GeForce RTX 5090/5080
といえば、最近リリースされたNVIDIAの最新GPUですが…
首記チップ搭載のグラフィックボードが数十万円にもかかわらず飛ぶように売れているそうです。
ただ…
消費電力は大きいわ(RTX5090で定格で575W)、発熱は大きいわ、何やら接続したコネクタが溶けるわなんて話まで…
NVIDIA製の高性能GPU「RTX 5090」のユーザーが「電源コネクタが溶けた」と報告
https://gigazine.net/news/20250212-rtx-5090-power-connector-melting/
GeForce RTX 5090 は正規ケーブルでも溶損不具合のリスクあり。 コスト優先の設計が原因?
https://gazlog.jp/entry/geforce-rtx5090-melting-connector/
そのうち自主回収なんてならなければいいですが。
6 件のコメント
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※アメリカ市場に持って行かれたというのがもっぱらの話&日本で売ると中華テンバイヤーが買うわけでして
製品によってはシャント抵抗をケチらないところもあるので……かといって、買いたくても売ってないし。
たぶん自主回収モノになったらドロン…
特に最上位のGeForce RTX5090の入手は主要店舗のみで数台といった感じで抽選販売をしていて入手は非常に困難です。
また、前世代のRTX4090は高性能過ぎて2023年10月から中国への輸出が米国輸出規制によって原則輸出出来なくなり、より高性能なRTX5090も同様の規制対象に入る事から秋葉原のパソコン工房で混乱が起きたのだと思われます。(^^;
性能に関してはRTX5090はCUDAコアが21,760基もある化け物GPUですので、PCショップで販売された40万円半ばくらいの販売価格分の価値はありますね。
・【PC Watch】GeForce RTX 5090と4090のスペック詳細を比較
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1656874.html
もし、電力バランスの問題があるなら改善しないとNVIDIAやカードベンダーの信頼が落ちる事になるのでなるべく早期に解決していただきたいと思いました。
一方でRTX5080については新機能はあるものの、性能やVRAM容量が前世代最上位RTX4090以下という感じなので、今の販売価格だとコストパフォーマンスは微妙な印象です。(^^;
ちなみに、数週間前に地元のパソコン工房でASUS製 RTX4090の中古品が30万円程で出ていたのを見かけて驚きました。
実物を見かける事も滅多にないパーツなのでこれが4090なのかとお店で少し興奮してしまいました。(^^ゞ
…もし、5090狙いで先に売っていたとしたら手に入らなくて4090売った事を後悔してそうな気もしますね。(^^;
近年、NVIDIAのGPUはAI需要が旺盛なのと最近、モンスターハンターワイルズという人気タイトルが発売直前でゲーム需要もあったりして上位製品を中心にグラフィックカードの品不足で価格が上昇しています。(^^;
これが解消するのはAMDからRadeon 9000シリーズが発売となる3月以降だろうなと思います。
それで結局飛びつくのは転売ヤー…?
個人的にはエコでも経済的でもない過剰機能感が…。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/1656758.html
「半導体の製造コストは、ダイサイズの大きさに比例するどころか、指数関数的に響く。特に大きなダイサイズの製品は、歩留まりと呼ばれる良品率を上げるのが難しいため、製造コストが桁1つ違ってくる場合も多い。」
「ただし、AD102と同じプロセスノードであるTSMC 4Nを利用してこれだけのアップデートを行なったことで、ダイサイズは608.5平方mmから750平方mmと、Turing世代のTU102の754平方mmのレベルまで戻っている。」
現状の技術では、ダイサイズ750平方mmが、製品化の「限界」と推測されます
(ダイサイズの大型化は、歩留まり悪化、製造原価上昇を引き起こす傾向。
ダイサイズ増でトランジスタ数が増加した場合、発熱量も増加する傾向)
あと、現在は露光装置の関係で300mmウエハを一度に露光できません。たとえば2019年の福田さんの記事を見ると「NAが0.33のEUVスキャナでは(略)ウェハ表面で1回のスキャンによって露光する領域(フルフィールド)は幅26mm×長さ(スキャン方向)33mmであり、面積では858平方mmとなる」となるわけです。
ただ、IntelのFoverosのように複数ダイをパッケージングする技術を使えばパッケージ当たりのダイサイズを広げることができるので、話が変わってきます。