「AED」を使用してみた感想と問題点
以前の投稿
「野球観戦と血管年齢測定 からの心臓マッサージ」
https://king.mineo.jp/reports/285548
今年の9月にマツダスタジアムで高齢男性の救命処置をしたのですが、その時こんな感じでした。
・私を含めて約4名で救命処置
・胸骨圧迫後、自発呼吸が再開したので私は呼吸が安定しているか観察
・横にいたAさんBさんがAEDの電極パッドを装着して心電図解析
・当日配られていた氷の袋が破れて一部びちゃびちゃになっていたので電気ショックに備えてタオルで拭き取り(使ったタオルは後ろに居た方が差し出して下さいました)
この後
電気ショックが必要であれば音声ガイドの指示があるのですが…
観客の応援・歓声などの騒音で音声ガイドが聞こえませんでした。
実際、AさんがAED本体に耳をくっ付けてようやく確認が出来たみたいです。
結果として電気ショックの必要は無かったのですが、もし必要でその後も心肺蘇生が続いていたら如何なったのか。
一分一秒を争っている時に余計な事に時間を取られるとは…
一抹の不安が残る状況でした。
AEDにもいろんなタイプがあるのですが、スタジアムとか騒音のひどい場所では「液晶画面付き」機器の方がいいのでしょうね。
画面で操作状況が確認出来れば、周囲がうるさくても平気ですから。
それから
家に帰ってふと思ったのですが、
「ゲームを中断させる選択肢もあったのではないか?」
警備員と審判団の連携が必要になりますが、おそらくこの手のマニュアルはあるはずですよね。
ないのなら是非作っていただきたい。
一応カープ球団には要望としてメールを送っておきました。
11 件のコメント
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AEDの操作は「訓練」でやったことがありますが、屋外における騒音は盲点でした。勉強になります。
一般的になってきたからこそ、これもなんとかならないのかな、と思いますね。
お疲れさまです。
>> 電人 さん
>AEDの操作は「訓練」でやったことがありますが実際に触って体験しておくのは大事なことですね。
いざという時の為に。
せめてランプでの表示もあれば電気ショックが必要かどうか見てわかるのにね。
>> ぐ~たん さん
>一般的になってきたからこそ出始めの頃より使われる頻度は確実に増えているようです。
少しずつ改良(音声ガイドも含めて)されているようなので、声を上げるのも大事だと思いました。
てすが、そんな緊急事態に人間が判断する必要はなく、判断するほど冷静でいられないこともあるだろうから、電気ショックが必要かどうかAEDが判断してくれるもの。
私も訓練?で体験したことはありますが、離れて下さい。とか、ボタンを押して下さい。は音声ガイダンスでしたね。
確かに、周りがウルサいと聞こえないかもですね。
試合を止めたとしても静まるのかな?
一斉アナウンスで静粛にしてもらうよう協力してもらうとかなのだろうか。
ランプで合図とかでも、そのランプが何を意味してるか知ってなければ意味がないし。かといってそのためのマニュアルなんか入れていたとしても、緊急事態に読んでる暇がないだろうし、そうなるとやはり液晶表示が一番なのかな?
もしくは、イヤフォン入れておいて、スピーカーでも流れつつ同時にイヤフォンでも聞けるみたいな。
https://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/jleague/20240427-OYT1T50161/
海外の事例もありましたし、年に数回はあり、やはり主審な判断が鍵になる様ですね。
>> imaru2019 さん
>見て確認も大事ですよね液晶画面があるタイプだとかなり分かり易いようです。
>> ぴちょんくん さん
>海外の事例もありましたし、年に数回はあり動画を見ましたが「素晴らしい」の一言です。
今回のマツダスタジアムでもそうでしたが、皆さんの連携が良かった。
手を貸してくれた全ての人に「ありがとう」と、私がお礼を言いたいくらいです。
AEDには、音声ガイダンスのほか、液晶画面に次に行う行為を表示する機種がありますので そのような環境下だと 液晶画面指示のほうが良いのかもしれませんね。
>> よっちおじさん さん
>AEDには、音声ガイダンスのほか、液晶画面に次に行う行為を表示する機種がありますので価格の問題とかあるのかも知れませんが、液晶画面付きが主流になればいいですね。