掲示板

お金の知識は常にアップデート

身近な人と話をすると、金利が上がっても普通預金に入れたままの人がほとんどです。現金のまま持っている人も。

国全体がその傾向にあるようです。現金と流動性預金の残高を示すM1の内訳は、日銀券は金利の上昇とともに多少減ってきています。しかし、流動性預金はほとんど減っていません。

東大渡辺勉名誉教授によると、貨幣需要に関してラチェット効果が存在することを示しているのだそうです。

個人の所得が増え続け消費も増え続けてきたが、所得が突然減少に転じた場合、消費がすぐに減少に転じるのではなく、消費の増加が止まらないという現象が起きるそうです。この現象を「ラチェット効果」というそうです。生活水準を落とすのは難しいともいえそうです。

現金についても、金利が上がればマネーの保有量は減るというのが通例ですが、今は違うようです。
今は金利が上がっているので、現金・流動性預金から有利子の金融資産へと資金をシフトさせるべきですね。

渡辺先生によれば、有利子金融資産に接してこなかったため、金融商品の知識を地道にアップデートしてこなかったので、金融リテラシーが低いのだとか。金融商品の勉強をして知識をアップデートすればよいことは分かってはいるが、普通の人はそこに割く時間と労力が惜しいのだそうです。

そこで、人は今までどおりの現金・流動性預金の保有で十分だと考えます。長く続いた量的緩和の直後の利上げでは、利上げにもかかわらずマネーの保有量が落ちないという現象が生じるという結論になります。

 この指摘は、耳が痛いです。命の次に大事なお金の知識は常にアップデートしなければいけないのですね。


7 件のコメント
1 - 7 / 7
本題から外れ恐縮ですが…

夜中にスレ5つ連続で立てられて…

何か思うことたくさんあるのでしょうか?
sawa875
初心者マークsawa875さん・投稿者
マスター

>> よっちいぃ さん

書き溜めていたのを一気に送信したのですが、不適切ですか?

>> sawa875 さん

不適切というよりは、正直びっくりしてます。
メガバンクも金利上がってますよ。
ただただ普通預金とは言え侮れない
マイナス金利のころ変動10年の利回り0.05%に対して普通預金のそれは0.01%以下、その差0.04~0.05%。いま変動10年0.8%に対して普通預金~0.4%。ある程度の流動性を犠牲にすることで0.4%のアドバンスがあるわけですが、いまそのリスクを取るか取れるか
昔を振り返れば金利は0.4%で必要十分、欲をかきすぎるのはよくないと思う人は少なくないだろうし
インフレ下で現金価値は目減りするからインフレ連動資産を…と教科書的なことを言われても、インフレだからこそ突然の出費に備えて現金・要求払預金を多めにしたいと思う人も少なくないような気がします
「現金・流動性預金から有利子の金融資産へと資金をシフトさせるべき」のセールストークで多少変心が促されるかもしれませんが、「リスク許容度は個々人によって程度の差があるから絶対のポートフォリオは存在しない」は不変則なので、金融教育の効果は限定的な気がします。いわゆる教科書的理屈と個々人の解釈は別物というやつです
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー

>> よっちいぃ さん

連続投稿が規約違反なのでしょうか?
コメントするのは自由ですが、もう少し配慮した方が宜しいかと思います。
その内、貴方自身に降りかかりますよ。

>> 退会済みメンバー さん

素直に語ったまでのことです。
コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。