簡単に見える債券ETFの誘惑、変動市場の光と影
最近の国債市場の動きを見ていると、教科書で習った市場の歪みが現実のものとなっているようで、大変興味深く感じます。特に、日本銀行が長年、異次元の力で金利を抑え込んできた反動が、徐々に現れているのを感じます。
このような市場の状況を、一般の私たちも身近に感じられるようになったのが、債券ETF の存在ではないでしょうか。
かつては専門家のものであった国債の売買が、このETFを通じて、株式を売買するのと同じくらい手軽にできるようになりました。そして、市場の変動が大きくなっているのでこれなら簡単に利益を出せるのではと考える方が増えているようです。
国債の価格が大きく変動しているということは、債券ETFの価格もそれに連動して動くということです。
これまでのように金利が抑え込まれていた時であれば、債券ETFで短期的な利益を狙うのは至難の業でした。しかし、今は違います。日銀の政策転換や世界の金利情勢に敏感に反応し、時に大きく価格が上下します。
債券ETFを安いと感じた時に買い、高いと感じた時に売る。このシンプルな行動が、以前よりも利益に繋がりやすくなりました。これは、市場の大きな変動率が高まっているからです。
普段は堅実で動きの少ないイメージの債券市場が、今、これほどまでにダイナミックな動きを見せ、気軽に売買できるETFを通じてその恩恵(あるいはリスク)を享受できるようになったというのは、最近の現象だと感じます。
専門家はこれからも高変動と付き合うしかないと語っています。その変動こそが私たち個人投資家にとって、手軽に市場に参加し利益を狙うチャンスとして映っています。
この簡単な誘惑が、どのような結果をもたらすのか。国債市場の正常化への道は険しいようですが、その過程で生まれる光と影を債券ETFを通じて私たちは享受できそうです。


2561 iシェアーズ・コア 日本国債 ETF
辺りの事でしょうか。
米国の国債関連のETFは結構見ているのですが、日本の国債のETFは意識したことがありませんでした。
>> ひみつ77@👈👉ご安全に! さん
野村のETFもありますね。確定的なことは言えません。ただ、株ETFに比べるとさやとりはしやすいとおもいます。

見えざる手https://ja.wikipedia.org/wiki/見えざる手
第3回 アダム・スミスという人のお話し
https://www2.kobe-u.ac.jp/~kawabat/modernecon_j3.html
「神大」🛐
「市場原理」は、神の遣い、それとも悪魔の手先-少数説的経済用語解説- (2002年)
https://www.rieti.go.jp/jp/columns/a01_0029.html
(画像)
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/8057642/blog/1653201
>> sawa875 さん
>株ETFに比べるとさやとりはしやすいマーケットメイクされているかどうかわかりませんが、商い、流動性が低すぎませんか?この程度の出来高だと、買いたい価格で買えない、売りたい価格で売れないリスクが相当に意識され、相場に翻弄されそうです。
出来高を上げたくて投稿しているならいいのですが(いいのか?)
>> gavotte@新型NISAウイルス さん
私の投稿で出来高をあげるのは無理です>> gavotte@新型NISAウイルス さん
個別債券は為替並みに難しいです。債券ETFの値動きは国債先物に比べると穏やかな気がします。
個人向け国債 変動10年
と思っていました。ただ、直近で金利上昇の方向なので、ネット銀行の1年定期の方が良いかと思っています。