疑わしきは放置せず、それに即して予防せよ
ちょっと気になる記事を紹介します。
PRESIDENT Online「アメリカで話題"スマホと脳腫瘍"の関係性」
http://president.jp/articles/-/24138
…2017年12月、米カリフォルニア州の公衆衛生局が「脳を電磁波から守るために、スマホを体から遠ざけよ」とのガイドラインを発表し、全米で騒ぎになっている。携帯電話の電磁波による健康被害は、現時点では科学的に立証されていない。だが米国では著名人が相次いで脳腫瘍で亡くなったことから、不安が高まっている。どう対応すべきなのか――。
…1つ目は、「体からスマホや携帯電話を遠ざけておくこと」。数フィート(数十センチ)遠ざけておくだけでも大きな違いあるとして、4つのポイントをあげています。
・通話するときには端末を直接耳に当てることを避け、スピーカーホン機能やイヤホンマイク(有線でも、ブルートゥースなどの無線接続のものでもOK)を使う。
・通話よりも文字でのやりとりを中心にする。
・ストリーミングや大きなファイルの送受信をする場合には、端末を頭部や体から遠ざけておくこと。
・持ち歩く際にはカバンの中にしまう。ポケットやベルトにつけるなど、体に密着させて携帯しないこと。
…2つ目は、「端末からの電磁波が強くなる状況のもとでは、なるべく使用を控えること」。電磁波が強くなる状況として、以下のような例をあげています。
・ディスプレーの電波強度の表示バーが1~2個しか表示されていないとき。基地局からの電波が弱いと、スマホや携帯電話は電波の出力を上げて基地局とつながろうとするため。
・バスや鉄道で高速移動しているとき。接続する基地局が切り替わるたびに、スマホや携帯電話は電波の出力を上げる。
・音声や動画のストリーミング、あるいは大きなファイルの送受信をしているとき。動画や音声を視聴するときは、あらかじめ端末にダウンロードし、「機内モード」にして通信をオフにしてから楽しむこと。
…CDPHでは特に、子供の脳への影響を懸念しています。…「10代は子供の脳が発達する時期であり、大人よりも携帯電話の使用による影響を受けやすい可能性があります。保護者の方々は、お子さんの携帯電話の使用時間を減らすことをぜひ検討して下さい。また、夜は携帯電話の電源を切るようお子さんを促すべきです」
→携帯電話やスマホの電磁波と健康被害との因果関係は、まだ科学的には立証されていませんが、「疑わしきは放置せず、それに即して予防せよ」というのが、この記事の主旨のようです。
→10年後20年後に泣くことにならないよう、十分気をつけたいものです。
30年後には認知症患者が激減してたとか\(^o^)/
https://anm7242.net/pingye.sakura.ne.jp/2016/11/12/cigarette-dementia/
ただ、できることなら、実験台は大人だけにしてほしいものです。
大人の健康管理は自己責任でも、子供の健康管理だとそうはいきませんよね。
「米アップル、子供へのスマホの健康被害で『物言う株主』から圧力 」
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL08HN0_09012018000000/
…アップルが「iPhone」について、長時間使用が子供の健康に与える悪影響を防ぐ対策を取るよう物言う株主から求められている。物言う株主が業績や金融面でなく、社会的な責任を企業に問うのは異例で市場で話題になっている。
…スマホなどを長時間使用した子供は集中力が低下したり、うつ病を発症して自殺したりする傾向が高まると結論づけた医学研究が根拠。書簡では「アップルが次世代を保護する対策を取り、顧客に選択肢を与えることは長期的な株主価値を高めることになる」と主張した。
電子レンジの作動中に中を覗き込んでる子供がいたら注意して上げてくださいね。(安物のレンジを使ってる場合は特に)
https://denjiha.macco.co.jp/blog/renji
過度に恐れる必要はないですが、(メーカーの力の強い)日本や米国の規制値は欧州に比べて相当に緩いということは知っておいたほうが良いでしょう。
「欧州各国は高周波規制に乗り出している 最新電磁波事情概観」
http://dennjiha.org/?page_id=8007
http://dennjiha.org/?page_id=7988
携帯、スマホに近い周波数のものに電子レンジの電磁波があります。
電子レンジの電磁波は加熱に使われてますが、携帯の電磁波にも加熱する能力があります。
携帯の電磁波は出力が微弱なので加熱する力も微弱ですが、頭部に密着して長時間使用すると脳の一部がピンポイントで加熱されます。
痛みを伴わないくらいの僅かなな加熱ですが、それが繰り返されると人体に影響があるかもしれません。
影響は不明ですが、加熱されるのは事実です、熱量は小さいですが。
他国の技適も取る事が普通の時代です、部品の共通化などもあり他国より日本の製品が危ないという事はないでしょう。(携帯電話に於いては)
参考
https://www.softbank.jp/mobile/support/product/sar/xperia-xz1/
欧州の基準に対して「使用者の年齢や健康状態にかかわらず十分に安全な値となっています」と記載されております。
メーカーの言い分を鵜呑みにしないとしても、過度に不安視することは無いと思います。知った上で行動するか、知らずにいるかは違う気がするので、考える機会があるのは良い事だと思います。
因果関係が解明されるのは早くて10年後でしょうか。
それまでの間、「疑わしきは何もしない」で子供にもバンバン使わせるのか、「疑わしきは放置せず」で最低限の予防をするのか、親(大人)の姿勢が問われるところなのだろうと思います。
中には、「俺には子供なんていないし、他人の子供がどうなろうと知ったこっちゃない」と言って無視する人もいるのかな?
昔は送電線の近くは電磁波で体に異常が出る、ハイブリッド車は車内に電磁波がいっぱいだから体に悪い、電子レンジは有害な電波が出ているのでガンになりやすいなど。
携帯電話が出始めの頃は電波が強くて実際に体に悪影響があったかもせれないけど、その頃と比べれば電波の出力は1/10以下になっているので影響はかなり軽減できていると思われます。
本当に悪影響が確認されるには何十年かかかるかもしれないけど、その頃はもっと進歩して影響が殆んど無い状態になるか、却って電磁波が溢れかえっているか、神のみぞ知るでしょうか。
>現段階で確定的ではない「電磁波が脳に与える影響」よりも、
>まずは精神疾患に気をつけるのが先だと思います。
この米カリフォルニア州公衆衛生局のガイドラインを読んで気に留めておくことがどれほど精神疾患に影響を与えるのか、ということのほうがよほど確定的ではないですね(笑)
>本当に悪影響が確認されるには何十年かかかるかもしれないけど、
>その頃はもっと進歩して影響が殆んど無い状態になるか
その何十年先の子供は安全ですが、それまで被爆し続けた子供はどうなるのか、人体実験ご苦労様で良いのか、ということだと思います。
まあ、ヒステリックな市民団体が勝手にガイドラインを作ったというならここで紹介するまでもないのですが、米カリフォルニア州公衆衛生局が、「脳を電磁波から守るために、スマホを体から遠ざけよ」とのガイドラインを発表したというので、気になってご紹介したまでです。
特に押し付けようとは思いませんので、各自の判断で。
>欧州の基準に対して「使用者の年齢や健康状態にかかわらず
>十分に安全な値となっています」と記載されております。
ご紹介のメーカー説明書には、「米国連邦通信委員会(FCC)の指針は、独立した科学機関が定期的かつ周到に科学的研究を行った結果策定された基準に基づいています。この許容値は、使用者の年齢や健康状態にかかわらず十分に安全な値となっています。」と書かれていますので、あくまで米国連邦通信委員会(FCC)の基準に対して、ですね。欧州の基準に対して、ではありません。
ただ、おっしゃるように、中国や欧州での販売も考慮してそちらの技適も取得しているスマホであれば、欧州基準もクリアしているはずですが、それで安全性が担保されているのかどうかというと、それはまた別の話ですよね。
最後に繰り返しますが、私も過度に恐れる必要はないと思いますし、私自身既に高齢なので、あまり健康には気を使っていませんが、子供に対してどのような情報提供をすべきか、というところだけですね。
でも、普通に生活できている人であれば、この程度の「気にする+対策行動」が加わっても精神疾患には陥らないと思いますよ。個人的見解ですが。
ただ、たらじまさんはやめたほうが良さそうですね…
紹介のページには
日本
国内(ガイドライン)基準+国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)基準
欧州
国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)基準
米国
米国連邦通信委員会(FCC)基準
としてそれぞれに問題なしと記載があります。
欧州と(FCC)別項目でちゃんと書いてあります。
この話はたしか、脳腫瘍の患者を調べたら、例えば月100時間以上通話を利用する人に限り割合が有意に高かった。
というデータがあったので世界中の学者が調べたけど、どこの国もそのような統計的なデータは見つけられなかった。
動物実験で強い電波を当て続けた実験でも問題は出た、あと最初の話があるから、WHOが注意しようって言ったという話だった
(私の調べでは)
その後出力が制限されているので、どれくらいの影響があるかは不明
基本的に問題ないと予想されるレベルになっている
元々の有害度も他の物質等に比べたら影響の少ない部類
さらに初期段階より制限されている状態なので、
防虫剤(殺虫剤)や食品添加物、の影響に比べたら無視できるレベル
まぁそんな所でしょう。
精神病の話は他の雑誌の受け売りの紹介なんで、ネタ?かな?
「欧州基準=国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)基準」という解釈だったんですね。失礼しました。
ICNIRPはあくまで「国際」基準なんで、欧州基準とは別物と理解していました。
ただ、こうした規制基準というのは、対象地域が広がれば広がるほど、遅れてる地域に足を引っ張られて緩くなるのが相場ですので、「国際基準=欧州基準」ということで良いのかは極めて怪しい気もします。
いずれにしても、その国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)基準より厳しい米国連邦通信委員会(FCC)基準の国米国におけるカリフォルニア州公衆衛生局が出したガイドラインですので、当然FCCの基準をクリアしているスマホに対する警告ということになりますね。
最後に、冒頭文で書いた私のコメントを再掲しておきます。
>携帯電話やスマホの電磁波と健康被害との因果関係は、
>まだ科学的には立証されていませんが、「疑わしきは
>放置せず、それに即して予防せよ」というのが、この
>記事の主旨のようです。
>私は気にしようとは思いません…なのでリンク先で紹介されているような
>「アドバイス」を実践しようとも思いません。
こちらに来られてわざわざ書き込みをされたのでレスを返したまでで、特にたらじまさんの健康を心配してお節介を焼こうとは思っていませんのでご安心下さい(笑)
国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)基準が
「欧州連合(EU)基準」及び「EUに加盟してない欧州の国の基準(スイスなど)」の2通りに渡り基準を満たしている為ややこしい表現になっているのだと思います。
たぶん、そうじゃないかなと予想しますが・・・
①米カリフォルニア州の公衆衛生局が「脳を電磁波から守るために、スマホを体から遠ざけよ」とのガイドラインを発表したことは不確定な情報ではなく事実です。
②また、携帯電話やスマホの電磁波と健康被害との因果関係は、まだ科学的には立証されていませんが、「疑わしきは放置せず、それに即して予防せよ」というのが、この記事の主旨です。
③あとはその記事を読んでどのように感じ、どのような行動をとるかは、それこそ各自の判断で考えてもらえれば良いと思います。
もともとこのような主旨でしたので、誤解なきようにお願いします。
親が子供の将来のことまで考えたうえで、判断すべきという主旨です。
決して一つの解のみが正ではないし、ましてや押し付けられるものではないので、それこそ各自の判断で考えてもらえれば良いと思いますよ。
>こういうのってノストラダムスと同じくらいゴシップだと捉えています。
>健康管理は自己責任なので自分のやりたいようにやろうと思っています。
…
>酒飲みながら+脂っこいものを食べながら+煙草もプカプカふかしながら、
>背徳感を感じながら健康について議論するなんてまさに至福の時です(笑)
というレスがあったことを念頭に置いて(敢えて)書いたものです。
たらじまさんがどうなろうと知ったこっちゃないですが、子供の健康管理まで親のやりたいようにやるという主張をここでしているとするなら、私はそう思わないという意見を述べておく必要があるだろうと考えて(敢えて)書いたコメントです。
親が子供の将来のことまで考えたうえで判断すべき、と。
親が「対策は不要」と責任を持って判断するのであれば、それは「親の責任放棄」にはならないでしょう。
ただ、海の向こうですが、州自治体の公衆衛生局が警告を発したという情報は、今後の推移を含めて注視するに値する出来事だと私は思っています。
ということで、このへんでお終いにしたいと思います。
長らくお付き合い頂き有難うございました。
>「国家として長期的視野から考えておく必要は十分あるような気がします。」
>と締めくくっているように、日本政府に対して提言しているだけです。
とありますが、最後の章は「(カルフォルニア州政府と比べて)日本政府はどうでしょう。」という問いかけで始まっていますので、最後は「国家として…」で締められて当然です。
また、正確に最後の文章を引用すると、
「たとえ健康への悪影響が立証されていないとはいえ、スマホが次世代の子供たちにもたらす、精神的影響なども含めたもろもろのリスクについて、国家として長期的視野から考えておく必要は十分あるような気がします。」
とあるように、著者は明らかに「スマホが次世代の子供たちにもたらす影響」について注意喚起をしています。
また、米カリフォルニア州公衆衛生局のガイドラインに対する評価としては、「携帯電話やスマホの電磁波と健康被害との因果関係は、まだ科学的には立証されていません。」と前置きをしながらも、「そうした中、『疑わしきは罰せず』ではなく、『疑わしきは放置せず、それに即して予防せよ』というプラグマティックなアクションが、今回のCDPHのガイドラインだといえるでしょう。」と結論づけています。
そして次の章「特に気になる若年層への影響」では、CDPHのカレン・スミス局長の「10代は子供の脳が発達する時期であり、大人よりも携帯電話の使用による影響を受けやすい可能性があります。保護者の方々は、お子さんの携帯電話の使用時間を減らすことをぜひ検討して下さい。また、夜は携帯電話の電源を切るようお子さんを促すべきです」という言葉を紹介し、さらには「若年層のスマホ使用については、カナダ保健省も2011年、18歳未満に対してはスマホを含む携帯電話の使用時間の抑制を大人が促すべき、という提言を行っています。」や、「また身体的な悪影響以外にも、例えば米高級誌「ジ・アトランティック」の2017年9月号は、「スマートフォンが次世代を破壊してしまった?」という記事で、若い世代の精神面への害の可能性を指摘しています。」とCDPH以外の動きを続けて書いていますので、これは、基本的なスタンスとして、「子供への影響を注意喚起している記事」と言って差し支えないでしょう。
以上、長々と失礼しました。