国宝展 奈良場所
奈良国立博物館で開催中の「超国宝展」に行って来ました。
当日券売り場では10分程の待ちはありましたが会場は広く混雑はありませんでした。
奈良博ということで仏教美術をメインとした地味な展示を想像していましたがさすがは国宝展見どころ満載でした。
私のベスト5
〇七支刀 石上神宮
銘文の中の肝心な元号が不明ではあるが『日本書紀』の記述の精確さを傍証する重要な遺物である。
〇百済観音像 法隆寺
〇半跏思惟像 中宮時
いつもは伽藍の内陣に安置されていて遠くから正面像を拝むだけの仏像を360°至近距離で観られるのは展覧会ならではの醍醐味である。
〇空也上人像 六波羅蜜寺
生身の人間の力強さを感じられる。
〇若冲 絵画
唐突で場違いな気もしたがどこにあっても良いものは良い。
国宝展は敷地東部の新館で開催されていたが旧館でも仏像展示の特別展が開催されていてこちらは撮影可のものもありました。
画像は吉野の金峯山寺の仁王像。
更に中国古代の青銅器を展示した一室がありました。
個人のコレクションを寄贈されたものです。
数十点あり出土地と出土状況は不明ですが一見の価値はあります。
奈良国立博物館旧館
前述の金峯山寺の仁王像が展示されている建物です。
新館はこの裏側にあり地下道で繋がっています。
公園内にはお馴染みの鹿
真夏日にも拘らず元気に草を食んでいました。
奈良の鹿といえばこの歌ですね。
1965年吉永小百合20歳の時の曲『奈良の春日野』
ある意味名曲です。
2 件のコメント
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裏側の入口で仏像館だけのチケット(一般700円)を販売していました。
コメントありがとうございました。