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プリンタをだまくらかした話

よりによって年賀状を刷っている時に突然動かなくなりました。メッセージは「赤のインクがありません」HPのofficejet7000というA3仕様のインクジェットプリンタです。4色のタンクで、調べてもいっぱい入ってます。ちなみに互換インクです。高いですからね。10年近く使っています。

色々調べるとどうもショット数を勘定して、純正インクを取り換えるとカウンターがリセットされるようなことらしく、互換インクばかりを使っていたために上限に達してしまった模様で、確信がある訳ではないけれどとにかく純正品を買ってきました。互換品ならこの値段で4色買えるよ!と思いながら。
果たして状況が変わりました。今度は「もうすぐ無くなるよ」のサインです。これは新品だから絶対におかしい、接触不良か?ということでアルコールをつけた綿棒で電極を拭いてみたら、今度は「青がない」これは新品の互換があったので交換。こっちは事前にアルコールで電極を拭いておきました。電極は金メッキだけど、埃をかむかも知れませんね。

これでめでたく動き始めるだろう・・と思っていましたが、「HP製でないカートリッジが使われている」と言うことでやはり動かない。ならば、と赤を互換品に戻しました。メッセージは消え、動くようになりました。よかったよかった。(笑)

赤だけでカウントしているのか、他の色もやっているのかまでは調べていませんが、純正品を一時的に使うことでプリンタのメモリをだますことが出来たようです。他メーカーにも通用するかは分かりませんが・・・ヘッドが動かなくなるまで使うつもりです。

このプリンタ、言うことがトランプ大統領に似ているような・・・


6 件のコメント
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もともと HP製のプリンタインクは特殊配合(リアクティブインク)なので純正品以外を使用した場合の製品保証は一切ないのが謳われていますから、壊れても修理などは受けてもらえないのを覚悟の上で使っているのであればよいかと。

それと HPのプリンタに限らずカラーマネージメントの関係上、純正インクと互換インクを混在した場合は、昨今の製品だと印刷しないでインク交換を促すようにメッセージが表示されます。意図した色彩と異なる状態になったら困る、というやつですね。

私の場合は OfficeJet Pro 8600を使用していますが、これは全色顔料インクかつ特殊配合なので純正、またはそれに酷似した成分のインクでないと内部で詰まってしまうことがあるので純正インクしか使っていません。高いですけどねえ。(涙)

HPの場合はインク再灌流メカニズムも持っていること、最悪「プリントヘッドユニットだけの交換が簡単にできる」こと、紙送り以外のメカニズムがかなり強いので、量を印刷する場合には選択肢として悪くないんですけどね。あとはブラザー辺りでしょうか?。
老父
老父さん・投稿者
ベテラン
ばななめろんさん いつもコメント有り難うございます。
印刷業界の方かとお見受けいたしますが、私はとある顔料メーカーで分析の仕事をしておりました。HPのインクはD社製であると聞いております。
担当は違いますが分散技術担当に聞いてみると分散媒、分散剤、安定剤などから見てあまり突飛な成分のインクは事実上作るのが困難と言うことで互換に走りましたが、今回初めてこういう場面に遭遇しました。

用途はのし紙の上書きが主ですが、趣味の舞台台本や進行表の作成もといったところで、カラーとは実はあまり縁がありません。古くもなっているので修理より買い替えの方が現実的かと思っています。また田舎なもので920インクは通販に頼るしかありません。178は置いているのですが・・・

それにしてもHPの印刷は速いですね。Canonを初めて使ったのですが、遅いのに驚きました。サプライは圧倒的にCanonが便利です。こっちも安いとは言えませんが。タンク容量からしたらHPの方がコスパはいいのかしら、とも思います。
老父さん>

あ、私はIT業界の人間ですので(^^)。そういう意味では老父さんの方がご専門だと思います。

私自身プリンタはいくつかのメーカーを使いましたけど、インパクトプリンタは一時期の EPSON辺りで、インクジェットは基本的に昔から HPを使っています。
何だかんだいっても「メカが頑丈」なので、正しく扱ってやれば「紙送りローラーを除いて壊れる部分が少ない(くらいに頑丈な設計をしている)」ところから選択しています。

> また田舎なもので920インクは通販に頼るしかありません。
> 178は置いているのですが・・・

900番代の Officejet製品群向けインクは都心でも一部の量販店を除いておいてないですね。私はいつもヨドバシカメラで購入しています。(3本以上買うとちょっとだけ割引が入るので)
178などの家庭用に拡販したモデルだけは何故か互換インクが出ていますけど、あれって確か染料インクがメインだったので水に流れてしまうことから私は避けていました。その頃は Officejet Pro K550使っていました。

※連続インク供給改造をして使っている方もまだいらっしゃる
 ようです>Officejet Pro K550

> それにしてもHPの印刷は速いですね。Canonを初めて使ったのですが、
> 遅いのに驚きました。サプライは圧倒的にCanonが便利です。
> こっちも安いとは言えませんが。タンク容量からしたらHPの方が
> コスパはいいのかしら、とも思います。

HPの場合はコンシューマ向けではなくビジネス向けのインクジェットがお得、と感じますね。廃インクパッドも内部にあることはありますが、かなり印刷しても溢れることはないですし。インク再還流システムが進化している昨今の機種では本当にインク消費量が少なくなっています。仰るようにコスパは悪くないかと(^^)。

それとビジネス向け機種の場合は「交換用ヘッドを販売している」ので、最悪交換用ヘッド(+ヘッドのセットアップ用インクも同梱)を購入すればヘッド故障も直せますし。うちも一度ヘッドが壊れて HPに発注しようかと思いましたが、HP様のご厚意でご提供いただいたことが有ります。
老父
老父さん・投稿者
ベテラン
ばななめろんさん
分析の立場からしますと、クロマトグラフと質量分析計のおかげで、成分はすぐにはだか状態に出来ます。安全衛生の面から引火性の強いもの、ヒトに有害なものはできる限り使わないようにします。ですから原料はおのずと限られてきます。あとは品質管理になりますが、これはどんなものか分からないので最低価格のやつは避けています。半分ばくちですね。

HPはDeskwriterのころから使っています。若い方はご存知無いかも知れませんが、macで使えるのがこれしかない時代がありました。今は使っていませんが、とにかく頑丈で、HPに好感を持つ理由のひとつです。CMしてないから売れないのでしょうか。

ヘッドも入手できるのはありがたいですね。死ぬまで使えるかも。(笑)紙送りの交換パーツもあるんでしょうか?ここは工場送りかも知れませんね。
老父さん>
> 分析の立場からしますと、クロマトグラフと質量分析計のおかげで、
> 成分はすぐにはだか状態に出来ます。
(略)

さすがご専門で。私はそこまで詳しくないのでためになります。ありがとうございます。

> HPはDeskwriterのころから使っています。
(中略)
> CMしてないから売れないのでしょうか。

Deskwriterですか。懐かしいですねえ。久しぶりにその名前を目にしました(^^)。
HP製品が量販店での扱いで日陰に追いやられている最大の理由は「HP Directplusによる直販をメインに切り替えた」ため、量販店へのリベート(販促費用など)が減少したり、PC関連を含めてのパーツ類も直販へ切り替えた事が挙げられます。結構な量販店がこれで HP製品の取扱いを一気に手控えましたからねえ。

※うちは PCやプリンタ以外にも LCDやネットワーク機器(HP ProCurve)も
 含めて HP製品が多いので、一時期は大打撃でしたが、よくよく考えると
 使ってる製品がほぼ全て法人向けカテゴリなので、Directplusの
 アカウントを法人扱いで作ってもらって事なきを得ました。
 どういう登録になっているのか、ちょっと考えてしまいますけどね(^^;;;)

ちなみに紙送りローラー部については劣化を防止するためにある程度メンテナンスするしか無いですねえ。ローラー部分だけ簡単に交換できない製品が多いので。私の場合は定期的に消しゴムで擦ったりして誤魔化しています。お薦めできる方法ではありませんけどね。:(
HPの一番の弱点がこの紙送りローラー周辺なんですよねえ。日本の紙と相性が悪いというか.....(涙)。
老父
老父さん・投稿者
ベテラン
ばななめろんさん
>Deskwriterですか。懐かしいですねえ。久しぶりにその名前を目にしました(^^)。
おお、ご存知でしたか。お仲間お仲間!当時あのきれいさには驚きましたね。Truetypeとか。

日陰者扱いはやはりカネでしたか。無理ないですね。

>紙送りローラー部については劣化を防止するためにある程度メンテナンスするしか無いですねえ。

そうですか、滑って裏側にローラー痕があるのは見たことがあります。消しゴムねえ!!思いつきませんでした。やってみます。

>日本の紙と相性が悪いというか.....(涙)。
日本の紙は品質が良過ぎるのかも知れません。にじみとか滑りとかの対策で、サイジングと呼ばれる松やに等を使った表面加工が為されています。滑りやすいのが仇になっているのかも知れませんね。
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