UQモバイル契約したら、SIMが「5G SA」でした（スマホとセットの場合）

先日、某家電量販のUQ mobileコーナーで契約したのですが、SIMがなんと、「5G SA」でした。

UQが「5G SA」、19日スタート
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1648522.html

昨年12月19日からスタートしていたとのことで、スマホとセットで契約した場合は必ずこの5G SAのSIMとなり、その場合従来のNSA SIMを選べない（システム上そうなっている）のだそうです。今回はFCNTのarrows we2とセットで申し込んだので、必然的に受け取ったSIMも5G SAのSIM（画像下の「UQ mobile nano IC Card 05」）でした。
SIMだけで契約する場合は選べるとのこと。

「マルチ」サイズだった従来のNSAのSIMカード（画像上）とは異なり、nanoサイズオンリーに変更されています。

今現在au/UQ mobileで発売されているスマホはすべて5G SA対応となっているので、SIMもそのようになっているとのこと。5G SAとはいっても、4Gを全く使わないという訳ではなく、5Gのコアネットワークを利用しつつ、5Gの電波が飛んでいない場所では4Gを掴むので、エリアが限定されて使いづらくなるという不利益はないのでそこはひとまず安心、ということだそうです。

ちなみに、5G SAのSIMのMCC+MNCを見てみると440-54（従来のNSAは440-51）となっていました。この440-54という番号、実は2022年3月で停波したau 3Gネットワーク時代のSIMで使われていた番号を、ここでまた使ってるんですね。

気をつけなければいけないのは、このSIMは5G SAに対応した端末じゃないと使えないこと。私の手元にOPPOのReno 9AとおなじくOPPOのA55S 5G（共に楽天mobile版）があるのですが、Reno 9Aでは通信・通話とも可能でした（改めてAPN設定が必要）が、A55S 5Gではバツ印が出てアンテナピクトが立ちませんでした。また、5G非対応のモバイルWi-Fiルーター（W03）にも入れてみたのですが当然のように「圏外」表示でした。

Reno 9Aで使えたのは何故？という疑問は残るところかもしれませんが、Reno 9Aはau/UQ mobileからは発売されていないのですが、先代の7Aが発売されており、そちらが5G SA対応となっています。それもあって後継の9Aも対応しているのでしょうか。
https://www.au.com/mobile/product/sim/devices/

なので、5G SA非対応の端末で利用したい場合は手数料3850円払ってSIM交換の必要があります。

ちなみに、APNはSAでもNSAと同じAPNとなっています。