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赤ちゃんが生まれない日本、パパの出番で未来は変わります

中学生にお話しをしました。

最近、テレビやニュースで日本の少子化という言葉をよく耳にされるのではないでしょうか。生まれてくる赤ちゃんの数がどんどん減っている、というお話です。

これは、学校のクラスが小さくなったり、おじいさまやおばあさまが増えすぎて社会全体で支える人が足りなくなったりと、将来の日本にとって非常に大きな問題となっています。

どうして赤ちゃんが減るのだろうとお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。以前は、女性が働くようになったから、子どもを産まなくなったのではないかと言われることが多かったのです。確かに、仕事と子育てを両立するのは大変なことです。

しかし、実はそれほど単純な話ではないことが、最近の研究でわかってきました。スウェーデンやフランスのように、女性がたくさん働いているにもかかわらず、子どもの数も多い国があるのです。では、日本と何が違うのでしょうか。

その秘密は家族の中での役割分担にありそうだということがわかりました。特に、家事や子育てを、誰がどれくらい担当するかが非常に重要だと言えるでしょう。

たとえば、ロシアや東ヨーロッパの国々では、子育てや家事のほとんどを女性が一人で担っていることが多いそうです。そうすると、女性は次の子どもを産むのは、もう無理かもしれない…と感じてしまう傾向があります。

毎日仕事をして、家に帰っても食事の準備、洗濯、そしてお子さまのお世話もすべて一人で、となれば、本当に心身ともに疲弊してしまいます。そのため、女性が働き続けるのが難しくなったり、次の子どもを望まなくなったりするのです。

それとは対照的に、フランスやノルウェーでは、育児や家事を男性と女性が協力して分担しているそうです。
お父さんもお母さんも、一緒になって子育てを楽しんでいます。そうすると、女性はもう一人子どもが欲しいなと思いやすくなりますし、実際、子どもの数も減らない傾向にあるのです。これは、お互いに助け合えるなら、きっと大丈夫と安心できるからでしょう。

では、日本はどうでしょうか。
続く


19 件のコメント
1 - 19 / 19
少子化に貢献しています。
家事も育児も格段に楽になっているのに?
特に育児なんて、オムツ洗わず使い捨て、保育所幼稚園充実。
紙オムツのの普及期に産児数増えていない。
保育所幼稚園等に投じられている公費の総額は近年乳幼児1人換算400万円とと、まあ、驚きの予算投入。
希望する保育所に入れられないだけで「日本○ね」
保育所なんて行ってない子が大半の時期よりも少子化進んでいるよ。
子供の服なんかちょいちょいと手縫するものだったのが、いまや、
西松屋、アカチャンホンポ、バースデイ、キッズパブリック、ベビーサらス、マーキーズと、平成後半からうじゃうじゃ子供服専門店がでてきている。いまや、名札を縫い付けるのすら億劫がっている始末。
むしろ、楽になったらそれ以外のことをやりたがって、育児のが面倒になるんじゃないのか? ちょっとできたヒマを有意義にすごす、どころか、遊ぶ方に夢中で子供が邪魔に感じるというような。
今40~50歳になっている氷河期世代を蔑ろにしたつけです。
特に男性への支援は全くなしです。

そんな環境で子供なんて育てられないですよ…
「欧州では」論調には辟易とする。

20000円給付して何が変わるのか。
出産率の低下は共働きが増えたことと、結婚しない女性が増えたこと。それに物価に対する賃金の低下だと思いますね。
お話しする相手が中学生なら、高校地歴公民の人口動態/人口転換あたりの内容を事前に説明されたほうがよいと思います。最近マイネ王でも少子化や若年層マーケット縮小の話を目にしますが、高校社会で習っているはずの知識をほったらかしている議論にびっくりします。あと…何故に「投資経済」カテゴリーなのか?これも理解に苦しみます
https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20120620-OYTEW61295/

私は、自分で自分の事が出来なくなったら自分の終了を選べる権利が欲しい。(自分で判断ができなくなった時点で自動実行付きで)

少子化の根本原因は、日本という国の将来に希望が持てない、とか、自分だけ楽がしたい。というような思想が広まったからかな?と思ってます。また、個の尊重から、集団利益の為に我慢する、という思想が無くなってきているのも原因かと。

そもそも結婚していない人が増えていますので、パパが頑張るかどうか以前の問題も増えています。

>> かくいち さん

>自分の事が出来なくなったら自分の終了

これ、公正証書でも作っておかないと「周り」が生かしちゃうんですよ、多分。さらに言えば、下手すると、とっくに亡くなっているのに「生きてる」場合がありますから・・・。

例えば年金の不正受給、年金詐取が実際に事件になっていることは多々ありますね。親の死亡届を出さず、年金を不正受給し、白骨・ミイラ化した遺体を隠し持っていたとかいう事件、結構ありますからね・・・それはつまり自分(子)が働かずに死んでもなおニートでいるからでしかもその方が収入が良い、とかもありますね。

こんな良い国、希望がないっていうのは収入が低いとか税金が高いとか、そこですからね。今よりはるかに低収入で不便だった昭和40年代にベビーブームがあったのは高度成長期で「明るい未来がある」と信じた結果ですから。

みんなそれを言うのに政治が言うことを聞かないのでお灸を据えよう、というモードになりつつあると思います。2万配って目くらまししたってね。

>> 電人 さん

欧州では、産休は基本1週間ですよ。何ヶ月もダラダラして体調が戻らないだの云々はそれこそ医者に掛かって診断書毎週職場に送ってのことをせんにゃあ休めませんよ。
内閣府の未来委員会など、少子化対策の成功事例から分析結果が出てますよね
 現物給付の割合が大きい国は出生率も高いなど、自治体レベルで応用できるものもあるし、独身女性や同性カップルも人工授精の保険適用など、国レベルで動きが必要な策もありますね
 経済的に安心で、子育てしやすい環境、子育てにより人生・生活が充実する、長期の支援、安心できる政策、産めば産むほど有利(大幅減税、手当)、労働時間数の選択
 私たち国民の意識も柔軟な変化が求められそうです
楽できるところは楽しちゃいましょう
・買物→合間にネットスーパー発注
   (蛋白質、野菜、穀物)
・炊事→炊飯器、調理器、オーブン、レンジへ投入、惣菜、作り置き利用
・食器洗い→食洗機に投入
・洗濯→全自動洗濯機で乾燥まで
   下着は畳まずそのまま仕舞う
・掃除→お掃除ロボ
・保育サービス利用
・家政婦サービス利用
・こどもとお話や遊び→プライスネス
sawa875
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マスター

>> 電人 さん

>「欧州では」論調には辟易とする。
事例がないから。なら、あなたは日本や他国で事例を探せる?
sawa875
初心者マークsawa875さん・投稿者
マスター

>> gavotte@新型NISAウイルス さん

>人口動態/人口転換
すでにその前の時間で説明済み。
中学生に一度に説明しても聞きません。退屈に思うだけ。20分くらいの説明が限界。あなたは実際に中学生相手に話した経験があるのですか。

>「投資経済」カテゴリーなのか
広義の労働経済学です。ここでは、家庭、家族という分類はありません。あなたはどこの分類が適当と思うのですか。
ブログ的に考えを綴りたいならどこでもいいですけど、コメント見ても放言の広場化するネタですから、カテゴリーはフリートークあたりが妥当と思います

分析のスタンスですが、定説と仮説を乱暴に混ぜているように感じます。高校地歴では、多産多死から少産少死、晩婚化による少子化はほぼ定説として説明されますが、少子化の性差役割や生活史戦略による分析解釈は必ずしも定説化されておらず、いまだ一研究事例です。年端もいかない中学生相手に一研究事例をさも真実のように語るのはいかがかなあと思います
少子化問題を真剣に考えるなら、働く人に休みとお金を十分に与えるところから始めないとダメだと思います。
日本の経営者は、ドケチが過ぎて労働者の生活のゆとりを奪い過ぎました。
結婚出来なかった氷河期世代は、50前後なのに親のすねを齧っている人は少なくないかと。
sawa875
初心者マークsawa875さん・投稿者
マスター

>> gavotte@新型NISAウイルス さん

「定説と仮説を乱暴に混ぜている」というご指摘ですが、高校の地歴公民で教えられる「人口転換」や「晩婚化」が少子化の定説的な要因であることは承知しております。

しかし、それが少子化の全てを説明できるわけではないこともまた事実です。スウェーデンやフランスの事例を挙げ、性差役割や生活史戦略の視点から少子化を分析する研究は、学術の世界では活発に行われており、現代の少子化の多面性を理解する上で非常に重要な示唆を与えてくれます。

年端もいかない中学生相手だからこそ、教科書的な知識だけでなく、「なぜ」という問いの先に、まだ解明されていない、あるいは議論が続いている複雑な現実があることを伝える意義があるのではないでしょうか。

彼らにとって、それは思考を深めるきっかけになり、固定観念にとらわれない柔軟な物の見方を育む助けになると信じています。

最後に、一連のご意見を拝見しましたが、日本の少子化という極めて重要な社会課題に対して、あなたご自身の具体的な意見や解決策が全く提示されていないことに、強い違和感を覚えます。

ただ「分類が不適切だ」「定説ではない話をすべきでない」といった、枝葉末節的な批判に終始しているように感じられてなりません。

批判のための批判ではなく、建設的な議論こそが、この複雑な問題に対する理解を深め、解決への道を開くのではないでしょうか。
sawa875
初心者マークsawa875さん・投稿者
マスター

>> weqtio さん

確かに、紙おむつや家電の進化、そして保育所などの子育て支援の充実は、家事や育児の物理的な負担を軽減している側面は大きいと思います。

しかし、個々の作業が楽になったことと、育児・家事全体の精神的・時間的負担、そしてその「分担」の問題は別だという点です。

たとえ個々のタスクが楽になっても、その全ての管理や計画、そして実行の責任が偏ってしまうと、やはり「もう一人子どもを育てる」ことへの心理的なハードルは高くなる傾向があります。

フランスやノルウェーと、ロシアや東ヨーロッパの例を挙げたのは、まさにその部分です。どちらの国にも、現代的な便利さや、程度の差はあれ子育て支援は存在します。

しかし、パートナーとの協力体制、つまり「お互いに助け合えるならきっと大丈夫」という安心感が得られるかどうかが、出生意欲に大きく影響するのではないか、というのが最近の研究で示唆されていることです。

「保育所幼稚園充実」や「驚きの予算投入」については、その通りかもしれません。
それでも「希望する保育所に入れられない」という声があるのは、需要に対して供給が追いついていない地域があることや、質への期待値が高いことの裏返しとも言えるでしょう。

それが「日本○ね」という極端な言葉になるほどの切実な問題として、子育て世代にのしかかっている現状があることも、見過ごせない事実です。

「ヒマを有意義に過ごすどころか、遊ぶ方に夢中で子供が邪魔に感じる」という意見は、個人の価値観に関わる部分です。

しかし、私の話の核心は、子育てが「邪魔」と感じるような負担ではなく、夫婦で分かち合い、喜びを共有できるものにすることで、子どもを持つことへの前向きな気持ちが育まれるのではないか、という点にあります。

これは一研究事例ではありますが、子どもたちの未来を考える上で、単なる便利さや予算の話だけでなく、家庭内の協力体制という、より本質的な部分にも目を向ける必要があると私は考えております。
sawa875
初心者マークsawa875さん・投稿者
マスター
あなたの主張は、少子化問題に対する理解を欠き、特定の視点からの研究を貶める暴論です。

まず、新自由主義的研究の詭弁として男女対立への還元を指摘していますが、家事・育児の分担やジェンダー役割が少子化に与える影響の研究は、男女対立を煽るものでも、新自由主義の詭弁でもありません。

これは社会学、労働経済学、人口学といった学術分野において認められ、議論されている研究テーマです。

社会の家族や労働のあり方を理解しようとする真摯な試みであり、特定のイデオロギーのレッテル貼りでその価値は否定できません。

少子化の主要因を非正規労働などによる経済的困難に限定するあなたの見解は、単一的であり現実の複雑さを見過ごしています。

同様に経済的課題を抱えつつも、出生率が日本よりも高い国があるのはなぜですか。

最も看過できないのは、バカげた研究が、公費負担もある大学等で行われていること自体犯罪的というあなたの言葉。

これは、学術研究に対する根拠のない攻撃であり、無責任かつ危険な発言です。

家事・育児の性別役割分担が、特に女性のキャリア継続や第二子以降の出産意欲に深刻な影響を与えることは、国内外の膨大なデータと実証研究によって裏付けられています。

スウェーデンやフランスといった国々が高い出生率を維持している背景には、単なる経済的支援だけでなく、男性も女性も共に育児や家事を分担する社会的な規範や制度が深く根付いていることが、国際比較研究で明確に示されています。

これは、男性に責任を押し付ける話ではなく、社会全体で育児や家事の負担を分かち合うことで、誰もが働きやすく、子どもを持ちやすい社会を築こうとする建設的な視点です。

公費が投じられる学術研究は、社会の複雑な課題を多角的に分析し、その解決策を探るために存在します。これを犯罪的とまで断じるのは、あなたの個人的な感情や偏見に基づいて、正当な学術活動を弾圧するものです。

日本の少子化は、経済、労働環境、ジェンダー、文化、そして家庭内の分担などの要因が複雑に絡み合った結果です。

特定の要因だけを非難し、異なる視点からの研究をバカげていると切捨てる姿勢は、問題の本質的な解決から私たちを遠ざけます。

データと論理に基づいた議論が、日本の少子化問題の解決に繋がる道です。

>> sawa875 さん

個々のタスクが楽になっての少子化解消というか、人口の爆発的増加土師歴史上ありますよ。
ぶっちゃけて言うと、18世紀半ば~20世紀頭の産業革命です。
糸繰・機織から人手を解放しただけで、その分を育児に向けて、人口急増ですよ。男衆は日に14時間とか工場や炭鉱に取られて家のことにかまけていられない状態でも人口急増、余った人口を北米や南アフリカやオーストラリアに放り込み放題でイギリスの覇権につながった、今の衰退日本の逆ですね。
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