言葉遊び　マイネ王で遊ぶ

正月のゆったりとした時間に言葉遊びはどうでしょう？

先ずは各句の頭に「まいねおう」を読み込んでみた。

まどぎわの
いっこのはちに
ねをはりし
おれんじのはな
うるわしくさく

窓際の
一個の鉢に
根を張りし
オレンジの花
麗しく咲く


半年振りに再開した窓際園芸で咲いたキンセンカからの発想です。

次は各句の最後に「まいねおう」を読み込んでみた。

おもうまま
じゆうにいきたい
わがほんね
きんきのおおきを 　　　　　
のりこえいこう

思うまま
自由に生きたい
我が本音
禁忌の多きを
乗り越え行こう

次は各句の頭に「まいねおう」を上から、各句の最後に「まいねおう」を下から読み込んでみた。

まちであう
いつものよこがお　　　　
ねむそうね
おきゃくのこない　　　　
うらないしさま

街で会う
いつもの横顔
眠そうね
お客の来ない
占い師様

これらは折句（おりく）とか沓冠（くつかむり）という技法です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/折句

読み込む文字は何でもいいです。
例えば私の本名「ひじかけら」で一首

ひさしぶり
じっくりきいた
かのきょくは
けだしめいきょく
らぼえーむよ

久し振り
じっくり聴いた
彼の曲は
蓋し名曲
ラボエームよ

短歌の形式に拘る必要はありませんが文字数に制約を課すことで敷居を高くできます。

最後にマイネ王（特に掲示板）の繁栄を祈念して一首。

迎春街静謐　　新年を迎え街は穏やかである
気清鎮喧噪　　空気は清く喧噪を鎮めている
唯賑掲示板　　ただ掲示板だけは賑やかである
高翔舞音王　　空高く羽ばたけマイネ王