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介護の現場、認知症…異食編

介護の仕事。
もうかれかれ30年近く。
認知症の中で、異食というのがある。
物忘れとか、短期記憶、しまいには子供や妻の顔さえ忘れてしまう。というのが思いつくものではあるが、
異食…はなかなか思いつかないかも。

おばあちゃんが間違えて、ハンドクリームを食べた。
飾りの折り紙を食べた。
トイレットペーパーを食べた。
自分の紙パンツを破って食べようとした。

本人は食べ物だと思い食べたのですが、こちらとしては大騒ぎ、喉に詰まったら死んでしまうこともあります。
だから、そういう入居者の部屋には物を極力置かない、などの対策をします。
もしくは扉を開けっぱなしにしたり、介護士の目の届くところにいてもらう。
それでも起きるときは起きる。

ダンゴたべてよ、そう言って自分の排泄物を丸めて持っていたことも。

異食は認知症は難しい。
ずっと24時間つきっきりとはいかない。
人もいるわけではないし、
見守りをしていても見逃すときはある。
でもそんな入居者にかぎって、家族は「そんなこと、うちの母がするわけがない」など言われるとさらに悩んでしまう。

良くなるか悪くなるかというと、歳は年々とり悪くなるほうが多いかもしれません。

転倒や転落よりある意味大変かも。

私は、そうはなりたくないと思いつつ。先は分かりませんから。
とりあえず、気をつけて頑張ります。


5 件のコメント
1 - 5 / 5
お疲れ様です…

介護職かなり過酷なイメージがあります…
30年前の知人が「これから老人が増えるから介護職が良い」と夢見ていましたが果たして就いたか。
高齢になるとある意味幼児返りですかね。
大変な職業ですよね。給料は見合わないかも。
幸い、家族親戚に誰ひとりと認知症になった老人はいないので、私は幸運。
介護の方と医者系は認知症の方と触れ合う事が多く、大変な仕事ですね。
今は家族が自分の生活維持の為にかんたんに介護施設へ丸投げする時代なので尚更介護関係者の負担が増えます。
昔は、家族の誰かが犠牲になり地獄を共にしたものですが、時代は自分主義に変わりお金を払って他人任せにする事が当たり前になりました。
介護職員様には感謝と大変だと思っております。

私も関係がゼロではないですが、トイレに◯◯を流して自分の所のトイレが使えなくなるなら良いが、ほとんど元に近いところで異物が止まってしまい下水が溢れ出し復旧工事が終わるまで館内の半分ぐらいがトイレなどが使えなくなったり。

いつの間にか逃亡して警察にお世話になったりと・・・。

自分も年齢が年齢なので最後がわからないけど、人様の迷惑だけにはと思っています。
話を伺うだけで大変さが伝わってきます。
大切で立派なお仕事だと思います。
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