーの政治家)
kaji
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>> ハクサンタロウ さん

政治家は時折、大衆迎合を試みる。
時勢を利して勢力を得ようとする。
それによって狡猾で野心に富み、道義心のない者が民主主義の力を失わせ、政府の統治からの収奪を始める。
そうして結局は彼らに権力を与え、不当な支配を許した大衆を破壊するのだ。

ジョージ・ワシントン(アメリカの軍人、政治家、初代大統領)
kaji
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アンケート作成者です。

私は松下幸之助と同意見。
国民=政治(家)
つまり両方同レベル。
そりゃそうでしょう。
政治家は国民の中から選ばれている。
その結果も責任も両方で取るしかない。
政治家が遠い宇宙からやってきた宇宙人なら責任も押し付けられるんでしょうが・・

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歴史の一部を切り取って、善政を敷いたから政治が優れている、失政に終わったから、
相対的に国民が優れていると言っても、確率論から言えば一種のブレに過ぎません。

歴史を積み重ねれば、徐々に平均値である国民の程度へと近づいていくもの。

しかし、その流れから逸脱した不自然な政治が行われれば、
民主主義が本当に機能しているのか、批判的な目で検証は必要である。
kaji
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所詮政治は悪なのであり誰もそこから逃れられない。
そこで取るべき手段は、より悪の少ない方を選択すること。

ハンス・J・モーゲンソー(国際政治学者、シカゴ大学教授)
kaji
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>> モバイル クエスト@ウィザード クエスト さん

プラトンは、政体は君主制、貴族制、民主制、独裁制の順で移り変わっていくと考えた。

ウィリアム・ダラント(アメリカの歴史家)


世界が行き着く先は「暴君」なのか 権威主義、人口の7割を支配
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF0412A0U5A600C2000000/

「怒っている人」世界で増加中 プラトンは強権統治を予言していた
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE2034R0Q5A520C2000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1751140875
kaji
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「最悪の政治家を決めるのは極めて難しい。
これこそ最悪の奴、と思ったとたん、もっと悪い奴が必ず出て来る」

ジョルジュ・クレマンソー(フランスの政治家、首相)
高額な供託金、議員で選挙区割りを決め人口割を理由にしたゲリマンダー選挙区、意味のない比例代表併併用、選挙に関しての言論統制で、事実上制限選挙で現職有利なようにしてある。
新規参入に障害のある状態は、或る意味、封建制・貴族寡頭制と同等の為政者の劣化をもたらす。
だから、国民の資質の割には、代議士の資質がよろしくない。
kaji
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>> weqtio さん

>>高額な供託金、議員で選挙区割りを決め人口割を理由にしたゲリマンダー選挙区、意味のない比例代表併用

現状の供託金額でも小党、泡沫政党が乱立してます。
金額を下げればさらに数が増えて質が下がるだけでは?

選挙制度に問題があるなら、国民が改善を希望し、政治家に強い圧力をかけて実現すべきでしょう。
それがなされていないという事は結局、国民も政治家もやる気と関心がなく、グダグダのシステムと共に衰退したいのでは?

>>選挙に関しての言論統制
公職選挙法第148条で、虚偽または事実の歪曲に基づく評論でなければ、報道の自由が保障されています。

>>事実上制限選挙で現職有利なようにしてある。
日本は性別、学歴、納税額などの条件に関わらず、一定の年齢に達していれば誰でも投票できる普通選挙ですし、現職でも世襲でも落選する場合もあります。
選挙を決めるのは国民の多数派意見です。


>>国民の資質の割には、代議士の資質がよろしくない。

「一国の政治というものは、国民を映し出す鏡にすぎません」
サミュエル・スマイルズ(イギリスの作家、思想家)

私はサミュエル・スマイルズと同意見ですね。

>> kaji さん

>現状の供託金額でも小党、泡沫政党が乱立してます。
>金額を下げればさらに数が増えて質が下がるだけでは?

ちょっと意味不明ですね。どういう論法でそうなるのか?
もしかして、供託金制度が立候補者の質の底上げに寄与しているとお考えですか?


>公職選挙法第148条で、虚偽または事実の歪曲に基づく評論でなければ、報道の自由が保障されています。

選挙運動の自由は雁字搦めですよ。
https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo10_2.html
こんなふうに。
事実上、この選挙でこの候補者に投票してくれ、と言うことができる場面が非常に限られている。
これが搗精でなくて何なんでしょうか。


>日本は性別、学歴、納税額などの条件に関わらず、一定の年齢に達していれば誰でも投票できる普通選挙ですし、現職でも世襲でも落選する場合もあります。

結構大きな金額の立候補供託金を要する、事実上の財産制限選挙ですよ。
且つ、政治的発言は常時完全に自由でなければならないものが、「事前運動の禁止」の名目で、著しく制限されていて、現職者以外は不利になっている。


>「一国の政治というものは、国民を映し出す鏡にすぎません」
> サミュエル・スマイルズ(イギリスの作家、思想家)

本当の意味での普通選挙・自由選挙になっていないので、前時代的な貴族寡頭制(日本で言うと世襲法権型武家政権)とさして変わらない、阿呆な世襲の特恵層が政治をしている状態。

>> _カブ さん

パンとサーカスは、今風にいえば、社会保障とエンタメですね。
kaji
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>> weqtio さん

>>ちょっと意味不明ですね。どういう論法でそうなるのか?
もしかして、供託金制度が立候補者の質の底上げに寄与しているとお考えですか?

日本の選挙における供託金制度の必要性は、以下の理由から説明できます。

・選挙の秩序維持と乱立防止
供託金は、立候補に経済的責任を課すことで、いたずら、宣伝、売名目的の立候補を抑制できます。
それによって選挙の混乱を防ぎ、有権者が真剣な候補者に集中して投票できる環境を整えます。

例えば2024年東京都知事選挙の立候補者は56人で、53人が供託金没収になりました。
NHKで放送してもらえる、選挙掲示板にポスターが貼れる、という宣伝、売名、悪戯目的で考えれば供託金300万円を「安い」と考える人が一定数存在する。
ポスター枠を実質的に「販売」してた党もあります。
供託金を下げれば、その数は5倍10倍、それ以上になることが容易に想像できます。
NHK政見放送枠の限界、選挙掲示板の大きさの限界、選挙戦費用への公費補助金額も莫大なものになりますから供託金制度は必要です。

・選挙の質と公平性の向上
供託金は、候補者に一定の覚悟や責任感を求める仕組みです。
真剣に政策を訴える候補者が優先され、選挙戦の質が向上します。
また、過剰な候補者数による選挙管理の負担や有権者の選択の困難さを軽減し、公平な選挙プロセスを支えます。

・公費の効率的利用
選挙には投票所の運営や選挙公報の配布など多額の公費が投入されます。
供託金制度は、候補者数を適正に保つことで、これらの公費の無駄遣いを防ぎ、選挙の効率性を高めます。

・民主主義のバランス確保
供託金は、立候補の自由と選挙の秩序のバランスを取ります。誰でも立候補できる権利を保障しつつ、過度な乱立を防ぐことで、民主主義の健全な運営を支えます。ただし、供託金の額が高すぎると新人や経済的に余裕のない候補者の参入を阻害するとの批判もあり、額の妥当性は議論の対象です。
kaji
kajiさん・投稿者
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>> weqtio さん

>>この選挙でこの候補者に投票してくれ、と言うことができる場面が非常に限られている。

>>政治的発言は常時完全に自由でなければならない

政治的発言は日本国憲法21条で保障された表現の自由の一部であり、原則として制限されません。
政策討論や意見表明はOKです。
しかし「〜に投票してくれ」は「事前運動」として公職選挙法129条で禁止されています。
「自由」の中にも「合法」と「違法」の線引があるのは当然ですよ。


>>阿呆な世襲の特恵層が政治をしている状態。

阿呆な世襲の特権層だけでは当選できません。
国民の多数派の支持があります。
それに不満がある、否定する、というのは「賢い少数派による専制政治」や「無政府主義」につながり危険です。
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