柑橘特集!! あなたの知らないミカン

皆様、ミカン食べてますか？
高いので、なかなか手が出せないですかね😥

今年（昨年というべき？）は元々、裏年なんですよ。それに加えて、異常な暑さが長く続いてみたり、カメムシ被害など…いろいろ重なった結果、全国的に不作なんですよ。

本当、洒落にならないレベルの不作なんですが…まあ、湿っぽい話はやめましょう。
代わりに、ちょっと珍しいミカンの話でもします。

この、2つのミカン。まあ、そこそこ珍しいんじゃないかと思います。
クイズにしたら多分、当たらないんで直ぐに明かします。

右…あまか
左…石地温州

なお、大きさは関係ありません。たまたま石地は小玉だというだけです。


石地温州は、このツルッとした滑らかな果皮が特徴的ですよね。この品種の大きな強み…それは、浮皮になりにくいということです。（しかし、もちろん欠点もあります。欠点は割愛します…）

じょうのう膜が柔らかく、甘みが強くて酸味は中程度。とても食べやすい品種です。明らかに他の温州ミカンとは違う風味があります。


あまかは、清見タンゴール×アンコールというかけ合わせで出来た品種です。
アンコールはアメリカで生まれた品種です。まあアメリカのミカンですかね。アンコールも果皮を手で剥ける品種です。

ご覧の通り…あまかという品種は、じょうのう膜が薄く、アルベド（白いわた）が少ないです。果肉は柔軟にして多汁。オレンジに似た香り。

知らずに、何かの間違いで口にしてしまったら「あの…異常な美味さのミカンは何だったんだ！？」と、記憶に残って忘れられないかも…🦆
（実際に、そんな人がいますｗ）


以上、少し珍しいミカンを2種、ご紹介しました。皆様、ご存知でしたか？このシリーズ…気が向いたら、またやるかもしれません。（年末くらいに）

では、良いミカンライフを！🍊