「酒臭い」は酒の臭いではない

理論的には、アセトアルデヒドは溜まらないはずです。飲むとすぐ顔が赤くなる、アルデヒド脱水素酵素の働きが弱い人以外は。だからアセトアルデヒドが原因で酒臭くなるのは、よほどの飲み過ぎ？　と思ったら、意外とエタノールもアセトアルデヒドも血中で長引くのですね😨　飲み過ぎれば当然ですが、それほど飲んでいない人も匂うのは何故？
私の仮説ですが、脂肪組織に潜伏しているためではないでしょうか？　両物質とも親水性であると同時に親油性なので、血中濃度が高い間に濃度勾配で脂肪組織に浸透し、血中濃度が低くなると逆の濃度勾配で再び血中に現れる？
でも、それだけでは説明のつかない現象もあります。私の感覚では、多量飲酒者でも、ビールやワインを飲んだ方の体臭は気になりませんが、日本酒や本格焼酎を飲んだ方、飲酒中に喫煙された方の体臭は苦手です💢
エタノールやアセトアルデヒドが、呼気や皮膚ガスとして放出される際に、他の物質を道連れにする「蒸れ」が発生しているのかもと思います。「蒸れ」を積極活用した技法が水蒸気蒸留？　私の場合は、穀物由来の物質が苦手ということかも😢

> アセトアルデヒドは臭いし何より体に悪い

アセトアルデヒドとアクリルアミドは、AGEs関連物質としては、最強の両横綱ですからね😱
東がアセトアルデヒド、西がアクリルアミド？