「2月7日 フナの日」—日本の淡水魚フナを知る記念日
2月7日は「フナの日」です。これは茨城県古河市の古河鮒甘露煮組合が2001年に制定した記念日で、「ふ(2)な(7)」の語呂合わせが由来となっています。
https://prtimes.jp/magazine/today/crucian-carp-day/
フナとは?
フナはコイ科に属する淡水魚で、日本の河川や湖に広く分布しています。種類としては、キンブナ・ギンブナ・ゲンゴロウブナなどがあり、特に琵琶湖周辺では「鮒ずし」として食文化に根付いています。
フナの食文化
日本各地でフナは食されており、代表的な料理としては以下のようなものがあります。
鮒ずし(滋賀県): 乳酸発酵させた発酵食品で、独特の風味が特徴。
鮒味噌(愛知県): フナを味噌に漬け込み、保存食として活用。
甘露煮(茨城県・古河市): じっくり煮込んで骨まで柔らかくした甘辛い煮魚。
フナの日の話題性
Twitterでは「#フナの日」がトレンド入りし、多くの人がフナに関する投稿をしています。フナの生態や料理、昔の鵜飼い漁の映像など、さまざまな角度から話題になっています。
また、「フナは食べたことがない」「いつか鮒ずしを食べてみたい」という声も多く、普段あまり意識しない魚ながら、日本の食文化に根付いた存在であることがわかります。
まとめ
「フナの日」は、日本の伝統的な食文化や淡水魚の魅力を再発見する良い機会です。この機会に、フナ料理を試してみたり、地域ごとのフナの食べ方を調べてみるのも面白いかもしれません。
2 件のコメント
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鮒飯が好きです。身をミンチにしているので少し小骨が残っている感じで子供の頃は好きではありませんでしたが、大人になってからは好きになり良くたべていました。
鮒のミンチは特定のスーパーや川魚専門の店でたまに見かける程度です。
よく「匂いが苦手」という方がいますが、
手間をかけてていねいにつくられた鮒寿司は美味しいものです。
あえて言うなら「チーズ」です。
どちらも発酵食品だから、発酵の過程をうまく管理しないと雑味や匂いの原因になるのでしょう。
日本には昔からこのような長期保存のための食品が多く考案され、現代にまで引き継がれたものもある反面、残念ながらそのレシピや製造方法すらわからなくなってしまったものあります。
(飛鳥時代の幻の乳製品といわれる「蘇(そ)」もその一つです)
古人(いにしえびと)が鮒を保存食として利用するために考案し、現代にまで伝わる鮒寿司。
悠久の時の流れに思いを馳せつつ、鮒寿司で一献。
至福のひとときですね。