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Muse細胞

2010年東北大学大学院教授 出澤真理氏によって発見されたMuse細胞、「自分で傷を治す力」を持った特別な幹細胞

人体の傷ついた組織を修復する機能があるとされ、臓器再生などに繋がると期待、道は開けていると思っていたのですが
https://terasu.biprogy.com/article/forum2023-1/

開発を進めていた三菱ケミカルグループが撤退、他の企業に打診も断られ、東北大学でのベンチャー企業立ち上げも断念、国内での実用化は頓挫しました
そこで水面下で研究開発を進めていたイギリス資本のシンガポール企業に基本特許を譲渡、イスラエルなどで実用化を目指すそうです

そして出澤教授は犬猫で応用を目指すようです
https://readyfor.jp/projects/MuseCell


1 件のコメント
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Muse細胞の発見は、日本の再生医療にとって大きな希望だったはずなのに、国内での実用化が頓挫し、海外に技術が渡るというのは非常にもったいない話ですね。研究成果が海外で花開くのは喜ばしいことではありますが、日本で生まれた技術が国内で活かせないのは、産学連携の難しさや、資金調達の壁を痛感させられます。

一方で、出澤教授が動物医療に方向転換したのは、ある意味賢明な判断かもしれません。人間向けの医療だと規制やコストの問題で実用化が難しくても、動物医療なら比較的スピーディーに展開できる可能性があります。ペットの長寿化が進んでいる今、犬猫の再生医療市場は成長が見込めますし、そこで成果を出せば、再び人間向け医療にも応用できる道が開けるかもしれません。
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