🍅農家は出し惜しみできるのか?🥬
特定個人に向けたスレじゃないのですけど、「農家は出し惜しみできるのか?」という話。
私は農家じゃないので定かじゃないのですけど、いくつかの情報を交えると「出し惜しみはムリじゃね?」って推測しています。
出し惜しみするには、農作物を貯蔵するスペースが必要になるはずですけど、ネットの農家垢をみていても、「農家は出荷調整できるような倉庫は持っていない」という話らしいし、
飼料や農工具をしまう倉庫はあるだろうけど、田畑が広がる田舎をドライブしていても、収穫物を保存するような建築物ってあまり印象にありません。
基本的には農家さんはJAや流通業者と市場に出すタイミングを決めて栽培や収穫をしているということだろうし、
農家が出荷量を決められる可能性があるとすると、種や稲を植えるタイミングぐらいみたいです。
(或いは出荷せずに廃棄するぐらい?)
ネットでは「農家が流通もやればいいじゃん、ネット通販すればいいじゃん」というアイデアを考える人もいるようですけど、
数10トンとかそういう大量の出荷をしている農家が農作業をしつつ、日々、数百戸、数千戸?の家庭に直販できるはずもなく、大量の出荷に対応できるJAやカルビーやAmazonみたいな業者は必須って話のようです。
それと、農家は野菜が高く市販されていたとしても、農家が割高になった分、儲かるということもないらしく、
昨今のエネルギー価格や飼料価格も高騰しているので、市井の人が想像するほど潤ってはいないという話もあるみたい。
天候問題もありますが、米余りと言われた昨今、生産調整した農家や高齢で廃業した農家もあるだろうし、お米や野菜を食べたいなら「食べて支援」って事になっちゃうのかも?
15 件のコメント
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天候悪化被害で、収穫が減ると市場価格が上がるだけだと思います。
昔の米の減反の感覚が野菜もかと感じるかもしれませんね。
今や、JAはまともに機能しておらずJA離れは加速しています。
JAサービス全てがおかしな状態であるように感じます。
しばらくすれば、原油価格が下がり輸送コストが野菜価格に反映されるかと思います。
>> 与作のラーメン さん
農家さんのネットコメントみていると、意外とJAを支持している人も目立つのですけど、多様化はしているのでしょうね。物価上昇もあるでしょうけど、農業は高齢者の比率が高いので、引退していく人も多いのでしょうし、国産に頼るのも難しそうだし、そうなると農作物は輸入量が増えそうです。
工場の国内回帰の動きはありつつも、円買い要素が少ないので、なかなか厳しそう…
直売というと鎌倉レンバイや横浜の矢島農園あたりを連想しますが、その日採れたものを売るので、売れるものが無くなったらお仕舞い、安定供給とは無縁です。安定供給もコスト負担なく実現できるものではないので、デフレ感覚に執着することなく、モノの価格は上がるものという意識が必要と思います。
>> gavotte@新型NISAウイルス さん
>投稿の背景がわからないのですが、価格高騰に便乗して農家がボッテるんじゃないみたいな話はい、そうです。
ネットで散見するし、実際どうなんだろう?って思いまして。
ご指摘の通り、安定供給にはコストがかかるワケで、国や団体に安定供給を求めるとしても、かつては「補助金けしからん」ってなった経緯もあるし。

量的調整(出荷調整)しにくい「生鮮食品」ゆえに、価格が乱高下しやすいと考えられます
(量的調整ではなく、価格調整される)
(画像)
農産物の価格はなぜあげられない?(前編)2023年
食料安全保障と農業のキホンの「キ」(6)
https://www.mri.co.jp/knowledge/column/20230925.html
『しかしながら、生鮮野菜などの一般的な農産物は、少し事情が異なる。まず、もともと安価な商品であり、食べたい人は既に必要な量を購入済みである場合が多く、100円が50円になったからといって、さらにたくさん買ってたくさん食べよう、ということが起こりにくい。そして、基本的に鮮度が商品価値を左右するため、買い置きや買いだめによる需要増もあまり期待できない。したがって、赤線の需要曲線が、一般商品の場合よりも「立っている」のである(図3-2赤線と図3-1赤線を比較されたい)。
さらに、最大の違いは供給側にある。多くの農産物は、短期間で生産量を変動させることはできない。1年に1作であるケースも多い。そういった農産物の場合、農家は「作ってしまったものは、価格がいくらであっても、出荷して販売するしかない」のである。そのため、青線の供給曲線は「ほぼ、垂直に立っている」、と考えることができる。』
『「豊作貧乏」と「作り捨て」の構造』
農産物の価格はなぜあげられない?(後編)
食料安全保障と農業のキホンの「キ」(7)
https://www.mri.co.jp/knowledge/column/20230925_2.html
>> _カブ さん
生鮮食品は変動が大きいので、消費者物価指数でも「生鮮食品除く」となっていますもんね。米が高いので、最近、米の消費を減らして、小麦をよく食べてます。
気休めですが、小麦が急騰してもいいように、小麦のETFを少し買ってます。(^_^;)
>> アッカリ〜ン@_@….,….,…😅 さん
小麦ETF、じわじわ上がってますね!商品取引でリスク対応するというのも、アリですね。
私はCFDやっているので、商品も時々買います〜。
コーヒーやカカオが高騰していますし、他の穀物にも波及しそうですよね。
正直なところ「出し惜しみ」というワードにはモヤッときます。
農家は慈善事業でもなければ、消費者の奴隷でもないですよ。1円でも高く売ろうと、機を見て出荷することは、そんなにあくどい事ですか?
暑い日も寒い日も畑に出て汗水流して作ったものが15kgあたり50円とかで買い叩かれたら…どんな気持ちになると思いますか?
>> スパイシーニョ@旧しっかり八兵衛 さん
農家さんからみたら、その指摘はもっともだと思います。>機を見て出荷することは、そんなにあくどい事ですか?
それほど悪どいとは思わないのですけど、売値を釣り上げるためにタイミング良く出荷できるものなのでしょうか?
農家さん側では売値をコントロールできる幅が狭いから、苦労されているのだと思っていたし、
生鮮食品は出し惜しみなんてしていたら、「傷んでしまって出荷できなくなるだろうから、そんなことするんだろうか?」って疑問だったのですが…。
不作の時や豊作の時は多少はコントロールしてるのかも知れないけど、
近隣の農家さんともイザコザが起きそうだし、それほど都合よくコントロールできないから、生産者の方達は苦労されているのだと推測していました。
やれたとしても、ほどほどなところで収束すると思っています。
なので、特に悪いとは思っていないです。
>> トッチン@寝不足 さん
それは作物にもよるでしょうし、どこに出荷するかにも左右されます。意図的にコントロールするのは難しいですが作物によっては「今は売りに行くべき」「今、出荷したら買い叩かれるかも」くらいは把握してますよ…皆さん、遊びじゃないんで。
また、僕の高校の先輩なんかはデコポンか清見か不明ですが長期保存してるみたいです…夏頃になっても倉庫の裏にあるホシザキの室外機が動いてるんで、ほぼ年中と言っていいくらい品物持っているかもしれないです。
ちなみに憶測なのは、その先輩が僕に挨拶すらしないからです。完全に無視されてます。
僕が田舎の農作業の事を書いても、田舎の人達の描写が一切ないのは地元の人達が◯◯だからです。これはマイネ王では今まで伏せてた事です😞
まあ、仮に先輩と仲が良かったとしても絶対の絶対に真似したくないですが。日々の農作業に加えて、ずーっと商品管理しなきゃならんとか…正気の沙汰じゃないです😇
冷蔵したって腐りは出るだろうし本当に大変だろうなと思います。ちょっとくらい高く売れたって、そんなの僕は御免です。
なお憶測なのは、その先輩が(ry
うちもレモンありますけど…売ったことないです。こないだホムセンで皮剥いて食べられるレモン?の苗を1本、思わず衝動買いしました。それは商売じゃなくて、趣味の園芸です。
>> スパイシーニョ@旧しっかり八兵衛 さん
キャベツは、収穫せずに雪に埋めておくと、保存も効くうえに甘みが増してよいという話もあるみたいですね。倉庫を用いずとも冬季は保存が利くってのは面白いと思いました〜。
要は「より資本を持ってるところががっつりと高値で買っていく」。悪く言えば「札束で殴り倒して買い占める」という感じ。
資本でかっさらうのを禁止するのは自由経済の関係上、そこまで強権発動できませんが、
そうはいっても「食糧安全保障」の関係から今後は流通統制も考慮しなきゃならんのかなあ?と。
統制経済…どこかが好きそうなキーワードですねえ…。