京都鉄道博物館 ~年始の頭出しと古いパンフレット~
少し時間が経ちましたが、年始に京都鉄道博物館に行きました。
目的は「新春SL頭出し展示」です。
年始に東海道線に乗ると、京都駅の大阪寄りに車内から見えていて気になっていました。
年末に大阪方面へいく用事があり、そのついでに行ってみることにしました。
出発は神奈川で、青春18きっぷの3日間を利用しましたが、12月31日の15時ごろには大阪に着かなければいけません。
そのため新横浜~静岡間を新幹線ワープしました。
青春18きっぷの使用期間は12月31日~1月2日になります。
12月31日は朝6時を少し過ぎくらいに新横浜駅に着きましたが、大きな荷物を持った多くの人がいました。
新横浜6時48分、静岡7時47分着のこだま701号の自由席に乗車しましたが、車内は空いていました。特に階段から遠い車両は窓側席も空いていました。駅で待っていた多くの方は、のぞみやひかりに乗るようです。
新横浜駅構内には東海道新幹線60周年のパネルがありました。よく見ると、東急の「のるるん」や相鉄の「そうにゃん」も登場しています。
静岡から在来線に乗り換えて青春18きっぷを使用します。
2024年12月からの青春18きっぷは自動改札機が利用できますが、使ってみると便利です。
有人改札口できっぷの清算をしている人や、外国人観光客の案内をしているのを待つ必要がありません。
新幹線から在来線への乗換改札でも使用できました。ただ青春18きっぷを使う人で新幹線に乗る人は少ないかもしれないので、この点はあまりメリットはないかもしれません。
少なくとも自動改札機がある駅では使い勝手が良いです。
東海道線の静岡駅では、ホームの駅そばに多くのお客さんがいました。年越しそばでしょうか。
静岡8時6分発、浜松9時17分着の普通列車に乗ります。
浜松では9時23分発の豊橋行きが停車していましたが、その次の9時44分発大垣行特別快速を待ちます。
約2時間乗車して大垣に11時47分に到着し、12時11分大垣発、米原12時46分着の普通列車に乗り換えです。
12時2分に豊橋からの列車が到着すると、ある程度立っている人がいる状態になりました。この列車の所要時間は35分ですので、立っていたとしても気になりません。首都圏のラッシュ並みだと辛いですが。
米原から12時50分発の姫路行新快速に乗換です。新快速は到着したホームの向かい側に停車していて、大垣から到着した列車と向かい合う車両は混雑しますが、前の方に行けば空いていることがあります。
ホームの前の方へ歩き、座ることができました。その後、目的地へ向かいました。
さて、用事を済ませて京都鉄道博物館へ向かいます。
京都鉄道博物館の年始は1月2日からです。
京都駅から嵯峨野線に乗りますが、昨今報道されているように列車を待つ人でホームは大変混雑していて、到着後に乗り込んだ人で車内も混雑しています。
しかしよく見ると、「列車の前の方は空いています」という旨の掲示がありました。前の方に行ってみると・・・座れました。と言っても乗るのは一駅なのですが。
普段は機関庫の中にいる蒸気機関車達が、日の丸を付けて表に出ています。
家族連れや、マニアな方々で賑わっていましたが、中には機関車の前でジャンプしてスマホで撮影しているノリノリの若い女性達もいました。
全ての機関車の前で、タイミングや写りを確認して何度もジャンプをしていました。ただ跳ぶのではなく「イェーイ!」という感じを体いっぱいで表現していましたのでかなり体力が必要だと思います。若いって素晴らしい。
機関車の周囲ですが、時々人の流れが増えたり途切れたりすることがありました。嵯峨野線の電車が駅に到着したり、動態展示の機関車が到着したタイミングで人の流れが増えるようです。
また、動態展示の機関車が出発するタイミングではそちらに見学に行くのか、少し人が減るようです。
当日は、開館したらすぐ見学して30分程度で帰る予定でしが、頭出しをしている機関車や、展示運転を見ていたらついつい長居をしてしまいました。
しかしのんびりしていると帰れなくなりますので、帰宅の途につきます。
ところで、小学生の時ですが梅小路蒸気機関車館と呼ばれていた頃に行ったことがあります。探したらパンフレットが出てきました。
パンフレットは三つ折りで、表紙の部分はC62の2号機です。展示運転線は今と違いますね。
展示運転は、転車台で機関車が回転していたように記憶しています。
入場券の日付は昭和51年です。大阪鉄道管理局の発行になっています。
さて、嵯峨野線で京都駅へ向かい、折角ですので関空特急「はるか」のホームを見に行きました。「はるか」を間近で見るのは初めてかもしれません。
「はるか」は30周年なんですね。ラッピングが追加されていました。先頭車の上部に追加されたラッピングを見ると、運用されている2種類の車両が小さく描かれていました。とりあえずイラストを入れただけではないところに、担当者の思い入れが感じられます。
また、あらゆるコラボをこなすことで働き者として知られるキティさんですが、ここのホームでも働いていました。「はるか」が山科まで延伸されたらキティさんも転勤になるのでしょうか。
「はるか」のホームは個人的には色々と発見があり楽しかったです。
ここから東海道線を乗り継いで神奈川へ帰ります。
米原で乗り換えですが、大垣方面のホームに移動する通路に井筒屋の臨時売店が出てお弁当を売っています。
タイミングがあえば弁当を買っていたのですが、この時に3月20日で駅弁事業から撤退することを知りました。実際の販売終了は2月末のようです。
時代の流れ、状況の変化とはいえ寂しいですね。
「湖北のおはなし」が知られていますが、この牛肉弁当は冷めても美味しい牛肉弁当です。柔らかいですし、ご飯が進みます。
さて米原から大垣行きに乗り換え、大垣から豊橋行きに乗り、豊橋で乗り換えです。
豊橋では「大あんまき」を買いました。豊橋は改札内に成城石井もあり買い物には便利です。
この後、静岡、熱海で乗り換えてひたすら普通列車に揺られて帰宅です。
実はこの旅行のあと、2月にも用事の途中に米原駅に寄ったのですが、駅構内の井筒屋の売店はお弁当が売り切れになっていました。そこで途中下車して駅前のキッチン井筒屋へ行ったのですが、そこも売り切れでした。
無くなるとなると、皆さんいらっしゃるのですね。かくいう私も年に数回の買い物でしたが。
うどんはあるとのことでしたので、肉うどんをいただきました。











■ 青春18きっぷ(2025年春季)
販売期間:
[3日間用]2025年2月14日~4月8日
[5日間用]2025年2月14日~4月6日
利用期間:
[3日間/5日間用]2025年3月1日~4月10日
運賃:(大人/子供同額)
[3日間用]1万円
[5日間用]1万2050円
https://news.yahoo.co.jp/articles/8983f426a81d8a1dd0249e95a96844958c00af7f
>> 熊猫大王 さん
JR各社独自のおトクなきっぷはありますが、各社をまたぐのんびり旅には18きっぷが便利ですね。引き続き販売されることに安堵です。
と思っていたら、JR東日本は「首都圏週末フリー乗車券」「首都圏週末フリー乗車券」「東京フリー乗車券」「週末パス」の販売を終了するようです。
「週末パス」は使い出がありましたので残念です。